京都と滋賀の境にある音羽山から醍醐寺へと下る道を歩いてきました。
音羽山は、標高は600mにも満たないながら、展望がよく、交通至便とあって、人気のある山です。
天候にも恵まれ、10数人のハイカーさんに出合いました。

行程
京阪京津線大谷駅(標高160m)9:33ー9:35蝉丸神社9:38ー10:40音羽山(標高593m)10:48ー11:10牛尾観音11:14ー12:29高塚山(標高485m)12:32ー13:05長尾天満宮13:08ー13:15醍醐寺ー13:27京都市営地下鉄醍醐駅(標高20m) 距離 約10.7km、所要時間(休憩含む) 3時間54分  累計高度(+)約761m 累計高度(ー)約893m



ルート

(▶印をクリックすると、ルートをたどります)

大谷駅改札口を出て、右に行くとすぐに、蝉丸神社。

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大谷駅から2,3分で、蝉丸神社

石段を登り、お社にお参りします。
大津市内には、蝉丸神社が3つあり、ここは分社です。

蝉丸は平安時代の人で、目が不自由であったにもかかわらず、琵琶の名手であったと言われ、
「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」という彼の和歌は、誰もが一度は聞いたことのある歌です。

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蝉丸神社の社

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社の右に細い道がある

社の右から細い道に入ります。
右下に車両が頻繁に行き交う国道1号線が見えると、東海自然歩道の道標があります。

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東海自然歩道の道標、右・音羽山、下ると歩道橋

道標に沿い、右に下ると、国道を跨ぐ歩道橋があり、これを渡り、階段道を登ります。

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歩道橋、歩道橋から国道を見る(西側)

階段を登ると、自然林の中へ入り、長い階段道となってきます。

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自然林の道になる

急な階段道を登ると、道は右に折れ、尾根筋の道に入ります。

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階段道を登ると、尾根道に

道は平坦になり、しばらくすすむと、ベンチの置かれた休憩所があります。

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尾根道に入り、しばらくは平坦な道

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ベンチが置かれ、小休憩するには、ちょうどよい

この先は、また、急坂の丸太階段、石段が続きます。

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長い丸太の階段、石段

階段道が一段落すると、歩きやすい道となり、右先に鉄塔を見て、左の方へと進路を変えます。

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右先、雑木の間に鉄塔が見える、雪が残る

ゆるやかになった坂の途中からは、左の視界が開け、眼下に大津市街、琵琶湖、奥に冠雪の比良山系の山々が見えてきます。

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比良山系をバックに、大津の街と琵琶湖

道が広くなり、自然林のいい雰囲気の中を通ります。

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雰囲気のいい道

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樹林に差し込む日がきれい

牛尾観音との分岐にさしかかると、音羽山は直ぐです。
分岐を右に登ったところが山頂です。

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牛尾観音との分岐、分岐のところにある音羽山コースの案内板

広い頂上です。
左手(南側)に鉄塔があり、フェンスが邪魔していますが、西から北側の展望は、青空と相まって素晴らしい眺めです。

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西から北側が大きく開ける、手前に三等三角点

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南側に鉄塔、三等三角点ズームアップ

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中央に東海道新幹線、手前に山科の街、山の向こうは京都の中心部

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中央奥に愛宕山

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比叡山アップ

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左隅に比叡山、中央奥に比良山系の山

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南側の景色

頂上から牛尾観音分岐点に戻り、右折し下ります。

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道標にはパノラマ台0,4km、石山寺8.3km、急坂の下り

