山歩きの教室で、大谷山に登ってきました。
滋賀県高島市と福井県美浜町との県境に位置し、北には赤坂山や三国山があります。
南麓の石庭(いしば)の登山口から登り、マキノ高原に下るルートで歩きました。

行程
近鉄高の原駅7:00〜(バス)〜
9:45石庭ー9:50石庭登山口ー11:37白石平(標高704m)11:43ー11:52県境尾根方面・展望コース分岐ー12:04(昼食休憩)12:28ー12:47大谷山(標高814m)12:50ー13:25寒風13:33ー13:59展望台14:15ー14:27西山林道分岐ー14:45マキノ高原登山口ー14:50マキノ高原駐車場(高原温泉ささら)15:45〜(バス)〜18:00近鉄高の原駅 歩行距離約7.9km、累計高度(+)829m(ー)839m、所要時間5時間00分(休憩時間含む)

ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)

高島市農業公園施設マキノピックランドの北西、石庭の集落の外れに正眼院があります。
登山口は、その先。
チャーターバスは、登山口手前で停車、そこから真っ直ぐな道を登山口へと歩きます。

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登山口手前で下車、ここから歩き開始、左に正眼院が見えています

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大谷山登山口

登山口にはフェンスが張られ、ゲートを開けて山へと入ります。
フェンスに、大谷山の方向を指示する木札が取り付けられていました。
入ってすぐに、何か意味ありげな石塔のようなものがありました。

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ゲートを開けて入る、左に石塔のようなもの

雑木が茂る適度な傾斜の道です。
最初は鬱蒼とした感じですが、登るに連れ、落葉樹が多くなり明るくなります。

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傾斜はほどほどで歩きやすい

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光が差し込むいい雰囲気

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自然林の緑が美しい

登るに連れ、傾斜は増しますが、急登というようなところはなく、いいリズムで登っていきます。
倒木などがあって、道を遮ぎるところもありますが、かえって、単調になりがちな山歩きに変化をつけてくれます。
要所には、道標が地元の人たちによって付けられています。

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倒木の下をくぐる、幹に付けられた道標

やがて、登山道は深く彫り込まれたような道となり、場所によっては狭く歩きにくいところも出てきます。

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深く切り込んだ道

光が樹木を照らし、緑を一層引き立たせます。
紅葉はまだまだ。

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緑が光に反射する

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登ってきた道を振り返る

イワカガミが多く見られるようになり、コアジサイも密生しています。
春なら花の競演が見られそうです。

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イワカガミが目を引く、コアジサイとイワカガミが密集

南尾根の主稜線が近づいてくると、樹間からマキノの景色が望めるようになってきます。

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眼下にマキノの民家や田園が見える

ジグザグしながら登っていきます。
ほんの少しだけ色付いた樹木も見られるようになってきました。
意外に紅葉がすすんでいない感じです。

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ジグザグ曲がりながら登っていく

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少しだけ色付いた葉が見られる

道がゆるやかになり、足どりが軽くなります。
田屋城の分岐を左に見て、すすむと、標高704mのコブです。

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田屋城の分岐、ここは左折せず直進

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ゆるやかな尾根道を歩く

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変形した樹木が目立つ、704mのコブ(白石平)で小休憩

小休憩しておだやかな道をすすみます。
いたるところで、イワカガミの群生。
見事なほどです。

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山肌を覆うイワカガミ

狭い溝のような道を通ります。
傾斜はそれほどないものの、狭すぎて、バランスを崩しそうになります。

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細い溝で歩きにくい道

イワカガミの群生を見ながらすすむと、道は二股に分かれる分岐点。
どちらの道をすすんでも大谷山へ行くことができます。
直進すると、粟柄越から続く県境尾根へと出て、大谷山へ。
右折は、展望ルートとなっています。

