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和泉山脈の西端部にある俎石山(まないたいしやま)から札立山(ふだたてやま)の縦走路を歩いてきました。
標高400mほどの低山ですが、紀淡海峡や紀泉の山々の展望がきき、楽しく歩くことができました。

行程
南海箱作(はこつくり)駅9:45ー10:22木製階段のとりつきー10:33展望台10:39ー10:46俎石山登山口ー11:06尾根道出合ー11:40北展望台ー11:42俎石山(標高420m・昼食休憩)11:57ー12:10大福山(標高427m)12:13ー12:42見返り山(標高337m)12:44ー13:09札立東山ー13:15札立山(標高349m)13:16ー14:12東峠ー14:16鉄塔下ー14:21孝子峠ー14:50南海孝子(きょうし)駅 距離約16.6km、所要時間(休憩含む)5時間05分 累計高度(+)約723m


ルート


今朝起きると、外は真っ白。
奈良では、今冬一番の雪、新雪を踏みながら駅へ向かいました。

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雪道を駅へ向かう

難波駅で近鉄電車から南海電車へ乗り換え。
南海本線特急サザンに乗って、尾崎駅で普通電車に乗り継ぎ、箱作駅で下車。
ここから歩き開始です。

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窮屈そうな箱作駅

駅を出て国道を渡り、住宅街を通る広いバス通りを山手へすすみます。

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住宅街をすすむ

途中、家庭菜園で咲くスイセンが出迎えてくれました。

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歩道脇で、スイセンがごあいさつ

歩車道分離の整備された道を上っていくと、国道26号線バイパスの高架下をくぐります。
その先に、桃の木1丁目のバス停があり、直ぐ先の信号を右折します。

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国道26号線の高架下をくぐる

左がショッピングセンター(デイリーカナートはやし)で、その先、左の階段を上って住宅地内の公園を山手へ向かってすすみます。

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この看板の直ぐ先が、公園に入る階段

ゆったりとした広い公園です。
公園を縦断するようにすすむと、車道に架かるかもめ橋で、これを渡って左から長い階段を上ります。

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公園を縦断する

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階段を上ってかもめ橋を渡る

長い階段を上ると、車道に出て、右前方に見える高齢者施設の建物をめざすようにすすみます。

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公園内の長い階段を上る

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階段を上って車道との出合、左側から前方の高齢者施設の方へすすむ

高齢者施設(サンヒル都)の右から巻くように登っていくと、右に木製の階段のところへやってきます。

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木製階段とりつき

ここから登りました。
後で分かりましたが、登山口はこれより先、道なりにすすんだところにあります。
階段は、山の中腹にある展望台に通じており、展望台からは直接、山へ登ることはできません。

長い階段道を登って展望台へ。
展望台からりんくうタウン、関西空港がよく見えました。

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展望台の案内板

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下(住宅街)からも分かる展望台

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展望台からの眺望、中央右奥にりんくうタウン、真下には高齢者施設

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中央奥に関西国際空港

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展望台から俎石山登山道方向を見る

展望台から舗装道を下って登山口にきました。
手書きの案内板が立っています。

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俎石山登山口

ここから山道です。

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山道に入ったところで、展望台を見る(中央の白いもの)

