京都府山岳連盟主催のぐるっと京都トレイル北山・東山大会に参加してきました。
スタート地点は、叡山電鉄・二ノ瀬駅。
晴天の中、300人余りの人が、完踏めざして最終ゴールの松尾山・苔寺ゴールをめざしました。

行程
7:40叡山電鉄二ノ瀬駅7:42ー8:13夜泣峠8:14ー8:26向山ー9:00山幸橋ー9:44小峠ー9:53氷室神社ー10:15山の家はせがわ10:20ー11:03沢ノ池ー11:42高雄・白雲橋11:47ー12:35清滝ー13:00落合橋ー13:15六丁峠ー13:23鳥居本ー14:00阪急嵐山駅14:05ー14:36松尾山ー15:10苔寺(ゴール)ー15:35阪急上桂駅 距離約29.3km 所要時間(休憩含む)7時間53分 累計高度(+)約1482m(ー)約1628m

ルート


午前5時起床、おにぎりで軽い朝食を済ませ、6時前に家を出て、二ノ瀬駅には7時40分到着。
出町柳駅からの叡山電鉄は、立っている人も多く、乗客のほとんどが、トレイル参加者でした。
駅を出て、階段を下り、上二ノ瀬橋を渡って、貴船川の左岸沿いの歩道をすすみます。

1709kyoto1
貴船川左岸から二ノ瀬駅と上二ノ瀬橋を振り返る

次の橋をもう一度、渡りますが、その手前に小広場のある建物があり、ここで受付。
今回から受付方法が変わり、予め送付されたナンバーカードを受付で渡し、自らスタンプラリーカードに、スタンプを押します。
参加賞(今回は手袋)をもらって、広場の左手から橋へと向かいます。

1709kyoto2
受付を済ませて、さぁ出発、左手の橋を渡る

橋を渡り、右にカーブして上っていくと、叡山電鉄の踏切。
踏切を渡ったところが、守谷神社・富士神社で、神社の左側から山道へと入ると、夜泣峠への登り道となります。

1709kyoto3
叡山電鉄の踏切と守谷神社・富士神社

山道に入ると、急な階段道。
それを登り切ると、ジグザクした急な登りとなります。

1709kyoto4
急傾斜の階段

この坂で、もう汗が噴き出てきます。
登ったところが夜泣峠。
ここで左折ですが、その少し先に、夜泣峠の案内板と、その上、木の根っこのところに、小さな祠もあります。

1709kyoto5
夜泣峠、上の方に小さな祠がある
夜泣峠
惟喬親王と乳母がここで一夜を明かしたとき、地蔵に願をかけて夜泣きを止めたことから、この名がついたといわれている。

夜泣峠を左に登っていきます。
急坂は幾分か、おさまりますが、まだまだ登りが続きます。

1709kyoto6
夜泣峠を左に向山へ向かう

登っていくと、小広場のような向山です。
展望はイマイチ。

1709kyoto7
木立に囲まれた向山

ここから下りです。
しばらく行くと、展望のあるところへ出ます。
条件がよければ、京都タワーが見えるようですが、霞んでいます。

1709kyoto8
京都市内を見下ろす

周りの景色が、植林から自然林へと変わってきます。

1709kyoto9
自然林の下り道となってくる

樹林から抜け出ると、洛北発電所の建物があり、その先の橋(雲ヶ畑川橋)を渡ります。

1709kyoto10
樹林を抜け出たところで鞍馬川?を撮す。前方に十三石橋

1709kyoto11
雲ヶ畑川橋から振り返る。左の建物が洛北発電所

舗装道の雲ヶ畑街道に出て、左に曲がると、すぐに短い石段があり、脇にトレイル道の標識。
通りを渡って、その道をすすみます。
地図では、ここが山幸橋。

1709kyoto12
山幸橋のトレイル入口

しばらく樹林から解放されたフェンス沿いの道をすすみます。

1709kyoto13
ゆるやかなフェンス沿いの道

やがて、植林帯の中へと入っていきます。
だんだんと急坂となり、荒れた谷沿いの道と変わります。

1709kyoto14
木橋を渡る

1709kyoto15
倒木がある

1709kyoto17
途中にあるトレイル案内図

この辺り一帯は、盗人谷(ぬすっとだに)といわれているところです。
渡渉箇所もあります。

1709kyoto18
渡渉してすすむ

1709kyoto19
木の根元に、小さな道標

1709kyoto20
木橋は傷んでいるところがあり、慎重に渡る

かなり長い急坂を登り切ると、小峠です。
峠で案内をしているボランティアさんが、「前半の一番きついところです」と言っていました。
小峠を右に曲がって登っていくと、十三石山です。
直進して、氷室・京見峠へとすすみます。

