真夜中早く出発して、木曽駒ヶ岳に登ってきました。
木曽駒ヶ岳は3千メートル級の山でありながら、交通アクセスがよく、標高2612mの千畳敷から、比較的楽に登ることができます。
今回は相方さんと一緒、天候に恵まれ、雄大な山の醍醐味を存分に味わうことができました。

行程
しらび平駅〜(ロープウェイ)〜8:15千畳敷駅(標高2612m)8:25ー9:23乗越浄土(標高2850m)9:35ー9:52中岳(標高2925m)10:04ー10:34木曽駒ヶ岳(標高2956m)10:54ー11:24中岳ー11:44乗越浄土ー12:57千畳敷駅 距離約4km、所要時間(休憩含む)4時間32分 累計高度約(+)505m


ルート


午前2時に我が家を出発、駒ヶ根の菅の台バスセンター駐車場に、5時40分到着。
広い駐車場は、すでに満車に近い状態でした。

バスとロープウェイの乗車券購入には長い列。
やっと乗車券が買えたと思っても、また、バス待ちで長蛇の列が続いています。

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乗車券購入に並ぶハイカーさん、右の写真が販売窓口、窓口に行くまで40分

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ロープウェイ乗り場・しらび平駅行きバス、バスを降りても長い列

ロープウェイ乗り場でも同様で、ぎゅうぎゅう詰めのロープウェイに乗ったときには、8時を過ぎていました。

千畳敷駅を出ると、目の前に雄大な景色が広がっています。
懐に抱かれるような千畳敷カール、中央アルプスの荒々しい山肌と稜線。
その姿に圧倒されます。

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千畳敷駅から見る中央アルプス

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カールから登山道が延びる

駅を出たところにあるベンチで、朝食代わりのおにぎりを食べて、出発です。
駅を出て、西側にある駒ヶ岳神社にお参りして、右に折れ、カールに続く道を下ります。

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駒ヶ岳神社にお参り

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道標があり、整備された遊歩道をすすむ

カール一帯は、きれいなお花畑が広がっています。
花の盛りは過ぎた感じですが、それでも、いろんな花が表情を変えて出迎えてくれます。

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遊歩道から剣ヶ池を見る

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カールの遊歩道周遊だけなら、特別な登山装備は不要

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羽毛のようなチングルマ

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花名不詳

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ミヤマリンドウ

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花名不詳

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オオヒョウタンボク

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ナナカマド

カール内の遊歩道が右から来る道と出合うと、ここが八丁坂へ登る分岐。
ここから本格的な登山道となります。

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遊歩道から八丁坂の登山道を見る

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八丁坂の入口、遊歩道を左折して登る

岩と石の道の八丁坂は、登るに連れ、傾斜を増していきます。
ルートの中では、乗越浄土まで、一番きついところです。

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急傾斜の八丁坂を、右に左に曲がりながら登っていく

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八丁坂の途中で、千畳敷カール及びホテル千畳敷を見る

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高度を上げるに連れ、傾斜がきつくなる

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長い登山者の列が続く

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登り切ったその上が乗越浄土

急傾斜で、石でも落とすと、大事故につながります。
そのため、登山道は、階段状に整備され、石はワイヤで堅く固められています。
右も左も迫力ある鋭い岩峰。

ハシゴを渡ると、広い台地状の乗越浄土まで、もうすぐです。

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ハシゴを渡る、稜線まであと一息

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急登を登り切ると、乗越浄土

ガスが周りに立ち込めてきます。
でも、風はさほどなく、気温も思っていたほど低くありません。

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ガスが立ち込める

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一瞬のうちにガスが山を覆う

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刻々と変わる山の姿は、見ていて飽きが来ない

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乗越浄土からホテル千畳敷をアップ

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南側はガスで覆われている

乗越浄土は、東の伊那前岳と、宝剣岳・木曽駒ヶ岳の分岐点。
休憩をとった後、左に平坦な道を、宝剣山荘の方へ向かいます。

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伊那前岳方向(東方向)

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ガスが無くなると、くっきりとした青空が広がる

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乗越浄土から宝剣山荘の方へ向かう

宝剣山荘の左から右に回り込みますが、そこに宝剣岳との分岐があります。

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中岳・駒ヶ岳と宝剣岳の分岐、後方が宝剣岳

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前方が中岳だが、ガスで姿がうっすら

ゴツゴツとした緩やかな道をすすみます。
ケルンが立っています。

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ケルンがある

振り返ると、後方にどっかりと宝剣岳の威容。
てっぺんで、登山者が両手を挙げて立っていました。

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宝剣岳、左に宝剣山荘、右手前はケルン、写真では見えないが人が立っている

ガスが晴れてきました。
山の天気は、刻々と変わります。
それだけに、同じところを見ていても、まったく別次元の光景を見ているようです。
アルプスの山だと尚更。

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ガスがとれ、中岳がはっきり、ゆるやかだが徐々に傾斜を増してくる

