近場のゆるゆるハイキングで、京都府最南端に位置する三上山(さんじょうさん)を歩いてきました。
三上山は、標高473mの低山ながら、山頂の展望は360度の大パノラマ。
春の日差しを思わせるような、良いお天気に恵まれ、安・近・短の山歩きを楽しむことができました。

行程
JR加茂駅(標高40m)10:20ー10:48恭仁京跡(くにきょうあと)10:54ー11:10加茂神社ー11:39デ・レーケ堰堤ー11:42海住山寺(標高200m)11:48ー12:12冒険の道(標高260m)ー12:37三上山(標高473m・昼食休憩)12:54ー13:41車道出合ー14:13JR棚倉駅(標高30m) 歩行距離約12.9km、所要時間(休憩含む)3時間53分 累計標高(+)約637m


ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)


加茂駅を出て、北へ古い家並みの残る商店街の道をすすみます。

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JR加茂駅、北へ延びる商店街

商店街を通り抜けると、木津川の堤防。
右折し、右に屋根瓦の家並みを、左に木津川の風景を見て、恭仁大橋へと向かいます。

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堤防を右折、右手には重厚さを感じさせる家並みが続く

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左前方に恭仁大橋が見える

恭仁大橋を渡った橋のたもとに、恭仁京跡の道標があり、そこから100mほど先、左へ案内する道標が立っています。
左折してすすむと、小さな「岡崎文化はし」があります。

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左折した先に、岡崎文化はしがある

橋を渡ったところにも、案内図が掲示されています。
これだけ丁寧に道標や、案内板があれば、道に迷うことはありません。
右に曲がり、田圃の中の道をすすみます。

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案内板に導かれて右へすすむ、どれが三上山?、一番右かな?

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恭仁京跡への案内図

道なりにすすむと、国道163号線の下をくぐり、海住山寺と恭仁京跡の十字路へ出ます。
海住山寺は直進ですが、ここは、左折して、恭仁京跡へと向かいます。

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国道163号線のトンネルをくぐる、十字路は左へ

道路脇には、上空で撮影した恭仁京跡の案内板もあり、恭仁京が大きな都であったことが分かります。
恭仁京は、奈良時代の平城京から難波京に遷都するまでのわずかな期間に、都が置かれたところ。
国分寺の跡にもなっています。

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恭仁京の全貌

十字路から少し歩いただけで、山城国分寺跡です。

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史跡山城国分寺跡

暖かい日差しが降り注いでいます。
広い史跡公園で、小さなお孫さん2人と遊ぶおじいさんを見かけました。
楽しそうにはしゃぐ声が聞こえます。

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広い史跡公園

国分寺跡の西には、大極殿跡もあります。

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恭仁京大極殿址

大極殿跡から北に延びる道をすすみます。
T字路となり、設置された掲示板の下には、左矢印 加茂神社・デ・レーケ堰堤、右矢印 口畑仏生寺・海住山寺と書かれています。

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大極殿跡にある木の根元には珍しい大きなコブ、T字路の掲示板

左に加茂神社へと道をとります。
集落を抜けて登っていくと、獣除けのフェンスがあり、これを開けて山へ入ります。

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集落の道を抜ける、集落を抜けると、古い案内板が

フェンスから少し登ると、加茂神社の鳥居があり、石段を登って行くと小さなお社があります。

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フェンスから直ぐのところに、加茂神社の鳥居がある

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加茂神社のお社、石の鳥居手前に、海住山寺への道標

お参りして、お社の後から左の山道を登りました。
ところが、この道は、登るに連れ、荒れていて、崩れたところもあり、道も分かりづらくなってきます。
沢沿いに行けなくもないようですが、神社手前まで引き返し、右の道から海住山寺の道をとりました。

雑木の茂る急な坂道へと変わってきます。
左の視界が開けてくると、ほどなくして、デ・レーケ堰堤の立て札が立つ建物のところへ出てきます。

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神社を過ぎると急坂になる、頭上はきれいな青空

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左の視界が開けてくる

建物の左を直進すると、海住山寺の境内を通らずに、三上山へと行けるようですが、建物の前を通り、右の階段を下って海住山寺へ寄りました。

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建物の前、右から下り海住山寺へ

海住山寺は、入山料100円が要ります。
境内で、先着の若いハイカーさんに出会いました。
ここまで登ってくるルートは違ったようですが、同じように三上山をめざしていました。

