FC2ブログ
大阪府と和歌山県の境に位置する和泉山脈の四石山(よついしやま)を歩いてきました。
今回は、登り口にある金熊寺(きんゆうじ)の梅林見学も目的の一つでした。
それが、終着の山中渓では、思いがけず、早咲きの桜を見ることができ、梅と桜を同時に楽しむことができた山歩きでした。

行程
JR和泉砂川駅9:20ー9:59金熊寺(梅林)10:09ー 10:15四石山取付口ー10:46鉄塔ー11:31採石場ー11:53四石山(標高384m・昼食休憩)12:07ー12:28沢出合ー12:50わんぱく王国12:57ー12:58JR山中渓駅 距離約9.8km 所要時間(休憩含む)3時間38分 累計高度(+)約615m(-)約571m


ルート

JR和泉砂川駅東口を出て、右にすすむと、すぐにT字路。
ここを右折し、泉南支援学校(すながわ高等支援学校)の方向へすすみます。

1803yotu1
JR和泉砂川駅、おもちゃのような駅舎

支援学校を左に見て、右から巻くように道をとると府道63号線で、この広い道を南東へすすみます。

1803yotu2
泉南支援学校を左に見てすすむ

道なりにすすむと橋があり、渡ったその先に、高架の阪和自動車道が通っています。

1803yotu3
橋を渡り、阪和道の下をくぐる

道路脇には、金熊寺梅林へ案内する立看板。
その道順通りにすすみます。

1803yotu4
この時期、この看板が立つ

右前方には、梅林の一部も見えます。

1803yotu5
前方に梅林が見える。前景を彩る菜の花もきれい

金熊寺の交差点で、信号を渡り、府道を斜め方向にすすみます。
一乗山金熊寺へ行く途中に、「盆梅庭園」の看板が立つ大きな門構えの家がありました。
「ご自由にどうぞ」と書かれているのを見て、ちょっと覗かせて頂きました。

1803yotu6
入場無料の「盆梅庭園」の邸宅

広い庭に、たくさんの盆梅が展示されています。
かなりの年数が経った古木が多く、オーナーさんの技倆や情熱が、直に伝わってきます。
見かける人はなく、お礼も言わずに、失礼してしまいました。

1803yotu7
広い庭に、いくつも展示されている盆梅

1803yotu8
赤い毛氈も用意されている

1803yotu9
紅梅、白梅、見事な盆梅が並ぶ

警察署が見えると、金熊寺のバス停です。

1803yotu10
バス停、警察署の前にある

さらに、直進すると、四石山の取付口ですが、その前に一乘山金熊寺の梅林に立ち寄ります。
バス停の先が、金熊寺の分岐。
右に曲がって、参道をすすむと、正面に金熊寺の本堂が見えてきます。
梅林は、本堂に入る手前、左へ上っていきます。

1803yotu11
一乘山金熊寺

1803yotu12
梅林の遊歩道から本堂(中央左)を振り返る

梅林の高台には、お休み処があり、食事や喫茶ができるようになっています。
そこから、斜面上に広がる梅林が、手に取るように見えます。

1803yotu18
坂道を上ると、お休み処がある

1803yotu14
お休み処から東側の眺め。中央奥に見える池の東に四石山の登山道が通る

1803yotu16
斜面上に広がる梅林

1803yotu15
紅梅が青空に映える

1803yotu17
紅、白、どちらも美しい

駅からここまで距離があるため、駅から歩く人は少なく、マイカーでの花見客が多いようです。
周辺には、駐車場(有料)が何ヶ所もありました。

参道を元の道に引き返し、先へ少しすすむと、四石山の取付口です。
右折して南へすすみますが、この先にも梅林の駐車場があり、地元産のお土産品が売られていました。

1803yotu19
四石山取り付き、ここからも梅林へ行くことができる

参道を戻らなくても、お休み処のところから、東へ下っていけば、この四石山の登山道へと通じます。

1803yotu20
四石山の登山道から、梅林(西側)を眺める

梅林とは反対の方向から、きれいな歌声が聞こえてきました。

春は名のみの風の寒さや 谷のうぐいす歌は思えど〜。

早春賦の曲です。
とても、上手で、思わずその方向を振り向きました。
誰かな?と思って見回すと、一人の女性。
身なりから判断すると、ある程度、年令のいった方のようですが、確かなことは分かりません。

1803yotu21
きれいな歌声が…、あの人かな?