1709kyoto21
小峠、ここから下りとなる

1709kyoto22
小峠のトレイル標識、右に曲がれば十三石山方面

快適に下って、林を抜けると、氷室の集落です。

1709kyoto23
杉林の道を下る

1709kyoto24
氷室の人家が見えてくる

氷室の集落から舗装道となり、ここから「山の家・はせがわ」まで、舗装道が続きます。

1709kyoto26
コスモスが、和ませてくれる

1709kyoto25
チョウチョもコスモスの花が大好き

1709kyoto27
真っ赤に燃えるようなヒガンバナ

氷室神社の前を通り過ぎると、集落とは別れ、ゆるやかに登っていきます。

1709kyoto28
氷室神社

1709kyoto29
広い舗装道を登る

1709kyoto30
坂の途中、アンテナのある建物

下りに転じると、T字の三叉路。
ここが氷室口で、右折します。
この大会は、ランは禁止なのですが、トレランで走り抜けていくランナーがたくさんいました。

1709kyoto31
突き当たりがT字路で右折、大会参加者は走り禁止

1709kyoto104 
氷室口にある表示

右折してすすむと、左手にお地蔵さま。
ここを過ぎると、「山の家・はせがわ」があります。

1709kyoto32
通り行く人を見守る地蔵さま

二ノ瀬駅をスタートすると、ここまでトイレは無く、トイレには長い行列ができていました。

1709kyoto33
「山の家はせがわ」さん

ここで、おにぎりを一つ補給しました。
道標に従い、左にすすみます。

1709kyoto34
山の家の前にある道標

坂道を登っていくと、杉木立の間から京都市内が見える展望の良いところに上がってきます。
ここを右に曲がり、右に京見山荘を見て、すすみます。

1709kyoto35
京見山荘付近からの展望

1709kyoto36
京見山荘

登っていくと、上ノ水峠で、京都市内が一望できるところがあります。

1709kyoto37
根の張る道を登る

1709kyoto38
上ノ水峠付近からの眺め、大文字山はどれかな

林の中の道から、明るい道と変わり、すすむと林道に出ます。
そのまま、道なりにすすむと、沢ノ池です。

1709kyoto39
明るい日差しが照る道

1709kyoto40
林道出合、真っ直ぐすすむ

静かな雰囲気が漂う沢ノ池の風景。
時折、四駆の車がエンジンを轟かせます。

1709kyoto41
ここまで車で来ることもできる

1709kyoto42
沢ノ池は、菩提川をせき止めて造られた人工池

池に沿ってすすみ、林の中を登っていくと、仏栗(ほとぐり)峠で、右折して高雄へとすすみます。

1709kyoto43
仏栗峠へ

1709kyoto44
仏栗峠への登り道

峠を過ぎると、下りです。
深く切れ込んだ堀溝のような道や、傾斜の急な階段など、足腰に負担がかかる道です。

1709kyoto45
堀溝のような道

林道(福ヶ谷林道)に出て、そのまま道なりに下って行くと、高雄です。
ここが第一のゴール地点です。

1709kyoto46
福ヶ谷林道に出る

1709kyoto47
林道に出たところで振り返る

1709kyoto48
きれいな北山杉が並ぶ林道

1709kyoto49
福ヶ谷を下る

二ノ瀬駅から高雄(白雲橋)まで約15.4km。
ここまで4時間かかりました。

1709kyoto51
第一ゴール地点から歩いてきた道を振り返る

エイドになっていて、飲み物に加え、バナナやグレープフルーツ、アメ玉などが用意されていました。

1709kyoto50
バナナ、グレープフルーツ、アメ玉、みな頂きました

1709kyoto105
高雄・白雲橋

高雄へ出てくると、雰囲気がガラリと変わります。
京都を代表する人気観光地、景色もきれいだし、観光客も多いし…。
何にも増して歩きやすい。
ここは、転倒の心配がありません。

