京都市綾部市の北東部にある弥仙山(みせんさん)に登ってきました。
弥仙山は、三角峰の姿から、別名「丹波槍」とか「丹波富士」とも呼ばれています。
関西百名山の一つでもあり、今回は相方さんとゆっくり山歩きをしてきました。

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於与岐の集落から弥仙山を見る

行程
8:20於与岐登山口(駐車場)8:31ー8:33水分神社8:34ー9:07於成(おなり)神社9:09ー9:38日置谷(へきだに)分岐ー9:42弥仙山(金峰神社・標高664m)9:55ー10:50日置谷周回コース分岐ー元権現跡展望所ー11:18ピーク557.3峰ー11:23元権現跡展望所(昼食休憩)11:46ー12:06周回コース分岐ー12:58於与岐登山口 距離約8.6km、所要時間(休憩含む)4時間27分、累計高度(+)約674m

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ルート



午前6時過ぎに家を出て、第二京阪から京都縦貫道へ入り、於与岐登山口に8時20分到着。
登山口には広い駐車場が完備されています。
先着車はなく、一番乗りです。

登山口に、大きな案内板と石仏と石標が立っています。
石標には、「登拝霊峰六根清浄 頂上エ二千二百十五米」と刻まれています。

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登山口の向かいに広い駐車場がある。石仏さまと石標

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大きな案内板がある

登山口から舗装された道を少し上がると、左に水分神社の石の鳥居が立ち、石段を登ると拝殿です。

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水分神社

水分神社
弥仙山 三社(上から金峰 於成 水分)の内の登山口の三十八社大明神であり、子授け子育て神社のいわれは、神供えの衣服を拝借して身近に付けていると子供が授かり、玩具のような子供の衣服を作って献納すると その成長を守護してくださるとの伝説がある。

お参りして、舗装道をすすむと、右に鳥居があり、ここで右に折れ、沢を渡って山道に入ります。

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水分神社拝殿

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鳥居を過ぎたところで、右に折れ沢を渡る

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鳥居そばの道標、弥仙山参道となっている

この道は、弥仙山の参道。
杉林の道ですが、場所によっては、木が伐採され、明るくなっているところもあります。
目立つような花はなく、フタリシズカやマムシ草がよく目につきます。

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杉林の道を登る

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フタリシズカにマムシ草

沢を左に見ながら、登っていくと、左に「大本開祖修業の滝」の立て札。
下の沢の方へ、下っていくと、その滝があるようですが、そのまま直進します。

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大本開祖修業の滝の立て札

その先には、於成寺古跡の看板があり、石を祠にみたて、小さなお地蔵さまが祀られていました。

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於成寺古跡のお地蔵さま

やがて、石段の参道となり、傾斜が増してきます。

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階段道となる

パイプから水が流れ出ていました。
コップが置かれていて、この水は飲めるようです。

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石段の途中に水場がある

石段を登り切ると、於成神社です。
朱色の鳥居が目立ちます。

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於成神社

お社の左から登山道が続いています。
ここを過ぎると、再び石段の道と変わり、急坂になってきます。
行く手に大きな岩。
注連縄がかけられているところを見ると、神社とかかわりがあるように思われます。

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お社の左をすすむと、階段道に

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大きな岩には注連縄

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苔むした階段

階段道を過ぎると、ありふれた山道へと変わり、周りの景色も杉林から新緑の映える落葉樹の道へと変わってきます。

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杉林の道、距離を表示する石標がある

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新緑の広葉樹林

山頂を右にして、山腹を巻くようにして登っていくと、道標のある山頂と日置谷の分岐にやってきます。
左に下ると、日置谷方面。
下山はこの道をとりますが、ここは、直進して頂上へ向かいます。
道標には、弥仙山0.2m。水分神社1.9km。

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頂上を巻くように登っていく

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日置谷の分岐

直進すると、道が二股に分かれます。
どちらの道をとっても、頂上へ行けます。
右手の道を登りました。
(下山は左手の道を利用)