池(養魚池)を過ぎて、山へと入っても、その声は耳に心地よく響き、とても印象に残りました。

1803yotu22
池越しに見る梅林

1803yotu23
池を過ぎると、山へと入っていく

梅林と別れて山に入ると、谷筋の道となり、左に「森の家」があります。

1803yotu24
「森の家」を左に見て、すすむ

舗装道から山道に変わり、その先の分岐を左にとり、沢沿いの道を登っていきます。

1803yotu25
沢沿いをすすむ

沢を通り、渡渉しながら登っていくと、左に池があります。

1803yotu26
沢をすすむ

1803yotu27
沢を渡る

1803yotu28
コバルトブルーの池

ここを過ぎると、荒れた感じの道になり、方向を見失いそうになりますが、よく見るとテープがあり、それを確かめながらすすみます。

1803yotu29
荒れ気味の登山道

1803yotu30
荒れてはいるが、踏み跡はしっかりついている

緩やかだった道は、急坂の階段道と変わり、途中にロープが張られたところもあります。

1803yotu31
この道標を過ぎると、急坂の階段道となる

1803yotu32
階段道を登る

1803yotu33
長い階段道

1803yotu34
ロープもあるが、頼るほどでもない

登り切ると尾根道となり、尾根道出合の右に鉄塔があります。

1803yotu35
尾根道との出合

1803yotu36
尾根道出合の右にある鉄塔

四石山は、出合を鉄塔とは反対側にすすみます。

1803yotu37
尾根道出合から左へすすむ

平坦な尾根道をすすむと、やがて、右に谷へ下る分岐があります。
ここは、直進方向にも、谷に下る方向にもテープがあり、迷うところです。

1803yotu38
尾根道から垣間見える西側の景色

1803yotu39
谷へ下る分岐、注意していなければ、直進してしまう

1803yotu40
谷へ下る道で前方を眺める

急坂を一気に下ると、谷筋の道に出ます。

1803yotu41
下りきると、谷筋の道

ここで右折しすすむと、再び急坂の登りが待ち受けています。

1803yotu42
谷筋の道は、しばらく平坦だが…

1803yotu43
ロープがある急坂となる

急坂を登っていると、ウグイスの声が聞こえてきました。
口笛で鳴き真似して返してみましたが、返答はありません。
登り切ると、ゆるやかな上り基調の尾根道となり、自然林の雰囲気のいい道が続きます。

1803yotu44
急坂を登ると再び、尾根道との出合

1803yotu45
歩きやすい気持ちのよい道

1803yotu46
尾根道にある道標とテープ

この尾根道を歩いているときに、山に入って初めて単独の男性ハイカーさんに出会いました。
尾根道から右前方にポコン、ポコンと山が並んでいるのが見えます。
どれが、四石山かな。

