京都バスの三角点トレックで、滋賀県の白倉岳へ登ってきました。
白倉岳は、比良山系・釣瓶岳の西に安曇川を挟んで位置し、南岳、中岳、白倉岳、烏帽子岳などの小ピークが連なり、白倉連峰とも呼ばれています。
しかし、比良山系の山と比べて、印象が弱く、マイナーな印象があるのは否めません。
今回の三角点トレックがなければ、多分、登ることのない山でした。
さて、このマイナーな山、登った後の感想は?

行程
京阪出町柳駅8:10〜(バス)〜9:45日野橋9:50ー10:51道標1ー11:30道標2ー12:00東尾根分岐ー12:13南岳(標高940m)ー12:31中岳(標高945m・昼食休憩)13:12ー13:27白倉岳(標高949.9m・二等三角点)ー13:53烏帽子岳(標高917.5m)ー13:57村井分岐14:00ー15:28松本地蔵ー15:44村井16:00〜(バス)〜17:10京阪出町柳駅 距離約8.1km、所要時間5時間54分(休憩時間含む)

ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)

朽木栃尾の日野橋そばに、白倉連峰登山道と書かれた登山口があります。
橋の手前から長い行列。
今回はバス7台で、3百人近くの参加者。

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バスは日野橋の先に到着、登山口手前で長い行列

登山口からいきなりの急登が始まります。

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登山口から急登

長い急登でなかなかすすみません。
単独であれば、息の上がるところですが、この長い列、しょっちゅう休憩してるような感じで、楽して登ります。

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歩くより止まっている時間の方が長い

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長い急登

急登を40分ほど登ると、平坦になり、道標1の地点にやってきます。

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道が平坦になってくると、道標のあるポイントに

右手は自然林、左手は杉の植林帯です。

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道標付近の景色(右手)

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左手は杉の植林帯

小休憩をとり、しばらく平坦な道をすすみます。
そばに、ギンリョウソウを見かけました。

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平坦な道をゆく、ギンリョウソウが生える

やがて2つ目の道標の地点です。
自然林の新緑がきれいです。
このあたり、ユズリハが多く自生しています。

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二つ目の道標、ここでも小休憩

自然林の急登の道となり、見えてくる樹木の中には、大きなものも目にするようになります。

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自然林の中を登る

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コアジサイが咲いている、横倒しになった倒木がトンネルをつくる

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ブナが美しい

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この木も年季がはいっているなぁ

登りはじめは長い急登の連続でしたが、途中に現れる急登は、それほど長くはなく、ひと踏ん張りするとクリアできます。
樹林に囲まれた道は、展望はなく、たまに樹林の間に山の姿を捉える程度です。

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 急登の間には平坦なところもある、樹林の間に見える山

東尾根分岐まで登ってくると、白倉岳の標高ほどの高さとなり、ここから右に北の方角にすすみます。

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この急登の先が東尾根分岐

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東尾根分岐、ここから右に、縦走路となる

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東尾根分岐付近の景色

ここから、登り下りの繰り返しです。
下って、登り返すと標高940mの白倉南岳。

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下って登り返し、南岳

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南岳の標識

樹木に囲まれ、何の変哲も無い南岳。
ブナやリョウブの木が目に付く程度でした。
次は中岳、下って、登り返しです。

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南岳から中岳に向かう、ブナの木に付けられた矢印は、このトレックのため臨時に付けられたもの

正面に中岳が見えています。
下って登り返して中岳です。

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 正面、中岳

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下って登り返す

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白倉中岳

中岳には、形の変わった杉の巨木がありました。
展望がよくないので、これが一番、印象に残ります。
ここで食事タイム、なんとか座るスペースを見つけて、おにぎり昼食。

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杉の巨木、変化のある形が面白い

昼食を終えて白倉岳へ向かいます。

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中岳から白倉岳山頂へ

下って、登り返すと、二等三角点のある白倉岳山頂。
白倉連峰の最高峰ですが、ここも展望はなし。
山頂はたちまち、人だかりです。

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白倉岳山頂

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二等三角点、三角点を取り囲む参加者さん

三角点を確認して、またまた下って登ります。

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白倉岳から烏帽子岳へ向かう

展望がきかない中で、樹木の空間を見つけては、なんとか遠くに山を見つけます。
行列を成して続いているため、山座同定する余裕はありません。

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比良山系の山が見えている

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烏帽子岳に続く道

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遠くに見える山は、きれいな山

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どこを見ているのか、さっぱり分かりません

烏帽子峠を越えて、登っていくと烏帽子岳です。

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朽木小川地区の分岐になる烏帽子峠

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白倉連峰の一番北に位置する烏帽子岳

ここも変わり映えのしない頂きです。
東尾根分岐、南岳、中岳、白倉岳、烏帽子岳とピークを越えてきましたが、どのピークも同じような印象。
立て札が無ければ、写真を見ても、判別はつかないでしょう。

烏帽子岳もさっさと過ぎて、下ると村井分岐。真っ直ぐすすめば若狭街道桑野橋に続く道。
分岐を右に折れ、下ります。

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村井・桑野橋分岐

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村井へと下る

自然林の続く雰囲気の良い下りです。

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落葉のクッションが足に優しい

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こちらの下山道もコアジサイが多い

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これって、何の花?

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この木も大木だ

急坂を下り、牛コバを過ぎると、歩きやすい緩やかな下りとなります。
軽快に下ります。

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牛コバ付近の急坂

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ゆるやかな下り

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こんな道だと疲れない

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展望がイマイチなので、山の形がつかめません

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やっぱり山から山を見るのは、いいですね

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山を見ると、撮ってしまいます

登りの山道では、見ることのなかったイワカガミが、群生しています。
何度か山を経験して思うことですが、同じ山でも、方角によって、自生している野草が違います。
このイワカガミも、そう。

左手に小さな平屋の建物。
この中に松本地蔵と呼ばれる地蔵さまが祀られているようですが、戸が閉まっていて、見ることはできませんでした。

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イワカガミの群生と、松本地蔵の建物

松本地蔵を過ぎると、狭い石の急な下り。
ここを下り立ったところが、村井の登山口です。

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最後の急な下り

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樹林を抜けると、登山口は近い

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バスの待つ村井のゴール地点

登山口近くに、バスが待機していて、下山を告げてバスに乗り込みました。

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村井の登山口

なんとか一日、天候がもってくれました。
帰りに、ポツリポツリと雨が降り出しました。

急坂の多い山でした。
特に前半の急登は、このコース一番の急登で、かなりの傾斜です。

地図を見ると、地蔵山、釣瓶岳、武奈ヶ岳の西に対峙する山なので、その展望を期待しましたが、その思いは外れました。
新緑は美しく、目を見張る大木もいくつかあって、その点は見応えがあります。
自然林が多く、紅葉の秋や、落葉後の季節だと、違った印象をもつかもしれません。
多分、一人で、また登って来ることはなさそうです。
展望がきけば、いい山なのですが…。


2016.06.04 / Top↑
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