少し下ったところに、柵があり、ここを入って直ぐのところを左に曲がると、右に橋。
ここを渡り、沢沿いにすすみます。

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柵をくぐる

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橋のところにある道標

山道に入ると、要所に道標があり、テープも付けられていて、分かりやすい道になっています。

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沢沿いをすすむ

右に池を見てすすむと、階段道となります。

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池がある

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小さな渡渉

長い階段が続きます。
階段の途中には休憩用ベンチも置かれています。

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階段の途中にあるベンチ

階段道を過ぎると、歩きやすい道と変わり、やがて尾根道に出ます。
ちょっとした小広場のような感じで、ベンチが置かれています。

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歩きやすい道に変わる

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尾根道出合

尾根道を右にとり、すすむと、鳥取池との分岐。
分岐を左に見やり、軽快に歩きます。

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俎石山側から箱作、鳥取池の分岐を見る

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軽快な縦走路

周りの樹木には、名前を書いたプレートがとり付けられています。
縦走路には、道標、ベンチ、案内図が多くあり、よく整備されたハイキング道です。

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シャシャンボ、聞いたことのない樹木名

晴れ間もあった空が、どんよりとした雪空に変わってきました。
霞がかかったようで、折角の景観はイマイチ。

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尾根道の休憩ポイントから見る、雪空で関空が見えない

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ベンチの置かれた展望のよい休憩ポイント

自然林が続く、気持ちの良い道です。

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シダの茂る道

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リョウブの並木

ハンガーコース入口のプレート(自然と本の会)がありました。
どんなコースなのか、聞いたことも無く、見当もつきません。

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ハンガーコース入口(右矢印)

2つ目の展望ポイントにやってきます。
鳥取池との分岐にもなっています。

時折、雪が舞い、ここでも視界は、もう一つ。

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2つ目の展望ポイント

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展望ポイントに設置された立派な案内マップ

さらにすすむと、古い石柱があります。
明治十二年、由良要塞などと刻まれた文字を読み取ることができます。

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明治時代の石柱

急坂の丸太階段に変わり、登りすすむと、見晴らしの良い北展望台です。

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急坂の階段を登る

残念ながら雪雲で展望を遮られ、写真は撮りませんでした。

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北展望台、地面、ベンチが白くなっている

北展望台から旗立山の分岐を過ぎ、少しすすむと、俎石山です。

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旗立山分岐

一等三角点がある山頂です。
大きな山桜の木もありました。

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俎石山山頂

ちょうどお昼時間どき。
ここで、おにぎりを食べることにしました。

ベンチに座っておにぎりをザックから取り出そうと下を見ると、ズボンにヌスビトハギが、いっぱいくっついていました。
「ギェ〜」。
おにぎりを食べながら、厄介なひっつき虫と格闘です。

ここまで出会ったハイカーさんは、たった一人だけでした。
休憩中に、反対方向から4人のハイカーさんが、登ってきました。
この後、縦走路で10数人ほどの人とすれ違いましたが、ほとんどが中高年の男性ハイカーさんでした。

15分ほど昼食休憩をとり、大福山へ向かいます。
雪がかなり降ってきました。

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雪が写る

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手入れされた細い尾根道が、白く染まる

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案内板の上にも雪

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パウダーを振りかけたように、ほんのり雪化粧

冷たい風が吹き、樹林の中に入ると、ホッとします。

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樹林が風を遮ってくれる

途中には、第三経塚跡(右矢印)の分岐。

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矢印方向へすすめば経塚があるようだが…

経塚とは、経典を土中に埋納した塚のこと。
三重の経ヶ峰や朝熊山でも見ました。
道標のところから、どれくらいの距離があるかも分からず、立ち寄りませんでした。

俎石山から15分ほどで大福山です。

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石段を上ると大福山山頂

大福山は、役行者の行場で、本恵寺奥の院の跡。
祠や仏さまが祀られていて、今回の縦走路にある山の中で、ここだけは雰囲気が違い、最も厳かな気分にさせられるところです。

