播州富士の名で知られる笠形山と、仙人が舞い降りた峰と伝えられる千ヶ峰に登ってきました。
どちらの山も、関西百名山です。
二つ載せるのは長くなり、今日は笠形山のみ。
千ヶ峰は、明日、書くことにします。

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八千代地区から登山口のある市川町へ向かう、正面が笠形山かなぁ

行程
6:50寺家公民館前・専用駐車場7:00ー7:08大鳥居ー7:19笠形寺蔵王堂ー7:31休み堂ー7:50笠形神社7:56ー8:05見晴ベンチー8:24笠の丸ー8:44笠形山山頂(標高939m・軽食休憩)9:01ー9:19笠の丸ー9:24鹿ヶ原ー9:41蓬莱岩9:45ー10:02炭焼き窯跡ー10:07仙人滝10:09ー10:39駐車場 距離約9.2km、所要時間(休憩時間含む)3時間39分 累計高度(+)829m


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駐車場の案内板(画像クリックで拡大)

ルート



二つの山に登ろうと意気込んで、早朝4時半に家を出ました。
寺家公民館前の笠形山登山用駐車場には、7時前に到着。
先着の車が一台止まっていました。
今では珍しい火の見櫓が、そばに立っています。

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立派な登山用駐車場がある。火の見櫓が立つ

準備を整えて、上牛尾地区の民家を見ながら、舗装道を登ります。

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正面に笠形山

道標類、案内板がたくさん。
しかも山頂までの距離や時間が書かれ、至れり尽くせりという感じ。
これでは、道に迷いようがありません。
お寺、神社の参道を兼ねており、いくつもの石仏が迎えてくれます。

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神社コースを登る、随所で石仏さまがお出迎え

最近では、すっかり見ることが少なくなったレンゲソウ。
菜の花やシャガの花も、迎えてくれます。

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レンゲソウと菜の花

10分足らずで、大鳥居に着きました。
枝垂れ桜が、まだ残っています。

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登山口の大鳥居

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笠形神社の石標が立つ

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シャガと、登山口にあるコースと野鳥の案内板

獣除けゲートを開けて、入ります。

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登山口ゲート、距離と時間が入った道標

杉林の植林帯を登っていきます。
手作りの看板に和みます。

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杉林の登り

笠形寺蔵王堂に続く石段が、右に見えてきます。
本道からそれて、蔵王堂にお参り。

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蔵王堂

境内には、薄ピンクとピンク色の混じった椿の花が咲いていました。
蔵王堂の横を通り、再び、登山道へと戻ります。
樒、ミツマタも、咲いていました。

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色違いの椿、樒の花

大規模な砂防堤を左に見て、すすむと、こぢんまりとした休み堂です。
そばには、ミツマタの花。
ミツマタが多い道です。

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休み堂、そばにミツマタが咲く

登るに連れて、勾配がきつくなってきます。
やがて、林道は二股に分かれ、右へすすみます。
そばには、一本柱の八角堂。
屋根に枝打ちされた杉が被さって、放置されている感じ。

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八角堂を左に見て、林道を右に行く

笠形神社へやってきます。
拝殿、本殿など立派なお社が、揃っています。

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笠形神社、ここにもコース案内板がある

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イラスト入りの案内板

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拝殿の横から、中宮、その奥に本殿を見る

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本殿側から中宮、拝殿を見る

大きなヒノキや杉の木があり、鎮座しています。
姫路城の心柱は、笠形神社のご神木と、木曽産のヒノキを継いで仕上げたもの。
そのご神木を切り出す様子が、写真入りで掲示されています。(昭和31・1956年)

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「国宝姫路城心柱之跡」の石碑、登山道は本殿の奥から続く

谷沿いの道です。
ときに階段道を交え、大きな岩の横や、水の流れる場所を横切ると、植林帯から自然林へと変わります。
視界が広がる見晴ベンチへやってきます。

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谷沿いの道をすすむ

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水が流れている、樹林が切れると展望のよい見晴ベンチ

ずっと、展望のきかない樹林の道でしたから、ここへ来ると、気持ちが解放されます。
しばし、景色を眺めて一息入れます。

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見晴ベンチからの眺め

ここでは、クロモジの花を見ることができました。
ササが目立つようになり、急勾配の階段道になります。

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花いっぱいのクロモジ

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クロモジの花をアップ、ササ道に変わる

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階段道の途中で、振り返る

前を見ても、後を見ても、階段道。
長い階段が続き、嫌になってきます。
階段が途切れたところには、無言坂と書いてありました。
なるほどと、思いました。
しんどくて、黙々と登る様子が…。

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無言坂の長い階段

途中、階段が無くなって歩きやすいところもありますが、これもホンの少しの間。
先を見ると、階段が続いています。
その少し平坦になったところに、岡部川の水源がありました。