左側に近江大橋、湖南の街を見て、下っていくと、右に朱色の鉄塔。
さらに下ると、左に膳所本町駅方向への分岐があり、そのまま、直進します。

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近江大橋、三上山が見える

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湖南の街

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朱色の鉄塔横を下ると、左に膳所本町駅方面分岐の道標

次に見えるシルバーの鉄塔下を通り過ぎると、道標があり、指示通りに下ります。

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牛尾観音、京阪四宮・追分駅への道標

階段道になると牛尾観音の境内に入ります。

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樹林を抜けて、階段を下ると牛尾観音

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本堂

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釣鐘堂と、大杉堂

本堂にお参りし、広い参道を下ります。
下ったところにある広場が、桜ノ馬場。

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参道を下る

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広場になった桜ノ馬場

右に、桜ノ馬場を横切り、少し下ったところに小さな橋。
ここを渡り、再び山道に入ります。

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桜ノ馬場から参道を振り返る、小橋を渡る

沢に沿う荒れ気味の山道を登っていきます。
ここからは、ほとんど道標はありません。
踏み跡が頼りになります。

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荒れ気味の沢沿いの道、倒木の下をくぐる

崩れ落ちそうな丸太橋を渡ると、トンネルをくぐります

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丸太橋を渡り、トンネルをくぐる

ザックに鈴を付けた男性を抜きました。
しばらくは、鈴の音が聞こえていましたが、やがて、鈴の音が聞こえなくなりました。

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いい気分で登っていたのですが…

次に目指すは、高塚山ですが、どうも方向が違います。
枝道が多く、踏み跡があり、その上、テープも付けられています。
地図に無いような道でも、踏み跡があって、それに惑わされました。
(自分の判断ミスを棚に上げて…)

高塚山より標高の高いピークに登っては、下るという、無駄な歩きをして、余分な体力を消耗しました。
GPSの軌跡を見ると、その迷走ぶりがよく分かります。

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高塚山へ行く途中で山科の街を見る

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右奥、山の向こうに京都タワーが見える

「湖新」と書かれた看板を見ましたが、湖新がどこなのか、分からないものですから、方向も定まりません。
そのうち、よく踏まれた道に出て下ると、広場のようになった車道に出ました。

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湖新と書かれた看板、広い車道に出る

広場に出て、GPSで確認。
場所をやっと、特定することができました。
でも、ここからでも、いくつか派生している道があって、また、迷走。
小さな看板の裏に書かれた高塚山の文字を見て、ようやく高塚山への分岐を見つけました。
消えそうで、目をこらして見ないと、分からないような文字です。

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高塚山分岐、左へ行く。右へ下ると牛尾観音方面

分岐をよく眺めました。
牛尾観音から上がってくる道は、よく分かるような道です。
どこかで枝道に入ってしまい、迷ったようです。

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写真では判読できないような文字。分岐からの道は分かりやすい

音羽山に登る途中で、何度か見かけたドングリが描かれた道標を、ここに来て、見つけました。
ここまで来れば、もう迷わないのに…。
もっと手前で付けて欲しかったなぁ。

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手書きの分かりやすい道標

高塚山の頂上は、樹林に囲まれ、展望は効きません。
三等三角点が置かれています。

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高塚山頂上

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頂上の標識と三角点

高塚山から醍醐寺へと下ります。
こちらの道は、とても分かりやすい。

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醍醐寺へ下る

U字のようになったところや、一部、急坂もありますが、全体に歩きやすい道です。

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平坦な尾根道、U字のように掘れた道

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シダの茂る道、下山途中で見る左手の山並み

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軽快に下る

山道を下ったところが、長尾天満宮です。
醍醐寺の北東の位置にあり、醍醐の氏神さんとも呼ばれているそうです。
祭神は、菅原道真公。

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樹林を抜けると長尾天満宮、石段を下る

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一帯は、歴史的風土特別保存地区に指定されている

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長尾天満宮

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拝殿

天満宮の長い参道を下ると、醍醐寺です。

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天満宮の石段を西に下る

突き当たりを左に曲がると、左に仁王門。

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塀に沿ってすすむと、仁王門

ここを右折して、参道を通り抜けます。

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左・国宝の唐門、境内は桜の木がいっぱい、花見の名所

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参道から仁王門を振り返る

今の時期は、観光客はまばら。
桜の頃は、大勢の花見客が訪れるところです。
40年くらい前に、一度だけ、中に入ったことがあります。
参道の風景は覚えていますが、他はすっかり記憶があせてしまっています。

醍醐寺から地下鉄醍醐駅まで10分余り。
振り返って山並みを見ますが、似たような山があって、さて、登ってきた音羽山や高塚山は、どれなのか、同定できず。
情けないことです。

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駅近くから振り返る、地下鉄醍醐駅

このコースを初めて歩きました。
大谷駅から音羽山、牛尾観音の間は、道標が多くあり、迷うようなところはありません。
ハイカーさんとも多く出会いました。
それに比べ、桜ノ馬場から醍醐寺までは道標少なく、特に、高塚山までは、道標はほとんどありません。
こちらはマイナーなコースのようで、ハイカーさんを見たのは1人だけ。
危険箇所は無いものの、注意が必要です。

今回は、道迷いもあって、反省点が多く残りました。
累計高度もその分、高くなっています。
でも、天気がよく、楽しめた山歩きでした。

2017.02.04 / Top↑
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