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三田市の北東部にある大船山(おおふなやま)に登ってきました。
この山は、ふるさと兵庫50山の一つで、標高は653mと低山ですが、山頂からは360度の景観が広がる展望のよい山です。
今回は、相方さんと二人だけの山歩きです。

行程
10:00JR三田駅(北口)10:15〜(神姫バス)〜10:37十倉(とくら)バス停10:39ー11:04登山口ー11:13三つ目の溜池ー11:43峠(波豆川分岐)ー12:04大舟寺(だいしゅうじ)跡・波豆川バス停分岐12:05ー12:28大船山(標高653m)12:37ー12:58分岐ー13:02大舟寺跡ー13:51(波豆川バス停)ー13:59大舟寺14:04ー14:10波豆川バス停14:35〜(神姫バス)〜15:01JR三田駅15:13 距離約6.2km、所要時間(休憩含む)3時間31分、累計高度(+)約491m


ルート
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詳しいルート図はこちら(地図をクリックすると拡大します)
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三田駅北口から神姫バス・小柿(こがき)行きに乗車。

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小柿行きのバスは、土・日・祝日、10時15分が始発

地元の人、3〜4人と、数人の中高年男性グループさんが同乗。
大船山登山口の最寄りバス停となる十倉に着くと、男性グループさんも降車。
てっきり、大船山へ行くのかなと思いましたが、違いました。

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十倉バス停からバスの進行方向(北側)を見る

登山口への道は、バス停から少し三田駅側(南)に戻ったところにあります。
大船山が、目の前に見えています。

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バス停から登山口方向を見る。左グリーン屋根の角を左折

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角にある登山口の標識、先端が尖った山容の大船山

彼岸花が咲いています。
もう咲いている。
奈良より、こちらの方が一週間ほど早いです。

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左折して進行方向を見る。彼岸花が畦道を彩る

長慶寺を左に見て、舗装されたゆるやかな道を上がっていきます。
先ほどのグループさんは、長慶寺にすすまれました。

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ここは立ち寄らず素通り

道なりにすすむと、登山口です。
ところが、ここへ来て、迷いました。
「あぶない」電気柵使用中。

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登山口に電気柵

電気は通っていないように見えましたが、そのまま行くには、躊躇します。
他に、入れそうなところは?と探します。
しかし、ここしかありません。

迷った挙げ句、引き返して聞いてみることにしました。
最初は、近くで作業中の人。
「登山口はあそこだが、電気柵?。分からんなぁ」
お次は、先ほどのグループさん。
近辺を散策するのが目的で、山へは登らず、登山口のことは分からないようでした。

バス停近くまで戻り、軽トラに乗っていた地元の人に聞きました。
「今は、使用しとらんし電気も通っていない。金具を外して、また、元の通りに戻しておいたらいいよ」。
やっと入れます。
これで、15分余り時間をロスしてしまいました。

