兵庫県宍粟市、作用町と岡山県美作市にまたがる日名倉山へ登ってきました。
関西百名山の一つです。
兵庫県の千種町から登ると、山頂まで2時間半ほどかかりますが、今回登ったのは岡山県のベルピール自然公園から。
こちらだと、山頂まで30分もかからず、らくらくの山歩きです。

宿泊したホテル蒜山ヒルズでは、早朝に晴れ間が見えていたものの、時間が経つにつれ、怪しい空模様。
予報は曇り。

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今朝の上蒜山、蒜山ヒルズ玄関前から見る

展望は期待できないのを承知で、蒜山高原からの帰りに、日名倉山へ行ってみることにしました。

行程
ベルピール自然公園(登山口)9:46ー9:55展望台ー10:09日名倉山山頂(三ノ丸・標高1047m)10:14ー10:20二ノ丸10:23ー10:26一ノ丸10:27ー10:38日名倉山ー10:55ベルピール自然公園 距離約 2.7km 累積標高310m 所要時間1時間09分(休憩時間含む)


ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)


蒜山高原ICから米子自動車に入り、中国道・作用ICを経由して一般道を走り、ベルピール自然公園に着いたのは9時40分。
一面、ガスが覆い日名倉山はおろか、下界は白闇で隠されています。
レストランのあるベルピールホールは、まだ、閉まったまま。

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ベルピールホール、駐車場には愛車のデミオ一台だけ、右上には巨大な鐘楼

建物の右に、登山口があります。
すでに、ここで標高800mを超えています。

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登山口、分かりやすく登りやすい道

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登山口にある案内図

頂上までわずか1050m。
階段のある歩きやすい道をすすみます。

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階段道を登る、大きな柏の木

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ほどよい傾斜の道

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野鳥の案内板を始め、道標なども随所にある

登山道は一本道で、迷いそうなところはありませんが、案内板、道標が設置され、安心して山頂をめざすことができます。

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短い距離ながらベンチも置かれている、距離表示のある道標

10分も歩くと展望台です。
でも、何も見えません。

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展望台

展望がきく道なのに、白いトーンのかかったような景色の中を登ります。

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この条件では、景色は期待できません

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この先が頂上(三ノ丸)

23分で頂上に着きました。
らくらく山頂制覇です。

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山頂(三ノ丸)、一等三角点がある

山頂は、広場になっていて、祠やベンチが置かれています。
天気が良ければ、播州や但馬の山が見渡せるのですが、今日はダメです。

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山頂は広場になっている

このまま下山するのは、あまりにあっけないので、二ノ丸、一ノ丸へと行ってみます。
日名倉山は、3つのピークになっていて、最高点が三ノ丸、千種方面に歩いていくと、二ノ丸、一ノ丸のピークがあります。
一ノ丸まで往復しても、20分余り。
下って登り返したところが二ノ丸、そこからまた、下って登り返すと一ノ丸です。
登山道は、こちらの方が急坂です。

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祠の前を通って二ノ丸に向かう

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急な下りとなる

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途中の景色

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二ノ丸の石標

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このピークが一ノ丸

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一ノ丸

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一ノ丸石標

一ノ丸でUターンして、元来た道を戻ります。
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戻り道で撮す

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晴れたらどんな景色が見られるかなぁ

下山途中から、響きのよい鐘の音が聞こえてきました。
ベルピールの建物まで戻ってくると、少しだけ眼下に景色が広がって見えました。

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同じ道をトコトコと登山口まで戻る

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登るときには全く見えなかった光景

鐘の音は、ホールの建物から流されていたものでした。
巨大な造りの鐘楼に行ってみました。
自然公園の象徴的とも言える建物です。

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巨大な造りの鐘楼

アーチのところから中へ入ることができます。
浄財を入れる箱があり、そこへお金を入れて階段を登り、最上階にある鐘のところへ上がりました。

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鐘楼には、レリーフが飾られ、ふるさと文化賞(1992 岡山県)の盾が置かれていました

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階段から下を見る

直径2メートル、重さ6トン、低いソの音階を持つ鐘は、日本一の大きなベル「愛のリュバンベール(緑のリボン)」と呼ばれています。
鳴らすこともできそうですが、気が引けてそのまま、ジッと眺めていました。

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東粟倉村のシンボル「愛の鐘」

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下からでも見えるかな

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眼下に東粟倉村の集落が見えるようになってきた

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この時間になっても、ベルピールホールの駐車場には、車が一台

鐘楼のそばには、ブロンズ像の彫刻がいくつか造られています。
ここは、結婚式でも使われていました。
その写真がホールに飾られています。

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愛のブロンズ像

台座には、
 響かせよう
 リュバンベールを
 愛する人にとどくよう
 精一杯の心をこめて
 山のかなたに

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こうして比較してみると巨大です。後方、日名倉山の裾が少しだけ見えてます

戻ってみると、レストランのあるホールは、開いていました。
11時から開店。
2階のレストランで、ピラフを注文しました。

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   昼食はピラフ

店員さんに聞くと、昨日はお客さんが多かったそうです。
平日で、こんな天気のときに上がってくる人は、いないだろうなと思って食べていると、数人の高齢の男女さんが、車2台に分乗してやってきました。
山が目的ではなく、ここから見る景色と、愛の鐘が目的だったようです。
心地よい鐘の音が聞こえてきました。

関西百名山の中には、このように楽して登れる山がいくつかあります。
日本百名山でもある大台ヶ原の日出ヶ岳でも、駐車場から40分ほどです。
これで、関西百名山、73山突破です。

2016.10.17 / Top↑
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