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岡部川の水源、水たまりのような感じ

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この先も階段

長い階段道を登り終えて、ようやく笠の丸到着。
東屋、トイレがあり、休憩するには良い場所です。

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笠の丸、展望もよい

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笠の丸からの展望

これから向かう笠形山も見えています。

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笠の丸から笠形山を見る

ここから笠形山の山頂までは20分ほど。
しばらくは、いい尾根道歩き。

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笠形山へ続く尾根道

一旦、鞍部へ下り、登り返すと、町界ピーク。
そこを下ると、神崎町への分岐。
分岐を左に見て、直進します。

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町界ピークと神崎町へ下る分岐

もう一度、登り返して下ります。
九合目の表示がありましたが、初めて見る表示です。
一合目から八号目は、どのルートに付けられているのか、分かりませんでした。

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九号目表示、いい尾根道だが、この先は急登

倒木が道を塞いでいます。
「この先、足もとにご注意」の札。
ここから石の転がる荒れた道で、頂上まで急登が続きます。

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倒木から先は、荒れ気味の急登

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山頂まで、こんな道が続く

急坂を登り切ると、山頂です。

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山頂到着

広い山頂です。
東屋が二つあり、ベンチも置かれています。

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広い山頂、中央の白いところに、三角点がある

いい眺めが広がっています。

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標高939m、北側方向

ここまで、誰一人として出会いませんでした。
今回も、頂上は独り占めです。

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山頂からの眺め

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北側方向

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東側方向

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南側の方向

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西側の方向

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笠の丸を見る

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北側、眼下に見える山に挟まれた集落と道路

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八千代の方から、車を走らせてきた

ここへ来る途中に、コンビニで買ったおにぎりを食べました。
景色を存分に味わって、笠の丸まで引き返します。

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急坂を下って、笠の丸へ戻る、アセビと東屋

笠の丸から東に、仙人滝コースを下ります。

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仙人滝・鹿ヶ原へと下る

快適で歩きやすい道が続きます。
アセビが目立って多くなります。

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鹿ヶ原へ向かう、アセビが多い

鹿ヶ原に入ると、山には似つかわしくないようなゲート。
遊園地では、見かけますが…。
ゲートを過ぎると、立派な東屋も。
一面、アセビの花で、覆われていました。

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鹿ヶ原ゲート、眺めのよいところに東屋がある

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アセビの花に、東屋が隠れる

方向を南に変え、鹿ヶ原中のゲートを過ぎると、雰囲気の良い自然林の道となります。
間違えやすいところには、道標、テープがあり、ハイカー思いの配慮がされています。

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鹿ヶ原西のゲート、自然林のいい道

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いい雰囲気

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ここにも、東屋

急な下りと変わり、岩の道になると、蓬莱岩が近くになってきます。

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大きな岩の間を通る、ここへ差し掛かったとき、これが蓬莱岩かと勘違い  

案内に導かれて、本道からそれ右に急な岩場を下ると、蓬莱岩です。
崖の上に突き出たようにあり、さすがに先端に行くのは恐く、ほどほどのところで止めました。

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崖の上に突き出たようにある蓬莱岩

恐い分、眺めは最高。
しばらく、景色に見とれてしまいます。

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蓬莱岩からの眺め

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蓬莱岩から稜線を見る、小さなスミレが咲く

本道に戻り、急坂を下ります。
足元や斜面に、スミレがたくさん咲いていました。
右に曲がるように下ると、先ほどの蓬莱岩の全貌が見えてきます。
落ちたら、終わり。

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蓬莱岩を横から眺める

下っていくと、炭焼き窯跡が左に。
石が組まれ、崩れずに残っています。

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足元の石に気を付けて下る、炭焼き窯跡

さらに下ると、仙人滝。
山肌には、まだ桜が残ります。

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桜が残る山肌

享保12年に姫路城主が雨乞い祈願のために、領内千人の百姓を参拝させたと言われ、後に仙人滝に変わったそうです。
なかなか見応えのある滝です。
何枚も写真を撮ってしまいました。

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落差35m

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横長で撮ってみる

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滝の上部

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滝の下部

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離れて正面から

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滝から南方向を眺める

滝を過ぎると、植林帯に入ります。
林道との出合となり、あとは舗装された林道を下るだけです。

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杉の植林帯を下る、林道出合

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林道に出て少し下ったところの案内板、ここから舗装道

長い林道歩きは、単調です。
ゆるやかな傾斜道。
ここは、マラニック気分で、下りました。

左に砂防堤、そこを過ぎると、獣除けゲートがあり、駐車場までランラン気分。

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砂防堤、登山口のゲート

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仙人滝ルートの登山口、民家を見ながら下る

コースタイムは4時間30分でしたが、休憩を含めて3時間40分ほどで下りてくることができました。
駐車場に戻ると、まだ、先着の車が残っています。
他に3台、増えていましたが、山で出会った人は、一人もなし。
人影を見たのは、集落の人だけでした。

これから今日登る2番目の山、千ヶ峰へ向かいます。
千ヶ峰の山歩きは下記、クリックで。
東播磨の千ヶ峰へ登る(http://megusun.blog59.fc2.com/blog-entry-2922.html)
2017.04.20 / Top↑
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