兵庫と鳥取の県境にある扇ノ山(おうぎのせん)に登ってきました。
関西百名山の一つです。
登山口までのアプローチは、公共交通機関では不便なため、マイカーで登山口のある鳥取県側の「水とのふれあい広場」まで行き、そこから歩き始めました。

行程
10:38水とのふれあい広場駐車場(標高1100m)10:48ー10:57登山口ー11:01小ゾッコ山小屋ー11:12上山高原・河合谷登山口分岐ー12:09展望台12:10ー12:15扇ノ山山頂(標高1310m)12:37ー13:40上山高原・河合谷登山口分岐ー13:54河合谷登山口ー13:58水とのふれあい広場駐車場 距離約7km、所要時間約3時間10分(休憩時間含む)


ルート

(▶印をクリックするとルートをたどります)

国道9号線を西に走り、新温泉町の昆虫館のところで左折し、上山高原へ向かいました。
ところが、ここから上山高原へ続く海上林道が分からず、途中で2度、現地の人に道を聞き、駐車場に着いたときには、我が家を出て4時間が経過していました。

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上山高原頂上付近、この道をすすむと、水とのふれあい広場に着く

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上山高原の案内板と上山高原避難小屋

駐車場には、4台ほど車が止まっていました。
駐車場の東に兵庫県側の上山高原登山口、西には鳥取県側の河合谷登山口があります。
舗装道の車道をしばらく下り、上原高原の登山口から登りました。

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水とのふれあい広場’(鳥取県側)

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整備された駐車場がある、少し東に戻ったところに県境がある

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道路の真ん中に県境表示、夢千代とラクダがデザインされている

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上山高原登山口に向かう途中から北側の眺望

駐車場からゆっくり歩いて10分ほどで登山口です。
いきなり階段道ですが、長くはなく、ブナの林をすすむと、すぐに小ゾッコの山小屋です。

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上山高原登山口

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登り初めて直ぐにブナの林

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小ゾッコの山小屋、屋根が急勾配になっている

ゆるやかな登り基調の登山道が続きます。
感覚的には、登っているというより平坦な感じで歩き易い道です。
ブナ林が特徴的で、大きなブナの木にも出会います。

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ブナの大木

やがて、河合谷登山口から登ってくる登山道と合流。
平坦な道は、なおも続きます。

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上山高原と河合谷登山口の合流点

気持の良いほどブナの林が続いています。
中には、どうしてこんな形になったのか分からない変形したブナがいくつも見られます。

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太い幹がぐるりと湾曲している

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変形したブナの木にツタ類などの植物が共存している

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じっと見ていると、何かの形に見えてくる
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ササと変形したブナ

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ちょっとセクシーなブナ

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自然が作り出す美しさ

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大空に向かって伸びるブナ

この道は、中国自然歩道になっていて、立派な道標や案内板が、設置されています。

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道標には、距離表示もされていて、目安を付けやすい

道は途中に、小ゾッコ山と大ゾッコ山の2つのピークがあり、この前後は急坂となります。
延々と続く坂ではないので、一踏ん張りすれば大丈夫。
急坂のところには階段道が整備されています。
ゆるやかなところは、木の根っこが縦横に張り、なかなかにいい雰囲気の道です。

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根っこの織りなす模様が美しい

樹林帯の中を行く道なので、展望が効かないのが、残念ですが、ブナをはじめとする自然林の美しさが、それを補っています。

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自然林の中をすすむ

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湿地帯のところには、木道が設けられている

大ゾッコを越えて、鞍部へ下り、登り返すと頂上が近くなってきます。
頂上の少し手前に、木製の展望台が設置されていて、ここから西側の眺望が開けます。
眼下には鳥取市内が見えるのですが、生憎、もやっていて、はっきりとはしませんでした。

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鞍部から登り返すと、展望台がある

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展望台からの眺め、鳥取市内や中国山地がうっすらと見える

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テラス風の立派な展望台

展望台から5分も歩けば、扇ノ山頂上です。
頂上に着く前に、珍しいキノコを見つけました。
ギンリョウソウも、たくさん顔を見せていました。

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展望台から頂上へ向かう

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珍しいキノコと花?

