昨日に続いて、丹波の山歩き。
多紀アルプスの西南方向にある白髪岳(しらがだけ)で、関西百名山です。
距離こそ短いものの、岩場あり眺望ありと変化に富んだコースに山歩きのおもしろさを堪能できました。

行程
住山登山口9:25ー9:46登り口ー10:14尾根道出合10:18ー10:41白髪岳(標高722m)10:54ー11:28鐘掛の辻ー11:38松尾山(標高687m)11:47ー11:50千年杉ー12:05卵塔群ー12:29登山口 距離約5.6km、所要時間3時間4分(休憩時間含む)


ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)


宿泊先のささやまホロンピアホテルから30分弱で、住山登山口の駐車場に到着。
有料駐車場の看板が立っていて、連絡先を確認していると、川のそばで作業していたおばあさんが、大きな声で、
「お金は要らないよ。キーをしっかり掛けて、行ってきなさい」。
お礼を言って、身支度を調えます。

駐車場のところは、二股に分かれていて、右へ行けば松尾山、左は白髪岳です。
道標のそばには、黄色やピンクの花が。
お出迎えしてくれているようで、うれしいですね。

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住山登山口にある駐車場、1台先着車。分岐点の道標

登山口を左にとり、白髪岳へ向かいます。
下山時は、右の道を下ってきます。
快晴の青空で、申し分のないコンディションです。

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分岐点になっている登山口、左の道をすすむ

しばらく舗装道をすすみます。
右手前方に、これから登る白髪岳。
さらに、すすむと道路は、地道となり栗の果樹園を見るようになります。
丹波地方は丹波栗で有名です。

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花の咲く舗装道をすすむ、右手前方に白髪岳

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栗の果樹園と白髪岳

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卯の花と白髪岳

林道に入ると、両脇は杉の樹林帯。
篠山市林道ワン谷線の標示があります。

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杉の樹林帯を通る林道ワン谷線

歩き始めてから、ずっとゆるやかな登り道です。
左手に堰堤を見て、登っていくと、東屋のある登り口に着きます。
ここにも車を数台、止めることができます。

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堰堤がある。登り口近くにはヤマボウシの花が咲いていました

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東屋の右に登り口がある

登山道に入ると、傾斜がきつくなってきます。
やがて、階段が続く登山道となって、これが尾根道まで続きます。

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登山道に入り、傾斜がきつくなる

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右に左に曲がりながら登っていく

部分的にゆるやかなところもありますが、ずっと急傾斜の登りです。
この急傾斜をクリアすると、尾根道へ出ます。

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急傾斜の登りが約30分、尾根道へ出る

尾根道へ入り、右に少しすすむと、休憩用のベンチが置かれていました。
東側に松尾山が見えます。

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尾根道に置かれているベンチ、松尾山が見える

尾根道に入ると、道はゆるやかとなりますが、長くは続かず、再び急傾斜となり、露岩の登山道へと変わってきます。

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ゆるやかな尾根道も、やがて急傾斜となる

露岩が目立つようになってくると、視界も開け、好展望の景色が目に飛び込んできます。
しばらくは、露岩の岩登りと展望を楽しみながら。
鎖場あり、ちょっとしたスリルも味わえます。

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露岩の目立つ登山道

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岩をつかみ登る

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鎖も設置されている

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岩場から見る景色

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快晴の下、吹いてくる風も心地よい

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スリル満点の岩場の縦走

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岩場を回り込むようにして登っていく、足を踏み外したら大変

人影は誰も見えません。
露岩に腰掛けて、この景観を独り占め。
ちょっと怖さもあるけれど、気分爽快。

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がっしりとした岩に、安全確保のロープが、幾十にも巻かれている

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後で登る松尾山の雄姿

岩場を乗り越え、樹林の道へ変わると、頂上はもうすぐ。

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樹林を抜け出ると頂上

山頂には二等三角点があります。
誰もいない静かな山頂。
良い眺め。
この景色を見ていると、何もかも忘れてしまいそう。

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二等三角点のある頂上

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南側の展望

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南側のパノラマ(画像をクリックすると拡大します)

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北側のパノラマ(画像をクリックすると拡大します)
眺望を楽しんだ後は、松尾山へ向かいます。
道標に沿って、北側へ下って行きます。

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北側へ下る、山頂付近から見る松尾山

今度は急勾配の下り。
ロープも張られています。
木をつかみ、ロープをつかみ、この急坂を慎重に下っていきます。

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かなりの急坂、誰もいませんが、石を落とさないよう注意して

急坂を下りきると、下り基調のゆるやかな尾根道となります。
689m峰の山腹を縫いながら、右に大きく旋回し、進路は北から東へと変わります。

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ゆるやかな尾根道、689m峰の右を北東から東に進路を変えていく

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緑に包まれたおだやかな尾根道、樹林の間から白髪岳が顔を覗かせる

尾根道になったところで、初めて一人の若い男性ハイカーさんに出会いました。
山に入って、人に出会ったのは、後にも先にも、この人だけでした。
ゆるやかな尾根道は、松尾山手前の鐘掛の辻まで続きます。

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尾根道の途中にある道標、軽快にすすむ

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白髪岳がくっきり

文保寺との分岐になる鐘掛の辻から松尾山まで、急登です。

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左は文保寺への道、この辻を南方向(右)に登っていく

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急登に変わる

最後の急登、ガンバッテ登ります。

松尾山は、広いスペースのある頂上です。
付近一帯は、南北朝時代に酒井氏の山城があったところとされています。
残念ながら、樹木に囲まれ景観はよくありません。
わずかに、北東側に木立の空間があり、そこから山が見えていました。

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松尾山山頂

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酒井城跡の標示がある

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わずかな空間から山が見える、中央が御嶽、左に西ヶ嶽、右に隠れているのは小金ヶ嶽?

下山は、卵塔群のある方向、南へと下っていきます。

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卵塔群へと下る

杉の木が並ぶ道をすすむと、大きな千年杉に出会います。

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杉の道をすすむと、千年杉

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じっと耐えて、どれだけの歳月をここで経てきたのでしょう

さらに下って行くと、20数基の卵塔が並んだ墓所へと出てきます。

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急坂を下っていくと、卵塔群に

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たくさんのお墓

卵塔群から尾根道伝いにひたすら下り、登山口に出ました。

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尾根道の下り

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田圃が見えてくると登山口

舗装道へ出て、右へ下れば駐車場です。

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 登山口を出たところから見た住山の集落

3時間余りの山歩きでした。
標高はそれほど高くない山ですが、変化があり、スリルもあって、とても楽しめました。
こんないい山なのに、わずか一人の人と出会っただけ。
下りたあとで、おばあさんにあいさつをしようと思っていましたが、駐車場にはデミオが1台、残っているだけでした。



2016.06.03 / Top↑
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