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天理市にある龍王山から、桜井市初瀬(はせ)の長谷寺に続く縦走コースを、歩いてきました。
JR柳本駅をスタートし、龍王山までは何の問題もなく快調な出足。
ところが、龍王山から長谷寺へ向かう途中で、道迷い。
歩き回った末、舗装道を迂回する羽目になってしまい、距離も時間も大きくロスする山歩きとなってしまいました。

行程
JR柳本駅10:04ー10:15崇神天皇陵ー10:28山の辺の道分岐ー11:20田龍王社ー11:28龍王山山頂(標高586m)11:33ー11:48林道出合ー(道迷い)ー12:41車道出合(桜井・針・龍王山分岐)ー12:56初瀬ハイキング道入口ー13:06県道出合ー13:13巻向山分岐ー13:32初瀬山分岐ー13:40初瀬山(標高548m)ー14:29長谷寺前ー14:42近鉄長谷寺駅 距離約15.1km 所要時間(休憩含む)4時間38分

ルート
龍王山から県道50号線に出る間で道迷い

柳本駅を出て、駅から延びるコンクリートタイル敷きの道を東にすすみます。

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JR柳本駅(無人駅)

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駅から東にすすむ。左前方に龍王山

左に黒塚古墳を見てすすむと、国道169号線。
国道を渡ったところにトイレがあり、左(北側)にはバス停がありますす。

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黒塚古墳

そのまま直進して、崇神天皇陵に立ち寄り。
天皇陵を見て、稜に沿い右にすすみます。

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崇神天皇陵(正面)、松の右手に遊歩道がある

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崇神天皇陵と龍王山

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天皇陵から龍王山を見る

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遊歩道から振り返る、正面奥に生駒山

龍王山に登るには、北の長岳寺ルートと南の崇神ルートの2つ。
今回は崇神ルートで登ります。

稜に沿ってゆるやかな道を上っていくと、道は右にカーブし、左には長岳寺への分岐。
分岐をみやり、道なりにすすむと、「山の辺の道」の標識が見えてきます。

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天理・長岳寺の分岐

辺りには、崇神天皇陵をはじめ、行燈山古墳、景行天皇陵などがあり、歴史的風土特別地区に指定されています。

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歴史的風土特別地区のプレート

「山の辺の道」を右に見て、直進します。

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右に行くと、山の辺の道、ここは直進

西側には、二上山がくっきり。
晴れてはいるものの、寒々としています。

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「山の辺の道」分岐付近から二上山を見る

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「山の辺の道」と別れ、すすむ

沢沿いの道となり、龍王山登山ルートのプレートを見ます。
道標には、山頂まで2.5kmの表示。
ここを過ぎると、山道に変わります。

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龍王山の道標

歩きやすい道が続きます。

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沢に沿ってすすむ

途中に石仏さまが立っていました。
でも、首から上がなくなっています。

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首のない石仏が痛ましい

ギィ、ギィと杉の木がきしむ音。
これが、人のうめき声のように聞こえ、不気味な感じです。

山頂までは、要所に道標があり、分かりやすい道です。

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随所に道標

自然林が多くなって、登山道が明るい感じになってきます。

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落葉樹が目立ってくる

登山道脇の沢には、氷柱が下がっていました。
時折、雪が舞い、身体を休めると冷えてきます。

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氷柱ができている

石がゴツゴツした道となり、傾斜が次第にきつくなってきます。

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石の目立つ道になる

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傾斜を増してくる

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堀溝のような道

階段の道となり、左から登ってくる奥の院・不動明王石像からの道と合流すると、右に曲がります。

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階段が多くなる

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奥の院の道と合流

荒れた林を見て、杉林で覆われた暗くて長い急な階段を登り切ると、長岳寺ルートとの出合です。

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登山道の周りは荒れている

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出合で長岳寺登山道を見る(左側)

ここから舗装道(林道)となり、右にすすむと、田龍王社の祠があります。

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田龍王社の祠

祠の前を通り、林道を登っていくと、駐車できる広いスペースがあり、ここに山頂への道標と案内板があります。

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案内板のうしろを登る

道なりにすすみ、階段を登れば、ほどなくして龍王山の山頂(南城跡)です。

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階段道を登る

遊具もある広い山頂です。
西側が開け、金剛山から生駒山に連なる山並みがパノラマのように広がっています。
金剛、葛城辺りは、黒ずんだ雲が覆いかかり、雪が降っていそう。

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遊具もある山頂

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条件が良ければ、明石海峡大橋まで見ることができる

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奈良県景観資産に指定されている

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金剛山、大和葛城山は雪雲の中、手前大和三山、左から香具山、畝傍山、耳成山