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新しい芽やひっそりと咲く花

変形したブナのアーチをくぐると、避難小屋のある頂上に着きました。
あっけなく頂上に着いてしまった感じ。
駐車場から、ゆっくりした足取りでも、1時間半ほどです。

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腰をかがめてくぐると、その先に小屋のある頂上

二等三角点があり、ベンチのある広い頂きです。
周りを木立が囲み、眺望はイマイチですが、小屋の2階に上がると、少し展望がよくなります。

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頂上の案内板と二等三角点

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避難小屋

頂上付近は、小さな黒っぽい虫がたくさん飛んでいて、身体にまつわりついてきます。
避難小屋の2階に上がって、展望を兼ねて小休憩。
そこそこの広さはあります。

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2階の休憩室

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南側の眺望、氷ノ山が見える

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ズームアウト(南側)

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西側方向、鳥取市内、霞んでいてよく見えません

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東側、兵庫県美方方面

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北側、上山高原方面、樹木が邪魔して高原が見えません

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頂上付近には、この樹木の花が目につきました

頂上で20分余り休憩して、バナナとカステラ饅頭で軽い捕食。
お昼時でお腹が空いていますが、昼食は山を下りてからの楽しみ。
登ってきた道を下ります。

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ブナと雑木の林を下る

下りも、まわりをきょろ見回しながら、まったりと歩きます。
ブナにとりつくツタやカエデ。
シダや名前の知らない山野草が、共存していて目を楽しませてくれます。

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カエデにツタ

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苔むしたブナの根元には新しい生命が

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これは何の花?

きれいな新緑のブナ林を見ていると、紅葉のブナも見てみたい気になります。
きっと、素晴らしい紅葉が、違った景色を奏でてくれるでしょう。

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下りで撮ったブナ林、紅葉するとさぞかしきれいでしょうね。道脇に杉の大木

ブナ林が主役の扇ノ山ですが、目を見張る杉の大木もあります。
ユニークな形の杉があり、近寄ってみると、中に仏さまが祀られていました。

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中が空洞になった杉の大木

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子どもだったら、上に乗って大はしゃぎ

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空洞の幹の中には、仏さま

頭上に目をやると、空に向かって伸びるブナの緑が青空に映えて見えます。
派手さはないものの、樹木の花にも目が止まります。

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頭上を見上げる

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地味な花ですが…

河合谷と上山高原登山口の分岐まで戻ってきました。
下りは、頂上からここまで1時間ほど。
ここは左に河合谷登山口へと下ります。

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河合谷登山口へと下る道、道標もある

緩やかだった道が、急階段に変わり、ここを気をつけて下ると登山口です。

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急階段の道、右の写真は下ったところで見た階段道

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河合谷登山口

登山口から駐車場までは、直ぐ。
駐車場へ下る道には、アジサイやアザミ、ニガナが咲いていました。

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アジサイとニガナ

ふれあい広場には、水が流れ出ているところがあります。
きれいな水なので、汗で汚れた顔やスティック、靴などの汚れを落とすことができます。

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ふれあい広場到着、登りは正面の道を右にすすみました。右脇のヤマボウシの白い花がきれいでした

駐車場からの下りは、鳥取市内へと向かいます。
この道は林道になっていますが、兵庫県、鳥取県側とも舗装された良い道です。
道が細いところや、落石箇所があり、そこは注意して進行。

昼食は、白兎海岸の道の駅で摂りました。
新鮮な海鮮のチラシにソバのセット。
遅い昼食で、お腹が空いていて、より一層美味しく感じられました。

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  海鮮チラシとソバ定食

今夜は、倉吉駅近くのビジネスホテル諏訪路さんで宿泊。
明朝、朝早く、すいかマラソンの会場に入ります。
2016.06.18 / Top↑
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