舗装道を左にすすみ、槙ノ尾のバス停手前を右に、清滝川の方へ下っていきます。
ここから、落合までほぼ清滝川沿いの道です。

1709kyoto54
指月橋を振り返る

もみじの緑と澄んだ清滝川の流れが、ベストマッチング。
シーズンになると、観光客が殺到するのも分かります。

1709kyoto55
高級お座敷の看板が目立つ

1709kyoto56
愛宕神社へ続く橋

高雄橋を渡り、神護寺の参道を右に見送って、左にすすみます。

1709kyoto57
朱色が映える高雄橋

1709kyoto58
ここは左へすすむ

橋も建物も、周りの景色に溶け込んで、歩いていながら癒やされます。

1709kyoto59
高級料亭、なかなか縁がありません

1709kyoto60
もみぢやさんの川床、ここで一度だけ食べたことがあります

1709kyoto106
人工の滝もある

1709kyoto61
清滝川では、ハイカーさんが石の上で休憩中

1709kyoto62
高雄から清滝へ向かう遊歩道

1709kyoto63
潜没橋を渡って右岸へ

1709kyoto64
休憩所のある広場、休憩所の建物は壊れていました

1709kyoto65
右岸を歩く

1709kyoto66
コバルトブルーの水に岩が映る

1709kyoto67
いい景色

遊歩道をすすむと、清滝から登ってくる林道に出合ます。
右に曲がり登ると月輪寺から愛宕山。
左に下ります。

1709kyoto107
林道出合の標識、右の道が遊歩道

愛宕山参詣登山道を右に見てすすみ、渡猿橋を渡ったところで、右に階段を下って、清滝川沿いを歩きます。

1709kyoto68
この先、愛宕神社登山道

1709kyoto69
渡猿橋を渡って、すぐ右に下りる

1709kyoto70
渡猿橋を振り返る

芭蕉の句碑を左に見て、清滝橋(清竜橋)を渡ります。

1709kyoto108
苔むした岩に刻まれた芭蕉の句碑

1709kyoto71
いつまでも眺めていたい

1709kyoto72
清滝橋から見る

右岸の歩きとなります。
小さな滝があります。

1709kyoto73
小滝ですが、こちらは本物の滝

1709kyoto74
岩の間に咲くヒガンバナとギボウシの花

1709kyoto75
落合に向かう右岸の遊歩道

潜没橋(下清滝橋)を渡り、左岸を少しすすみ、階段を登って舗装道へ出ます。
右は落合橋。
ここを左に折れ、六丁峠へと登っていきます。

1709kyoto76
下清滝橋を渡る

1709kyoto77
階段道を登る

1709kyoto78
舗装道へ出たところにある案内板

だらだらとした登りです。
坂の途中に、保津川の展望が良いところがあります。

1709kyoto79
保津川を眺める

六丁峠を越えると、ずっと下り道。
足早に下り、鳥居本。
ここからは嵯峨野の観光地。

1709kyoto80
六丁峠、清滝側を見ています

1709kyoto81
鳥居本に出る

1709kyoto82
鳥居本

この時期なのに、意外に観光客が少なく、ひっそりとした感じです。

1709kyoto83
観光客をほとんど見かけません

落柿舎あたりまで来て、ようやく観光客が目立つようになってきました。
二尊院、常寂光寺、トロッコ列車駅へと近づくに従い、観光客が増えてきます。

1709kyoto84
二尊院の前で

1709kyoto109
常寂光寺、この辺りで数人のグループさんがスケッチ中でした

嵐山へ来ると、人、人、人です。
歩くのも大変、もちろん、渡月橋も渋滞気味。

1709kyoto85
人で溢れる嵐山、保津川下り下船場付近

嵐山公園を通り、第二ゴール地点の阪急嵐山駅に到着。
ボランティアさんが、笑顔で迎えてくれました。
ナンバーカードを渡し、自ら到着スタンプを押して、最終ゴールの苔寺をめざします。

1709kyoto87
嵐山駅で待つボランティアさん

1709kyoto88
阪急嵐山駅

駅の前を通り、バス通りを抜けて、T字路で左折。
すぐに松尾山への登山口となります。

1709kyoto89
松尾山登山口、狭い路地を入る

竹林の急な坂になります。

1709kyoto90
竹林の道をすすむ

坂の途中に展望のよいところがあり、一呼吸入れて、きつい坂道を登っていきます。
引いていた汗がまた、吹きだしてきました。

1709kyoto91
奥に比叡山

1709kyoto92
手前に渡月橋

嵐山駅から30分ほどで、松尾山山頂に到着。
でも、坂道は時間以上に長く感じました。

1709kyoto94
山頂手前の苔寺方面との分岐にある道標、ここから山頂を周回

山頂は北東側の樹木が伐採され、市内の展望がよくなっています。

1709kyoto93
三角点のある松尾山山頂

あとは、下るのみと思いきや…。
苔寺方面への分岐に戻り、急坂を下り、その後、いくつかの登り下りの試練。
下りは、特に急で、これが足腰にきます。
変な姿勢で下ったのか、腰が痛くなりました。

1709kyoto95
歩きやすいシダの道もある

1709kyoto96
自然林の気持ちのよい道の先は、急坂下り

竹林の急な階段道を下ると、最終ゴール地点の苔寺でフィニッシュです。

1709kyoto97
階段道を下り切って、トレイル踏破

1709kyoto98
最終チェックを受ける

ボランティアさんが、歓声を挙げて出迎えてくれました。
スタートからたくさんのボランティアさんの励ましや助けを借りて、無事、完踏できました。
ありがとうございました。

170924a 
完踏証です

1709kyoto99
無事、フィニッシュ

ここから阪急上桂駅まで約1.5km。
色付いたモミジの景色や、お土産屋さんの軒先を見ながら、駅に着きました。

1709kyoto100
西芳寺のモミジ

1709kyoto101
竜宮殿のような「かぐや姫竹御殿」

1709kyoto102
椋の木、樹齢約五百年。ここを右折し、突き当たりを左へ曲がってすすめば駅

駅のホームに着くと、ちょうどいいタイミングで、電車が入ってきました。

1709kyoto103
上桂駅、歩き終了

乗り継ぎの竹田駅で、昨夜作ってもらった栗ご飯のおにぎりを二つ食べ、急行待ち。
我が家には、午後5時20分頃に帰ってきました。
30km近くも歩くと、やっぱり疲れます。

汗は、いっぱいかきましたが、お天気に恵まれ、いい山歩きでした。
前回、このコースを歩いたのは1年半前。
そのときよりも、時間がかかっています。
タイムを競う大会ではありませんが、年とともに、時間を要するようになりました。
2017.09.24 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://megusun.blog59.fc2.com/tb.php/3082-e35a74cd