若狭にある関西百名山の一つ、野坂岳に登ってきました。
敦賀富士の名を持ち、西方ヶ岳、岩籠山と合わせた敦賀三山の主峰。
周囲を遮るものがない山頂からの展望はすばらしく、多くのハイカーが訪れる山です。

行程
京都駅6:53=(サンダーバード1号)=7:57(敦賀)8:15=8:24粟野駅8:27ー8:48敦賀市立少年自然の家(野坂いこいの森)ー8:55登山口(標高192m)ー9:19栃ノ木地蔵(標高412m)ー9:45行者岩9:47ー9:56一の岳(標高718m)9:57ー10:14二の岳ー10:22三の岳ー10:27避難小屋10:28ー10:29野坂岳山頂(標高914m、休憩)10:59ー11:21一の岳ー11:41栃ノ木地蔵ー11:57登山口ー12:20粟野駅12:54=13:05敦賀13:16=(サンダーバード22号)=14:09京都 距離約10.3km 累計高度約917m 所要時間3時間53分(休憩時間含む)


ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)


野坂岳は我が家からでも日帰り可能な山。
朝早く起き、大和西大寺駅5時53分発の京都行き急行に乗りました。
こんなに朝早いのに、西大寺で電車は満席状態。
働いている人、本当にご苦労さまです。

敦賀まで特急利用、普通だと朝イチ電車でも、粟野駅へ着くのが11時前。
これではちょっと遅すぎます。
敦賀で小浜線に乗り換え、2駅目が粟野。
予想通り、粟野駅下車は一人だけ。

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敦賀駅のホームでは、恐竜が休憩中、福井と言えば恐竜ですね。粟野駅に到着

無人の粟野駅舎を出て、誰一人出会うことなく、てくてく歩き開始。
左に下って行くと、少年自然の家・野坂いこいの森への案内が出ています。
案内に導かれて、いこいの森へと向かいます。

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JR粟野駅、無人の小さな駅。登山口のある少年自然の家へと歩く

JRのガードをくぐると、道はゆるやかな上りとなり、駅から20分ほどで青少年自然の家の前。
ここは、青少年野外活動の場で、バンガローやキャンプ場が整備されています。
道なりにすすんだところに登山口があり、車はここまで入ることができます。

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駐車場やトイレ完備、青少年自然の家の建物

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野坂岳の案内版がある、バンガローやキャンプ場が充実

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野坂岳登山口

登山道に入り、いこいの森の中をすすみます。
道幅は広く、歩きやすい遊歩道のような道です。
やがて、小石混じりの道と変わり、左の沢に沿って登っていきます。
沢を渡渉すると、トリカブトを多く見るようになります。

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杉の植林帯の道、小さな沢を渡る

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 トリカブトの花

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トリカブトがいっぱい

ゆるやかでもなく、急登でもなく、ほどほどの傾斜がある道。
同じような傾斜が続き、リズムがとりやすく、ペースが乱れることなく歩くことができます。

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適度な傾斜の道

登山口から25分ほどで、栃の木地蔵です。
渡渉して左へ登っていきます。

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栃の木地蔵で渡渉、右に栃の木地蔵

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柔和ないいお顔です

この辺りから、眼下に敦賀湾の眺めが望めるようになります。

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栃の木地蔵付近から見る敦賀市内と敦賀湾

右に左に、ジグザグと登っていきます。
分かりやすい一本道で、道標もしっかりとあり、道に迷うことはありません。

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自然林の道が続く、山頂まで2kmの表示

自然林の道をすすむと、右に行者岩の分岐。
行者岩まで5分ほど。
右に折れて行ってみます。

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行者岩分岐

行者岩の直前は、急登の狭い道。
短い登りですが、要注意。
木の根や岩につかまりながら、岩の上へ。

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行者岩への急登、ここが一番の難所ですが、注意すればどうってことはありません

行者岩からの眺めは、スリルがあって、ちょっとヒヤヒヤもの。
端に寄ると危ないので、慎重に。

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行者岩

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岩の先は絶壁

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ここから落ちたら一巻の終わり

分岐に戻り、野坂岳の頂上をめざします。
適度の傾斜で、登りやすい道です。

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歩きやすい道

積雪のせいで、樹木の幹は湾曲。
そんな悪環境の中でも、上へ上へと力強く伸びています。
やがて、石仏が祀られている一の岳です。

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樹木は湾曲、石の祠に石仏さま

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一の岳

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ベンチがあり眺望も良い、休憩所には絶好の場所

一の岳を過ぎると、ブナが目立つようになります。

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草むらの中に黄色の花、石がゴロつく登山道をすすむ

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木の根が剥き出し、ブナが多くなる

尾根道となり、正面に頂きが見えるようになってきました。

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正面が頂上かな?

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雨だと滑りやすいかも…

ブナの林が美しく、気持ちのよい山歩きです。

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斜面をシダが覆う、変化に富んだブナ林

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歩きやすい尾根道

この先、二の岳、三の岳を越えますが、ピーク感はありません。
淡々とした尾根道を歩いている感じ。

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二の岳、三の岳

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コアジサイの群生

三の岳を過ぎて、急な登りを終えると、避難小屋です。
小屋の中には、野坂権現が安置され、頂上から見るパノラマ写真も掲げられていました。

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避難小屋と野坂権現の祠

山頂は避難小屋のすぐ上。
一等三角点があり、広い台地になっています。

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一等三角点のある山頂

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頂上にある方位盤

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方位盤

もやっていますが、視界は良好。
360度の景観が広がっています。

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北側の眺望、左に西方ヶ岳、右に敦賀湾と敦賀市内

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北側、中央奥に西方ヶ岳

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北側、敦賀湾を望む

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右後方に白山

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東から東南側の眺望、手前に岩籠山(いわごもりやま)、右奥に伊吹山?

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東南側

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南側、右奥に琵琶湖、その右は三国山、赤坂山あたり

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琵琶湖遠望

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西側、左奥に青葉山

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中央奥に、青葉山、その手前右は久須夜ヶ岳

頂上に30分もいました。
刻々と変わる山の変化に、見とれていました。
もやってなければ、もっと鮮明に見えたと思うのですが、残念です。

下りは往路と同じ道です。

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ススキもきれいでした、登山口(舗装道)が見えた

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少年自然の家付近から見る敦賀市内

いこいの森まで戻ってくると、あとは舗装道を下るだけ。
道脇に、あまり見かけることのない赤い花。
駅に戻るまでに、一軒だけ、レストラン風(野坂茶屋)のお店があり、停車している車が数台。
ランチでも食べられるのかな?とは思いましたが、そのまま駅へ直行。

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変わった花が沿道に、通りに一軒だけある野坂茶屋さん

野坂岳は、JRでも車でもアクセスのよい山です。        
危険箇所も少なく、イヤになるような急登もありません。
平日でしたが、十数人のハイカーさんと、2組の子連れファミリーさんと出会いました。
比較的短時間で登ることができ、展望もよく、いい山です。

春の花の時期、黄葉の時期に、また、登ってみたい山です。
往復特急利用で、午後2時過ぎには、京都へ帰ってきました。
お陰で楽ちんで山歩きができました。

2016.10.11 / Top↑
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