1803yotu47
四石山の方向を見る

昨日の雨で、滑りやすいところがあります。
シダが一面、覆うところも。

1803yotu48
シダが茂る

1803yotu49
前方の山が近くなってくる

細い尾根道を過ぎると、右下に採石場が現れます。

1803yotu50
尾根道をすすむ

1803yotu51
右下に採石場、その先に紀伊水道が見える

採石場の辺りは、樹林が切れて、関空やりんくうタウンを見ることができます。

1803yotu52
採石場から関空方向を眺める

1803yotu53
りんくうタウンを見る

ここから何度かアップダウンを繰り返し、登り切ると四石山の山頂です。

1803yotu54
採石場から下って上りを繰り返す

1803yotu55
急傾斜の上り下りがあるが、青空と自然林に癒やされる

1803yotu60
二等三角点のある山頂

山頂には、真新しい四つのベンチが置かれていました。
周りの樹木が邪魔して、視界はよくありません。

尾根道では、10数人のグループさんと、それに近い人数の人と出会いました。
でも、山頂はたった一人だけ。
独り静かに、おにぎりの昼食にしました。

1803yotu57
木製ベンチが置かれた山頂

1803yotu58
姿のきれいな松の木がある

山頂からわんぱく王国のある山中渓に下ります。

1803yotu56
山中渓に下る

1803yotu59
下り口にあるわんぱく王国の道標

きれいに整備された階段道を下ります。
下っている途中で、4,5人で登山道を整備している姿を見かけました。
安心して山歩きができるのも、このような人たちのお陰です。

お礼の言葉をかけさせていただき、下りました。
休憩中、山頂でゴミ袋と熊手が置かれているを見て、誰もいないのに、なぜあるのだろう?と不思議に思っていましたが、これで理由が分かりました。

1803yotu61
整備された階段道を下る

山中渓への下りは、急坂の多い道ですが、道標が随所にあり、道に迷うようなところはありません。

1803yotu63
近畿自然歩道の道標が随所にある

1803yotu64
下山途中で、四石山を振り返る、松の木が見える

1803yotu65
分かりやすい道が続く

長い急坂の階段を下りきると、沢に出ます。

1803yotu66
沢に下る階段道

1803yotu67
沢に出る

1803yotu68
沢の景観

1803yotu69
小さな滝がある

沢を渡り、急階段を登り返します。
これも結構、長い階段です。

1803yotu71
階段を登り返す

登り切ったところで、尾根筋に出て、左に曲がると、後はひたすら下るだけです。

1803yotu72
尾根筋にある近畿自然歩道の案内板

1803yotu73
ベンチのある休憩ポイントから、道を振り返る

かなりの年数が経った樹木があり、思わず見上げます。

1803yotu74
大きな樹が目を引く

小石混じりのザレ場のような道を過ぎると、道はゆるやかになり、わんぱく王国に入ります。

1803yotu75
わんぱく王国の看板が見えると、フィニッシュは近い

1803yotu76
こんな注意書きも。恐がりなので絶対触りません

1803yotu77
わんぱく王国に入る

1803yotu78
わんぱく王国側から登山口を見る

子どもたちの歓声が、聞こえています。
大きな怪獣の横を真っ直ぐ下ると、正面がJR山中渓駅です。

1803yotu80
怪獣の中を通るすべり台

わんぱく王国では、早咲きの桜が咲いていました。
しばらく、お花見。

1803yotu81
キンキマメザクラ?

1803yotu82
河津桜?

1803yotu85
アップでみても…

1803yotu84
ひいて見ても…、きれいなものはきれいです

1803yotu86
わんぱく王国、正面の案内板

1803yotu87
わんぱく王国入口

1803yotu88
JR山中渓駅

1803yotu90
紀州路快速で帰りました

標高(384m)の割には、アップダウンが多い山です。
そのため、累計高度は600mを超えます。
急坂の登り、下りがあり、歩き応えがあります。
自然林が主体の山なので、雰囲気の良い山歩きが楽しめます。

山中渓は、桜の名所で知られ、月末頃になると、満開を迎えることと思います。
4月1日(日)に、桜まつりが開催予定で、そのポスターが多く掲示されていました。
わんぱく王国は、入園無料ですが、毎月第3水曜日は定休日で、この日と入園時間外は、中を通ることができないので、迂回しなくてはなりません。

危険なところは少ないのですが、急坂や滑りやすいところがあるので、雨天や雨上がりの後は、要注意です。

2018.03.10 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://megusun.blog59.fc2.com/tb.php/3255-62f0fdcd