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祠が並ぶ

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これを読むと、役行者の行場であったことが分かる

紀淡海峡や紀ノ川を眼下に眺めることができる絶景ポイント。
残念なのは、風景を遮るように電線が張られていることです。

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多奈川発電所と紀淡海峡

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和歌山方面の眺め、折角の景色が電線で台無し

大福山に「紀泉高原ハイキングコース略図」が、掲示されていました。
いろいろなところからアプローチでき、しかも、複雑にハイキング道が延びています。

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コース略図

大福山を少し下ったところにも、和歌山側の眺めのよいところがあります。

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こちらは、電線が邪魔しない

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刻々と変わる空

ベンチがあり、男女4人のグループさんが、談笑中でした。
二言、三言、会話を交わして、お先に。

淡輪方面の道を見て、尾根道をすすみます。

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淡輪分岐

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新緑や紅葉の季節だと、違った景色に

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自転車、オートバイ乗り入れ禁止、タイヤ痕がありました

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いい道です

お地蔵さまが祀られている奥辺(おくべ)峠に着きます。
左は、六十谷駅・八王子社跡、右は淡輪方面。
その間にある階段道を登り、札立山方向へすすみます。

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ベンチが置かれている奥辺峠、左に祠、札立山方向へすすむ

急な階段道を登って、すすむと見返り山です。

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見返り山

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道標がいくつも

ここからの眺めもきれい。

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見返り山から眺める

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紀ノ川が左から右に

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紀淡海峡に流れる

見返り山から右の尾根道に下ります。
小さなアップダウンや蛇行した道をすすみます。

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アップダウンを繰り返す

途中にある新池展望台も眺めがよいところです。
低山の縦走路ですが、尾根道からの眺めがよく、疲れを忘れさせてくれます。

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新池展望台

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直ぐ下に、新池が見える

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紀ノ川、和歌山市街が間近に見えてくる

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海に近くなるほど橋が多くなる

展望台からまた、樹林の道に。
鳥の巣箱が、いくつか付けられていました。

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鳥の巣箱を見かける

淡輪方面との分岐になる鳴滝峠を過ぎます。
太陽が顔を出し、青空が見えるようになりました。

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鳴滝峠

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青空が見えるようになる

急坂をクリアすると、札立東山です。

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ロープもある急坂

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札立東山

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札立東山からの眺め

札立東山から5分余りで札立山。
飯盛山の分岐点になっています。

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札立山、後方の道は飯盛山へ続いている

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ベンチがある

道標に従い、右の平井峠にすすみます。

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札立山から平井峠方向へ

札立山からは、下るだけと思っていましたが、意外にアップダウンがあります。
何度もアップダウンを繰り返しながら、すすみますが、平井峠まで随分長く感じました。

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大きな木に、心ない落書き

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可愛い注意書きがある(和歌山消防局)

鳴滝採石場跡分岐を過ぎてすすむと、明るい陽だまりのところへ出てきます。

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鳴滝採石場分岐

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道標のある小広場

鉄製のフレームに、プレートがいくつも付けられていました。
園児さんの名前が記され「とうちょうきねん くじらぐみ かぜのこほいくえん」と書かれていました。

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登頂記念のプレート

毎年11月に、ここへ登って来るようです。
結構、アップダウンあるのに…。
たくましい子どもたちの姿が、目に浮かぶようです。

ここで右に下ります。

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小広場から右に下る

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落葉樹の尾根道

表示がなければ、峠と思えないような東峠を過ぎると、鉄塔下にやってきます。

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東峠標識

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鉄塔下を通る

鉄塔下から5分ほどで孝子峠となり、右折して孝子駅へ下ります。

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樹形と絡み合う姿が面白い

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孝子峠で右折

植林帯を抜けると、舗装道との出合。
ここで、右に道なりに下っていきます。

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林道を下る

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舗装道を右に下る

飯盛山登山道に続く出合を過ぎると、駅まであとわずか。

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高仙寺(孝子観音)、飯盛山はここから入る

駅に着いて10分ほど待つと、電車が来ました。

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普通電車に乗り、尾崎駅で特急乗換

休憩を入れて5時間余り、距離は約16.6km。
急登や急坂は、それほどなく、よく整備されたハイキング道です。
地元の人たちに親しまれている山という印象を強く持ちました。

景色に富んだ縦走路は、危険箇所も少なく、安心して歩くことができます。
展望が良いので、晴天のときに登るのがおすすめ。

雪の舞う寒い日でしたが、アプローチに恵まれた山なので、十数人のハイカーさんと出会いました。
近くに、雲山峰や飯盛山などあり、体力に会わせ、様々なルートがとれるのも魅力です。
2018.02.12 / Top↑
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