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どちらの道を通っても頂上につながる

因みに右手の道をとると、山頂にあるお社の裏手に登ってきます。
裏から表に回りました。

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山頂になる金峰(きんぷ)神社

お社の他に、「京都の自然二百選」の標識や、日露の記念碑のようなものがありました。
山頂は、周りを樹木で囲まれているため、眺望はききません。
麓から見ると、三角に尖った山で、展望を期待していたのですが、見事に裏切られました。

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小規模だが、造りは立派なお社

しばらく休憩した後、正面の鳥居から下ります。
この道を通っても、先ほどの日置谷の分岐のところへ出てきます。
下る道は、改心の道。
信仰の山ですから、このような名前が付けられているんだと思いますが、名前の由来は分かりませんでした。

調べてみると、
昔、君尾山(弥仙山の東方に位置する山)に天狗がいて、たいそう悪さをしていました。そこで、君尾山光明寺に住む和尚さんが、天狗に悪さをやめるように諭し、天狗が詫証文を入れて、改心したという民話から命名されたそうです。

この山を歩きながら、日頃の自分の行いを振り返り、悪いところがあれば、心をただすということではないかと、勝手に思っていましたが、そうではなかったのですね。

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日置谷分岐

分岐で右に折れ、急坂を下ります。

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ジグザクしながら下ると、尾根道となる

小さなアップダウンを繰り返しながら、下っていきます。
途中で、ギンリョウソウをいくつも見かけました。

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途中の道標、近畿自然歩道になっている、落ち葉の間からギンリョウソウ

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小さな起伏の登り下りがある

少しだけ山ツツジが咲いていました。
今日見る花の中では、一番、目立ちます。

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山ツツジが咲く

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尾根道の下り

周回コース分岐点まで下りてきました。
右に下れば、小谷林道に下り、駐車場です。
ここは、直進して、日置谷方向にある元権現跡へと行ってみることにしました。

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周回コース分岐点、元権現跡へ向かう

小さな起伏があるものの、歩きやすい道が続いています。

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落ち葉がいっぱいの道

分岐から20分ほどで元権現跡なのですが、行き過ぎてしまいました。
ピーク557.3m峰まで行って引き返しました。
分岐から30分近くかかっていて、明らかに、通り過ぎています。

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尾根道を歩いて、ピーク557.3mで引き返す

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ピーク577.3m手前で見えた景色

途中に1ヶ所だけ、東南側の展望のよいところがあり、ここが元権現跡でした。
通ったときに、ここではないかと思ったのですが、なんの表示もなく、自信がもてませんでした。
復路で、倒れていた道標をひっくり返してみて、分かりました。

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朽ちて倒れた道標、今日のコースで唯一、展望が得られた場所

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元権現跡から見る(東南側)

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姿のいい松の木だが、展望を遮る

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山座同定ができない

ここで、おにぎりの昼食にしました。
ゆっくり景色を楽しんで、周回コースの分岐まで戻ります。

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周回コース分岐、左に下る

分岐に戻って、後はひたすら下るだけ。
こちらも、結構急な道を下ります。

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急坂を下る

いい雰囲気の道を下ります。
樹林の間から、弥仙山も垣間見られます。

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急坂だが雰囲気のいい道

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弥仙山が見える

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山では地味な花

スイスイと下って、広い小谷林道にすんなり下りられると思っていたのですが、こんなときに落とし穴があります。
どこでどう間違えたのか、下るべきところを見落とし、尾根筋をすすんでしまいました。
テープもなくなり、荒れた尾根道。
途中で気付きました。

急斜面を下ると、林道に出られそうです。
倒木や、木の枝を利用して、落葉で滑る斜面を下りました。
無事、林道に下り立ち、駐車場へ戻りました。

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小谷林道を下る

これで時間を食ってしまいましたが、ちょっとした冒険気分も味わいました。
駐車場へ戻ってくると、他に8台ほど車が止まっていました。

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車が増えている

でも、山で出会った人は、たった一人だけでした。

登り下りとも、樹林帯の道で、展望が期待できません。
登りながら、湖北の七々頭ヶ岳を歩いているような感じを受けました。

道標が、要所にあり、登山道は分かりやすい道です。
駐車場が広く、マイカーのアクセスも便利です。
紅葉の時期は、きれいだと思います。


2017.05.28 / Top↑
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