中岳へ着いたときには、ガスがすっかりとれました。
岩の上で、多くの人が休憩中。
祠が祀られています。

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岩の中岳山頂

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山頂の祠

中岳へ来ると、その先に目指す木曽駒ヶ岳の堂々とした山容が見えてきます。

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中岳から見る木曽駒ヶ岳、青い屋根は駒ヶ岳頂上山荘

岩に腰掛け中岳で休憩。
駒ヶ岳へは、下って登り返しです。

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中岳から下る途中で、振り返る

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駒ヶ岳と駒ヶ岳山荘

下ったところは、キャンプ場になっています。
カラフルなテントが、いくつも立っていました。

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テントもたくさん

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駒ヶ岳山頂をめざす

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駒ヶ岳への登りで、振り返って見る景色

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山頂は真っ青な空だが…

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西側の山小屋の方は、ガスが覆う

傾斜はそれほどでもないのですが、酸素が薄い分、ハードに感じます。
ゆっくりと登って、駒ヶ岳山頂に到着です。
三角点はもちろん、山名盤、伊那と木曽の二つの駒ヶ岳神社があり、広い山頂です。

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左、山名盤、中央に三角点

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三角点

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山名盤と駒ヶ岳神社(伊那)

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駒ヶ岳神社

360度の眺望を楽しみながら、おにぎりを食べながら休憩をとりました。

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山頂には、多くの標識が立っている

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ガスの景色もきれい

山頂から、登ってきた道を、下ります。

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山頂から下る、正面に中岳、右に宝剣岳

変化する景色を楽しみながら。

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青空と白い雲、緑と岩肌のコントラストが美しい

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中岳の登り、相方さん、頑張ってます

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岩の間からたくましく伸びる

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乗越浄土まで戻ってきた

注意を要するのは、乗越浄土から八丁坂の急傾斜の下り。
慎重に下ります。

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わき上がるガス

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八丁坂を下る

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足元に注意して

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八丁坂から見る

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乗越浄土を振り返る

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空気がクリア

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八丁坂、中間付近の景色

八丁坂を中間付近まで下ってくると、高山植物が目立ってきます。
花を撮りながら、ゆっくり慎重に下ります。

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八丁坂で(花名不詳)

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ウメバチソウ

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花名不詳

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ミヤマアキノキリンソウ

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サクライウズ

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花名不詳

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花名不詳

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花名不詳

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八丁坂から見る

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八丁坂から見る

八丁坂の岩場で、小さな鳥を見つけました。
大きさはスズメほど。
コチョコチョ動いてピントが定まりません。
しかも、ちっともこちらを向いてくれません。
後姿しか捉えることができませんでした。

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何の鳥かな?

 お昼の時間を回っていますが、次々に登山者さんが登ってきます。

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登る人、下る人で、混雑しています。道を譲り合って

八丁坂の分岐まで下って来ました。
ここから左に、千畳敷カールを時計方向に回って、戻ります。

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八丁坂の分岐

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遊歩道を時計回りに廻る

数々の高山植物を見ながら、景色の良い剣ヶ池で小休憩。

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オンタデ?

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クロトウヒレン(シラネアザミの変種)

剣ヶ池一面は、ガスで覆われていましたが、着いて1分も経たないうちに、ガスがとれました。

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ガスが覆う剣ヶ池

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腰を下ろして振り返って見ると、ガスがとれていました

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後方にホテル千畳敷

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剣ヶ池に立つ千畳敷カールの標識

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剣ヶ池からアルプスの稜線を見る

剣ヶ池から階段道をひと登りすれば、ホテルのあるロープウェイ乗り場です。

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この階段を登ると、ロープウェイ乗り場

午後1時前に、戻ってきました。
この時間になっても、多くの登山者、観光客が切れ間無く上がってきます。
時間が早かったため、帰りのロープウェイ、バスとも、さほど並ぶことなく、乗ることができました。

天候に恵まれ、アルプスの山歩きを堪能し、楽しむことができました。
随分、歩いたように感じましたが、千畳敷と駒ヶ岳の往復距離は、わずか4km。
高低差は300mほどですが、累計高度は500mを超えます。
距離以上に、歩き応えがありました。

早朝の混雑は予想していたとは言え、想像以上でした。
係の人は、お盆の天候があまりすぐれなかったことと、この週末の天候予想が良かったため、集中したのではないかと言っていました。

月末には、紅葉シーズンを迎えますが、相当、混雑しそうです。
それも見たくなります。
今度、来たときには、千畳敷から別ルートで、三の沢岳へと登ってみたいものです。

今夜は、松川町の清流苑さんに宿泊。
明日は、南信州まつかわハーフマラソンが待っています。

2017.09.09 / Top↑
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