昨秋、紅葉の時期に来ています。
境内をサラリと見て、展望広場からの景色を眺め、三上山へと向かいました。

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いつ見てもきれいな五重塔

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本堂

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展望広場へ上がる、本堂、境内を振り返る

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広場からの眺め(眼下に加茂の町)

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木津川のゆったりとした流れが見える

展望広場北側の鳥獣供養塔横から、神童寺・三上山への道があります。
樹林の中をすすみます。
やがて、神童寺と三上山方面の分岐。

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風致保安林の中をすすむ

右に、谷へと下ります。
ここは、間違えそう。

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神童寺との分岐、右に下る、分かりにくいがテープと古い看板がある

急坂を下っていくと、小さな沢を渡り、少し登ると林道に出会います。

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急坂の階段道、渡渉する

広い林道を右へと登っていきます。

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日が差し込む広い林道

2つ橋を渡ると、前方に冒険の道入口。

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2つ目の橋を渡ると、その先に、冒険の道入口

ここから急登です。

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左から登ってきて、U字にターンし冒険の道を登る

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登り口に小さな木札、丸太の急階段

丸太の急階段を登ると、一旦、林道へ出て、また、急坂を登ります。
冒険の道に入って、頂上までが一番きついところです。
再び、林道脇を通り、頂上展望台の標識を見て、急坂を登り切ると山頂です。

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2度目の林道を横切り登る、林道脇に出ると、展望台のある頂上まではもう一息

頂上には木製の展望台があります。

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山頂の展望台

展望台からは、360度の景観が広がっています。
先着の年配の方が、澄んでいれば、明石海峡大橋まで見えると話してくれました。
ちょっと霞んでいて、大阪湾も明石海峡大橋も見えませんが、良い眺めです。
京都愛宕山、比叡山、その奥には雪を被った比良山系も見えます。

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北側の眺め

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東側の眺め

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南側の眺め(加茂の町が見える)

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西側の眺め

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北西側、遠くに愛宕山

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西方向パノラマ、正面・生駒山(画像クリックで拡大)

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左奥・愛宕山、右寄り奥・比叡山、その横奥は比良山系ですが…(画像クリックで拡大)

手持ちのコンデジで撮影しましたが、画像では冠雪の比良山が確認できません。
解像度の良いカメラで撮らないと、写らないです。

展望台の下が休憩所になっています。
お昼のちょうど良い時間で、ここでおにぎりの昼食にしました。
お腹を満たしたところで、下山です。
西に下ります。

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西に急坂を下る、こちらは階段があまりない

林道へ出ると、右に少しすすみ、左にある「かいがけの道」に入ります。

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林道に出て右に

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左に、かいがけの道に入る

急坂の多い道です。
ところどころで、平坦にはなりますが、また、急坂。
その繰り返しです。

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急坂の下り道、途中にある「かいがけの道」道標

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急坂からシダの茂る平坦な道

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三上山を振り返る

道が平坦になってくると、林道との出合。
左に下ります。

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平坦で歩きやすい道へ変わる

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林道出合

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林道出合から下って来た道を振り返る(右の道)

林道をしばらく下ると、右に、平尾への道標。
細い山道を下ります。

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平尾への分岐、ササの道をすすむ

ササが竹林になってくると、広い車道へと出ます。

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竹林になると、車道へと出る

道なりに下り、やがて、鳴子川に沿う道に。
お茶畑が広がるのどかな田園の風景を見ながら、西へと下っていきます。

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鳴子川沿いを西に、お茶畑や竹林が見える田園風景

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途中で振り返る、左の道を歩いてきた、右に行くと林道で、山頂近くまで行けます

道なりにすすみ、JR奈良線の踏切を渡って府道70号線に入り右折。
そのまま北へすすむと、JR棚倉駅への道です。

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JR棚倉駅

とても良い天気に恵まれました。
山では4,5人のハイカーさんに出会いました。
低山の割には、急登もあり、なかなか面白い山です。

山上近くまで林道が通っており、駐車している車も見かけました。
自然林が多く、新緑や紅葉の季節だと、また、違った風景が楽しめそうです。




2017.01.28 / Top↑
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