鈴鹿セブンマウンテンの一つ、入道ヶ岳に登ってきました。
入道ヶ岳は、麓にある椿大神社(つばきおおかみやしろ)のご神体で、山頂には大きな鳥居があります。

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鈴ヶ岳鎌尾根から入道ヶ岳を見る(今年6月17日撮影)

天気予報では、晴れマークだったのですが、見事に当てが外れ、雨の山歩きになってしまいました。
展望を期待して登ったのに、ガスでその期待は裏切られ、しかも、ヤマビルが首に吸い付き、シャツまで血みどろになる不運。
靴もズボンもドロドロ、泣きたくなりました。

行程
自宅3:30〜5:04椿大神社第3駐車場7:03ー7:15椿大神社本殿ー7:31愛宕社ー8:26避難小屋ー9:18新道コース分岐ー9:19北の頭9:34ー9:40奥宮(最高点)9:41ー9:50入道ヶ岳山頂(標高906m)10:07ー(往路ピストン}ー11:41第3駐車場11:50〜13:45自宅 距離8.3km、所要時間(休憩含む)4時間38分 累計標高(+)約857m


ルート



玄関を出るときには、夜空に月が浮かび、星も見えていました。
名阪国道で三重県に入ると、雨がポツリ、ポツリ。
アレッ、雨。
予想外でした。

夜の車の流れは順調、我が家から椿大神社まで1時間半余りで着きました。
雨が止む気配はなく、間断なく降り続いています。
スマホで、天気情報を見ると、午前6時頃には雨は上がり、晴れマーク。
昨夜の栗ご飯のおにぎりを一つ食べ、雨が止むのを待ちました。

ところが、雨は止むどころか、ひどくなるばかり。
これでは、いくら待っても、天気の回復は望めません。
駐車場で待つこと2時間、仕方なく合羽を着込んで歩き始めました。

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椿大神社第3駐車場、登山者はこの駐車場を利用(無料駐車場)

お社へ続く舗装道をすすみます。
お茶の花や山茶花が雨に打たれていました。

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ゆるやかな舗装道をすすむ。もう山茶花が咲いている

椿大神社は、大きな神社です。
三重県では、伊勢神宮、二見興玉神社に次いで、三番目に参拝者の多い神社なのだそうです。
知りませんでした。

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堂々と風格のある神社。第1から第3まで広い駐車場がある

広い参道を通り、まず、本殿にお参り。

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参道を歩いていると、身が引き締まる

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入道ヶ岳は神社のご神体、登山の前にお参り

本殿左手の舗装道を上っていくと、愛宕社の石鳥居が見えてきます。
ここが、登山口。
急で長い階段が真っ直ぐ延びています。
鳥居の左手には、トラバースするように、ジグザグ道の登山道が通じています。
石段を登り、愛宕社にもお参りして、左の登山道に入りました。