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県境尾根へと続く道と、展望ルートの分岐

右折して展望ルートをたどります。
しばらくは樹林の道です。

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大きく変形した樹林帯をすすむ

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雪や風によって、ほとんどの樹木が湾曲している

樹林帯を抜け出ると、展望の良いところに出てきます。
雲が目立ちますが、良い眺めが広がっています。
ここで、昼食休憩。

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展望のよいところで昼食休憩

目の前には竹生島。
メタセコイヤの並木も見えています。
湖東の山は、雲でちょっと見えにくい。

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正面、竹生島

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メタセコイヤの並木

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遠くに、連なる山並み

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北側方向、赤坂山は隠れている

ここからしばらく行くと、ススキの原となります。

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樹林を抜けると、一面にススキの原

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ススキの中をすすむ

大谷山までずっと、ススキの原。
アップダウンのある高原状の道です。
県境尾根と合流すると、ほどなくして大谷山到着。

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県境尾根出合、県境尾根付近から見る竹生島

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眼下に広がる琵琶湖

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アップダウンしながら大谷山へ

展望の良い大谷山ですが、ガスっていて、視界が遮られています。
特に、若狭側の展望は皆無。

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大谷山山頂(813.9m)、高島トレイルの標識

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山頂には三等三角点がある

風が心地よく感じられました。
ススキの原を寒風へと下ります。
めまぐるしく動く雲。
若狭湾から冷たい空気が立ち上がってきます。

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大谷山から寒風へ向かう

空の雲が変化し、その度に違った景色を見ることができます。
スカッとした青空が一番ですが、刻一刻と変化する景色もいいものです。

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大谷山を後にして下る

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山肌の黄葉はまだまだ

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光に照らされるススキ

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青空と白い雲のコントラスト、大谷山を振り返る

ススキの原が灌木帯へと変わってくると、寒風です。

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灌木帯をすすむ

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ぽつんとオレンジがかったマムシ草

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適度なアップダウンの道

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自然の力がつくりだす変化のある樹形

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雰囲気のある景色

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稜線からの眺め

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今日見た中では、これが一番の紅葉

変化のある景色を楽しみながら、寒風に到着。
東側は遮るものがなく、開放的な景色です。
春には、ここにカタクリの花が、たくさん咲いていました。

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寒風、東側の眺めが抜群

ここで、県境尾根道と分かれ、マキノ高原へと下ります。
下り一辺倒の道です。

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マキノ高原へ下る

この道も、イワカガミやイワウチワが群生しています。
下って行くと、心が癒されるような見事なブナの林。

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ブナ林が続く

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斜面にブナを中心とする樹木

急で滑りやすいところがあったり、石がゴロつく道を下っていくと、ベンチが置かれている展望台。
グリーンで覆われた広いマキノ高原が、すぐ下に見えています。

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ベンチが置かれている展望台

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フィニッシュ地点のマキノ高原は目の前

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雲が切れて、遠くに伊吹山が見える(中央左奥)

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伊吹山アップ

麓までもうすぐ。
ゴロゴロする石に、足をとられないよう、気をつけて下ります。
景色を楽しみながら。

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これもきれい

西山林道の分岐は、左に下ります。

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西山林道分岐、ここを左折

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立派なブナの横を下る

樹林から抜けると、マキノ高原まで時間はそれほどかかりません。
スキー場の斜面で、ススキが揺られています。
まぶしいほどに輝く銀色の穂先。

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もうすぐマキノ高原

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銀色に輝くススキ

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右に左に揺れるススキ

風に揺られるススキは、深まる秋の象徴。
二人連れの男女が、ススキをバックにお昼寝中。
その横をドタドタと下ります。
邪魔してしまったみたい。

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歩いてきた稜線を振り返る

スキー場の斜面が緩やかになってくると、登山口となり、ゆるやかな道が駐車場まで続いています。

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登山口を出て、駐車場へ向かう

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舗装道から稜線を眺める

左の広いグリーンは、グランドゴルフ場。
グリーン上では、高齢のグループさんが、プレー中でした。
そんな光景を見ながら、駐車場に着きました。

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広いグランドゴルフ場と温泉施設「ささら

この時期にしては暑く、登りでかなりの汗をかきました。
すぐそばの高原温泉「ささら」で、入浴。
お風呂で、出合った高齢の男性さんは、この時期、ここへ来るのは山か、グランドゴルフの人と言っていました。

石庭から登る大谷山は、交通はやや不便ながら、登りやすい山でした。
期待していた紅葉が見られなかったのは、ちょっと残念な思い。
春の季節なら多くの花が出迎え、登山者を喜ばせてくれることでしょう。



2016.10.18 / Top↑
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