FC2ブログ
年が明けて、初めての山歩き。
地元、奈良・高円山(たかまどやま)を歩いてきました。
高円山は、若草山の南に位置し、山頂近くには、大文字の火床があり、奈良公園からはその大の字を見ることができます。

京都の大文字山ほど有名ではありませんが、この高円山でも毎年8月15日に奈良大文字の送り火が行われ、多くの観光客が見物に訪れます。

行程
近鉄奈良駅9:16ー10:08白毫寺町登山口ー10:33火床10:50ー10:56高円山山頂(二等三角点・標高432m)10:58ー11:13高円山最高点(標高461m)
11:15ー(登山口)ー(奈良三条通・三好野、昼食)ー13:20近鉄奈良駅 距離約11.4km、所要時間(休憩含む)4時間04分 累計高度(+)497m

ルート



近鉄奈良駅から東向商店街を抜け、三条通りを東に。

1801takama1
近鉄奈良駅から歩きスタート

猿沢池の畔を南へすすみ、奈良ホテルを左に見て、東に向かうと高畑です。

1801takama2
猿沢池は凍って、日光が反射

緩やかな高畑の道を上っていきます。
右手前方には、これから向かう高円山。

1801takama4
高畑から見る高円山、大の文字が見える

飛鳥中学校の前を過ぎると、柳生に続く滝坂の道となります。
ほどなくして、小さな橋があり、手前に親ろく地蔵尊が祀られています。

1801takama5
能登川にかかる橋の手前にある親ろく地蔵尊

橋を渡るとその先に、白毫寺への分岐があり、右折して南へすすみます。

1801takama6
右折して、白毫寺の方向へすすむ

道は上り坂となり、下りに転じてすすむと、左に登山口が見えてきます。

1801takama7
登山口付近から奈良市街、生駒山を見る

1801takama8
登山口の表示板

1801takama9
登山口、ここから山道となる

登山道に入ると、左に池。
寒さのため、池は凍っています。
全国的に、ここ2,3日は、今冬一番の厳しい寒さです。

1801takama10
池が凍っている

登山口を入って、すぐに道は二手に。
右は尾根筋の道で旧道、左は新道で沢沿いの道です。
左の新道にすすみます。
自然林が続く足にやさしい道ですが、ところどころで倒木が見られ荒れています。

1801takama12
沢沿いの道をすすむ

1801takama13
自然林の道

1801takama14
途中にも小さな池がある

1801takama15
池の横を通り抜ける

標識類は多くありませんが、よく踏まれているので、踏み跡を確かめながら歩けば大丈夫です。

1801takama16
静かな山歩き、たまに鳥の鳴き声が聞こえてくるだけ

春日原生林に続く山だけに、たまに大きな樹木を見ます。

1801takama17
大きな木

落ち葉と一緒に、黒っぽい実がたくさん落ちていました。
でっかい栗のような形ですが、何の実が分かりません。

1801takama18
何の実かな?

急登というほどではありませんが、そこそこの傾斜がある道です。

1801takama19
倒木が道を塞ぐ

1801takama20
小さな表示板

1801takama21
カバーが掛けられ保護されている

登るにつれ、白いものが目立ってきます。

1801takama22
雪が残る

前方が明るくなり、急坂を登ると、火床です。
いい眺めです。

1801takama25
火床到着

1801takama23
かなりの傾斜です

1801takama26
大文字の火床

1801takama30
火床から北西側を見る

1801takama28
大文字送り火の石碑

遮るものは何もなく、冷たい風が顔や頬を冷やします。
でも、展望は申し分なし。
北には京都愛宕山、左に目を移していくと、北摂山系の山、正面は生駒山、生駒山の右奥には六甲山系の山並みをうっすらと見えています。