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遠くに大阪の街が見える

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眼下に柳本の町並み

小休憩して、長谷寺へと向かいます。
南側に下る道があり、テープが付けられている急坂を下ります。

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木の幹に、荒神・長谷寺の小さなプレート

雪で白くなっており、道がわかりにくくなっています。
ここからは、道標類は少なく、テープや踏み跡に注意しながらすすみます。

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雪で分かりにくい

分岐はあるものの林道までは、すんなりと下りました。

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この辺りは、分かりやすい道

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倒木が多い

林道に出て、左にすすみます。

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林道出合、左にすすむ

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出合から林道を下っていく

林道に出てから、道が分かりにくくなります。

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ここは右に入る

林道を右に入ってすすみ、また、右の山道に入ります。
多分、道は間違っていなかったはずですが…。

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ここで右の山道に入る

荒れ気味の道をすすむと、道が二つに分かれています。
左に下りました。

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左に下るが…

道を示すものはなく、下って行くと、左に池が見えてきます。
道がはっきりしなくなってきました。

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池は凍っている

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藪の中をすすむ

フェンスが出てきて、道はその外。
ビニールハウスが並んでいます。
ところが、フェンスで遮られ、道に出ることができません。

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道は見えているのに…

仕方なく、引き返して他の道を探しました。
いくつかの道はあるものの、皆、途中で行き止まりか不明瞭。
行きつ戻りつ、他の道を探すも分からず。

雪もひどく降ってきて、道を探すのは諦めました。
林道に戻り、大回りですが、車道をすすみました。

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林道から車道に出る

車道を右に桜井方向に下ります。

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車道を桜井方面に、道が滑りそう

ビニールハウスの並ぶ田園風景の中、広い道をすすみます。

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広い道をすすむ

迂回して、初瀬ハイキング道の入口にやってきました。
冒頭のルート図を見ても、随分、大回りしているのが分かります。

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右からの道を通って来るはずが…。この左先にハイキング道の入口がある

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標識が倒れている、ここを左に

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初瀬ハイキング道入口

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獣除けのフェンスには、案内のプレート

フェンスをを開閉して、すすむと、県道に出ます。
ここまでは下りの道でしたが、ここからは登り基調となります。
県道を横切り、登ります。

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県道出合

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県道から縦走路を振り返る

ところどころで、道が不明瞭になったり、倒木や枝道があります。
テープを確認しながらの歩きです。

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倒木が目立つ

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尾根道をすすむ

巻向山の分岐を右に見て、直進します。

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巻向山の分岐(右)

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ここは直進、テープがある

雪のため、道が白くなっています。
しかも、気温が低いため、凍り気味。

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雪で白くなっている

初瀬山の分岐も、分かりにくく、注意していないと、通り過ぎてしまいます。
通り過ぎてから気が付き、引き返しました。

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初瀬山の分岐。ここは左に、道標はない。注意してみるとテープがある

山頂を巻くようにして初瀬山に着きました。
こんもりとしたピークという感じで、頂上らしさは感じられません。
幹に付けられた山名の札がなければ、気付かないほど。

分かりにくいですが、縦走路から直登する道もあります。

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何の変哲もない初瀬山山頂

縦走路に戻り、下って行きます。
長谷寺まで下りのみ。
笹が生い茂り、かき分けてすすむと、杉林の道。

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笹が道を塞ぐ

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杉の植林帯に入る

斜面上のトラバースのような道をすすみますが、崩れそうなところもあります。

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道標類が少ないだけに、テープはありがたい

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斜面上の分かりにくい道

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こんな道だと分かりやすい、テープもある

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トラバースの道

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 荒れて分かりにくくなっている

下って行くと、小さなアンテナのようなものが立つところに出てきます。
長谷寺本堂と書かれた看板が、地面に置かれていました。
鉄柱には、手書きで長谷寺の文字と矢印。

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長谷寺本堂の看板

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鉄柱に矢印表示

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鉄柱のところから道を振り返る

竹林の道を過ぎ、左にお墓を見ながら、急坂を下ると、初瀬の家並みが見えてきます。
ここまで来れば、長谷寺はもうすぐです。

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竹林を下る

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民家が見えてくる

お墓の道から車道に降り立ち、左にすすむと長谷寺の前です。

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長谷寺前、今回も参拝はなし

静かな門前通りを抜けて、長谷寺駅に着きました。

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街灯の柱に駅への道順

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近鉄長谷寺駅

このルートは、龍王山から長谷寺への道が分かりづらく、道間違いをしたところ以外にも、何度かどちらへ行こうか迷うところがありました。
ルート上の道でも、不明瞭なところがあり、要注意です。

縦走の面白さはありますが、龍王山を過ぎると、途中に見どころはあまりありません。
距離は長いですが、比較的楽に歩けます。
山や縦走路では、誰一人として出会いませんでした。

帰ってから、迷ったところを調べてみました。
池を過ぎたフェンスのところに出入口があったようです。

よく見たつもりでしたが…。
藪になっていて、分かりませんでした。

長谷寺駅の待合室で、京都から来られた80歳になる男性から声をかけられました。
清水寺の近くで、とても、にぎやかなところに住んでいる方で、
「奈良はいいですね。いたるところに古墳や寺院があり、静かで癒やされます。私は京都より奈良が好きです」。

奈良に住んでいる者にとって、この言葉を聞くと、うれしくなります。
歴史的風土地区が多くあり、あまり人の手が入っていない自然で素朴な景色が、惹きつけるのだと思います。
2018.01.26 / Top↑
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