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愛宕社鳥居、ここが登山口、石段を登ると愛宕社

ご神体の山なので、手はあまり入ってなく、自然林の道です。
結構、傾斜のあるジグザク道。
標識2を過ぎると、尾根道となり、ゆるやかで歩きやすくなります。

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標識2、この標識が10まで続く

合羽を着ていると、さすがに暑く、ここで上着だけ脱ぎました。
多少の濡れは覚悟です。
気温が高く、風もほとんどありません。

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木の根が張る尾根道

ゆるやかな登り下りがあり、鉄塔の下をくぐって、すすむと標識3です。

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鉄塔の下をくぐる

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随所に表示、道は分かりやすい

3の標識を過ぎると、急な下りとなって、その後、一転して急登。
近くでは、名前の分からないキノコを見つけました。

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急坂の下り

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キノコが生える

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木の根を掴み登る

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雨で滑りやすい

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長い急登、ロープが張られている

急登が一旦、途切れると標識4があり、この先もまた、急傾斜の道です。

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標識4、この先、急

登り下りしながら、標識5に。

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雨が止んで、もやってくる

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標識5

急坂を喘ぐように登っていくと、避難小屋です。
ベンチがあり、小グループであれば、全員が入れるほどのスペースがあります。

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避難小屋が見えてくる

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避難小屋から山頂まで1.3km、小屋の内部

登るほどガスが深くなっている感じです。

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ガスが覆う

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標識6

標識6を過ぎ、標識7辺りにくると、幾分、傾斜はゆるやかになってきます。
適度にインターバルをとりながら、ゆっくりと登っていきます。

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歩きやすくなるが、登りの道が続く

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前方が少し明るくなる

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標識7

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ガスと雑木が覆う中、黙々とすすむ

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じっくり見ると、自然林のいい雰囲気

ゴロゴロした大きな石が目立ってきます。
アセビの生える道になり、やがて、ササ原の道に変わってきます。

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石とアセビの道

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変形した樹形に目が止まる

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笹が目立ってくる

アセビの低木が多くなると、標識8.
高低差の少ない歩きやすい道となってきます。

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笹と低木のアセビが多くなる

さらにすすむと標識9です。

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トンネル状の登山道を抜ける

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標識9、快適な道になってくる

左手向かいに、うっすらと山頂の鳥居が見えます。
あそこまで、まだ、距離があるなぁ。

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標識9付近から山頂を見る

アキノキリンソウが、たくさん咲いていました。
こんな天気だけに、花と出会うと、嬉しくなります。

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アキノキリンソウ

下って登り返すと、標識10。
宮妻峡方面から登ってくる新道コースと、今、通ってきた北尾根コースの合流点です。

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新道コースと北尾根コース出合

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出合で、新道コースを見る

ここを左に曲がったところが、北の頭。
晴れていれば、北の方向に鎌ヶ岳や御在所岳の雄大な展望が広がって見えるはずなのですが、何にも見えません。
15分ほど、ここに座っていました。
天候が回復することを祈っていたのですが…。
叶いませんでした。

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北の頭

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登山道の交差点になっている。左後方に入道ヶ岳山頂

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北の頭から山頂を見る

幸いにして、雨はすっかり止みました。
ササ原の中に、蕾のままのリンドウが顔を出しています。
この天気で、開くのを躊躇しているかのよう。

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開花間近のリンドウ

大きな鳥居のあるところが、入道ヶ岳の山頂ですが、最高地点は奥宮となっています。
イワクラ尾根を奥宮へ向かいます。
下って登り返したところにあります。

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奥宮に向かう道で山頂を見る

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途中にある入道ヶ岳の分岐

下っていくと、菊に似たような小さな花が咲いていました。
ヤマシロギク?。

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ササ原に咲く

赤く見えるのは、アカヤシオ?の紅葉。
少し、色付いています。

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斜面にあるのは、アカヤシオそれともシロヤシオ?

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このトンネルを抜けると、奥宮

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椿大神社奥宮

無事、奥宮にお参り。
ここで引き返し、先ほどの分岐まで戻り、山頂に向かいます。
10分足らずで着きました。

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奥宮から引き返す途中で、北の頭を見る

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山頂の手前、左の深く切れ落ちた谷を見る。ガスで覆われている

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マムシ草がありました

山頂では6人のハイカーさんが、休憩中でした。
男性2人連れのハイカーさんは、二本松尾根から登って来られたようでした。
ヤマビルの被害に遭って、6匹もくっついたという声が聞こえました。

そして、こっちを見て、「首、血だらけですよ」。
エッと思い、首に手をやると、指が真っ赤。
「ヒルにやられた
不覚にも、まったく気付きませんでした。

こんな日は、ヒルにとって最良の日。
まさか、首をやられるとは…。
後で、3人のハイカーさんが登って来られましたが、その内の一人は、ズボンが血で染まっていました。
サイレントキラーのヒル、恐るべし。

一人になって、しばらく山頂で、ゆっくりしました。
鳥居の近くに座って、残っていたおにぎりを食べました。

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山頂の大鳥居

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奥宮椿大神社の文字が見える

下山は、二本松尾根で下るつもりでした。
でも、ヤマビルの話しを聞いて、登ってきた北尾根をピストンで下ることにしました。

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下山時の風景

時間が早かったこともあり、下山していると、登ってくる多くのハイカーさんと出会いました。
20人くらいの人とすれ違ったと思います。
雨で道は滑りやすく、慎重に下りました。

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舗装された林道を下る。ここも油断すると滑る

本殿近くまで下りてくると、神主さんや巫女さんが神妙な面持ちで歩いてきます。
道を空けて、見送りました。
軽トラには、御輿や太鼓が積まれていました。
祭りがあったのかも知れません。

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神主さんと巫女さんを見送る

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秋祭りだったのかな?

駐車場に戻ってみると、朝は4台しかなかった車が、20台くらいに増えていました。
こんな天気でも、たくさんの人が登られています。
改めて人気の山だと、感じさせられました。

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車が増えていました

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帰路で振り返って見る入道ヶ岳、雲がかかったまま

鈴鹿セブンの中では、登りやすいと言われる入道ヶ岳ですが、急登が多く、決して楽ではありませんでした。
展望の良い山だけに、晴天のときに登りたい山です。

2017.10.09 / Top↑
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