左側には、信貴山から二上山、大和葛城山、金剛山と続きます。
見飽きることのない景色です。

1801takama24
奈良市街と生駒山

1801takama31
市街地中心部

1801takama35
中央、平城宮跡

1801takama34
東大寺大仏殿

1801takama29
北側には春日原生林

1801takama32
右手前に若草山、若草山左遠くには愛宕山が見える

火床から高円山山頂へ向かいます。
大文字の一番上のところから、樹林の中へと入っていきます。
ここからは、急坂はなく、ゆるやかな歩きやすい道が続きます。

1801takama37
歩きやすい道となる

1801takama38
アセビが生える

1ヶ所だけ、急で長い階段があります。
階段があるのは、ここだけ、登り切ると歩きやすい道となり、高円山三角点の道標を見ると、山頂は直ぐです。

1801takama39
長い階段を登る

1801takama40
この標識が見えると、山頂は直ぐ

山頂標識と二等三角点があります。
展望はききません。

1801takama41
高円山山頂三角点

標高は、432m。
三角点はありますが、高円山の最高点はここではなく、最高地点は、ここからさらに東にすすみ、奈良奥山ドライブウェイを通り越した直ぐの東側にあります。
一旦、下って最高地点へ向かいます。

1801takama42
最高点へ向かう道

歩きやすい道です。

1801takama43
ここも少しだけ雪が…

道が広くなり、開放的な感じになってくると、ほどなくしてドライブウェイ。

1801takama44
広くなった道をすすむ

ドライブウェイに出たところで、駐車場に一台だけ車が止まっていて、眼下に広がる景色を眺めている姿が見えました。

1801takama45
奈良奥山ドライブウェイ、左側高くなっているところが高円山最高点

1801takama46
ドライブウェイ展望台にある大伴家持の石碑(犬養孝書)

大伴家持の石碑には
「高円の秋野の上の朝霧に、妻呼ぶを鹿出で立つらむか」
と書かれています。


ドライブウェイを横断し、左から巻くように登っていくと、最高地点到達です。

数年前まで、ここには高円山ホテルがありましたが、今は跡形もなく、荒れた感じ。
高くなったところに、高円山461mと書かれた木札だけが付けられていました。

1801takama49
高円山最高地点

1801takama47
一段高くなったところに木札がついてます

1801takama64
最高地点から二上山から大和葛城山方面を眺める

樹木や雑草が邪魔して、眺めはイマイチ。
ほどなくして、男女2人連れさんが上がってきました。
駐車場で見かけた人で、広島から来られたそうです。

最高点を見届けて、同じ道を下ります。
三角点はパスして、巻道を下って再び火床へ戻りました。

その途中、高齢者のパーティと出会いました。
人数は10数人。
マイナーな山なので、ちょっと驚き。

1801takama50
下山時に撮した大きな樹木

1801takama51
火床へ下る

1801takama52
下山時に撮影

火床を過ぎ、下って行くと小さな分岐点。
ここで登ってきた道と別れ、右に方向をとりました。

1801takama53
左は登ってきた道、右に下る

こちらの道を下れば、滝坂の道へと下れます。
登りは沢沿いの道でしたが、こちらは尾根道。
ところが、不明瞭なところが多くあり、テープを確かめながらの下り。

1801takama54
尾根道だが、分かりにくい

木材が伐採され、加工しているような作業場所がありました。

1801takama55
作業をされているような場所

1801takama56
こんな木札もありました

途中で右に方向をとり、滝坂の道へ下るつもりが、尾根道は左に向かっています。
おかしいとは思いながら、そのまま尾根道を下りました。
この道は、寺山霊園へ下る道でした。
道を見落としたようです。

(帰ってから調べると、紅葉橋の方へ下るのが正解でした)

1801takama57
寺山霊園の表示、このルートに変更

1801takama58
ここも作業の跡

大きなヤマモモの木がありました。
ところどころで、樹齢を重ねた樹木を見ます。

1801takama59
青空に向って伸びるヤマモモの木

1801takama60
テープはあるものの道はわかりにくい

最後は、道ではないようなところを下り、舗装道に出ました。
白毫寺の方向へ下り、奈良教育大学から奈良町へと歩き、餅飯殿通りへ。

1801takama61
白毫寺の参道を見る

三条通りへ出たところで、「三好野」さんで、遅めの昼食にしました。
にゅうめんと柿の葉寿司のセットをオーダーし、冷えていた身体を温めました。

1801takama63
うどんがメインの「三好野」さん

1801takama62
寒いときには、温かいものが一番

休憩を入れて4時間ほどの歩きでした。
以前は、道標が多くあったようですが、無くなっています。
枝道も少なからずあり、要注意です。

火床から見る眺めは、京都・大文字山の景色に引けを取りません。
登山口からゆっくり歩いても30分足らず。
ここは、おすすめの絶景ポイントです。

2018.01.13 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://megusun.blog59.fc2.com/tb.php/3195-babea26c