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電気柵を通過して、振り返る

登山口を入ると地道に変わります。
ゆるやかな道が続きます。

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しばらく歩きやすい道

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道端に目立つ色のキノコ

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マムシ草も見る
 
左に溜池を見ます。
三つ目の溜池のところで、池の端を右に沿うと、木橋があり、ここを渡ると樹林帯に入ります。

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溜池がある

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木橋を渡り、樹林帯の中へ

入ってすぐに道標。

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波豆川方向へすすむ

谷道で荒れています。
風が通らず、少しずつ勾配が増すに従って、汗がたっぷりと出てきます。

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台風の影響もあり、荒れている

いろんなキノコを、いたるところで見ます。
目を惹くキノコには要注意。

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湿気が高いこともあり、キノコが多い

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小さくて、真っ白なキノコで可愛いが…手に取るのは要注意

石の混じる荒れた道を登ると、波豆川と山頂分岐の峠に着きます。

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分岐点となる峠、山頂まで870m

ここからゆるやかになります。
小枝が散乱し、やはり荒れています。

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峠から右に、ゆるやかな道になるも荒れている

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小枝が散乱

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よく見かけるキノコ

途中に、丸太を使ったベンチがあります。
傾斜が増してくると、大舟寺跡・波豆川バス停の分岐です。

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丸太の簡易ベンチ

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道標のある分岐

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ここにも、簡易のイスがあるが…

道標には、山頂まで350m。
距離は短いのですが、ここから厳しい登りが待っています。

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分岐から、ほんのしばらくだけ、歩きやすい道

休憩するのに、ちょうど良さそうな大きな丸太のところを過ぎると、急坂となります。

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ここから急坂になる

山頂近くまでロープが張られています。
ロープの助けも借りながら、登ります。
コース中、一番、きついところです。

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それほど急に見えませんが、きつい傾斜

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岩場の横を通り過ぎる

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きつい登りでは、こんな看板にも癒やされる

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キノコを見て、ひと息

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たくさんのキノコ

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ミヤマシキミの実

ところどころで、周りのものに目を止めながら、胸突き八丁のきつい上りを登っていきます。
傾斜がようやくゆるやかになってくると、大船山山頂です。

祠が、すぐに目に入ります。
ひろばになっていて、祠の後ろに三角点があります。

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祠のある山頂

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祠の後方に三角点

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山頂の案内板

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大船山
我々の祖先は、日夜仰ぎ見るこの天に突き刺すように尖った山容に接しては一種の恐れを成すと共に限りない親しみさえ感じていた。
山頂には「神奈備(かんなび)」ともいった石を組んだ「磐境(いわさか)」のあとが残っている。
後世、山岳仏教の盛んである頃には、ここに行者役小角を祀って修験者が修行に励んだこともある。
万葉歌人 柿本人麻呂は西国より海路、都に帰る途中、
天離(あまざか)る 鄙(ひな)の長道(ながち)ゆ 恋ひ来れば 明石の門より 大和島見ゆ
と歌い明石海峡からこの山を遠望し「大和へ帰ったぞ」とよろこんだともされている。
この大船山は内海航行の一つの目標であり、はるか昔の湖沼時代には、この辺りは湖で大船山は島になっていて船をつないだ松があったことから名付けられたともいわれている。(案内板抜粋)


樹木が邪魔していますが、360度の景色が広がっています。
山名を書いたポールが立っています。

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四方の山を示す

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山頂から眺める景色

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中央奥に三藏山、手前は寺山、寺山の右奥・三角の山は一本松山

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左に羽束山524m、右・宰相ヶ岳500m

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右奥、小高くなったところは大峰山

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遠くは六甲山系の山、右後方は瀬戸内海かな、右奥・三角の山は有馬富士

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北側展望

ここでお昼時、曇天ながら景色を眺めて、お弁当にしたかったところですが、帰りの波豆川バス停・バス発車時間は14時35分発の一本だけ。
これに乗り遅れると、バスはありません。
途中の登山道が荒れていることもあり、景色を眺めて早々と下山することにしました。

下り始めたときに、下から子どもの声が、聞こえてきました。
小学生くらいの男の子2人と、若いご夫婦さん。
山の中で初めて出会う人でした。

急坂でも、子どもたちは元気に登ってきます。
あいさつをしてすれ違い、慎重に下ります。

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慎重に下る

分岐まで戻り、大舟寺跡・波豆川バス停方向へ下ります。
分岐からしばらくで、大舟寺跡です。

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大舟寺跡の案内板

平たくなった地形と、石積みにその面影を感じます。

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平坦で広場のような大舟寺跡

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わずかに残る石積み

道が荒れていて、方向を見失いそうになりました。
こういうときは、GPSがあると助かります。
方向を見極めて下ります。

大きな山桜の木があります。
その傍には、丁石が立っています。

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大きな山桜の木

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頭上を見る

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山桜と丁石

涸れ気味の沢を下ります。
こちらの道も、枝木が散乱し、歩きにくい道。

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石がゴロゴロして歩きにくい

間に丁石を見て、下って行くと、左に堰堤が見えてきます。
ここまで来ると、広い道です。

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丁石が昔の参道を物語る

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丁石を確認しながら下る

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歩きやすい道になったかと思うと…

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また、荒れた道

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斜面に立つ丁石

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紅いキノコが生える

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沢を見る

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右に堰堤が見えると広い道

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堰堤を正面から見る

集落が見えてきます。

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右に丁石、集落が見えてくる

下って行くと、右に池があり、バス道に出ます。
ここを左に少しすすむと、波豆川バス停です。

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右に池があり、左折

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バス道に出たところで、振り返る。左に登山道の標識

波豆川バス停で、時間を確認。
13時50分を少し回ったところ。
発車時刻まで、余裕を持って下ることができました。

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波豆川バス停

近くにある大舟寺へ行ってみました。
黄檗宗のお寺です。
延宝5年(1677)に、大船山の中腹から移されたものだそうです。

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大舟寺正面

境内には、大きなカヤの木があります。
高さ20m、根回り8m。
根元の少し上から幹が三つに分かれて立ち上がっていて「三宝のカヤ」と呼ばれ、寺の宝になっています。

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石段の右に大きなカヤの木

珍しい茅葺きの鐘楼もあります。

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茅葺きの鐘楼

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正面、本堂

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本堂から左に鐘楼を見る

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百日紅の花とカヤの木

百日紅の花が咲き、本堂の前にやってくると、ギンモクセイの甘い香りが漂ってきます。
彼岸花もギンモクセイも咲いて、やっぱり咲くのは、こちらの方が早いです。
落ち着いていて、雰囲気を感じられるお寺です。
大舟寺から田園風景を見ながらバス停に戻りました。

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のどかな田園風景

バス停前には、登山コースの案内図がありました。
古くなっていて、見えにくくなっていました。

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登山案内図
                                    
 バス停で、遅いおにぎりのお弁当をいただきました。  

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余裕をもって、バスに乗車

怪しいお天気でしたが、なんとか空が持ち堪えてくれました。
台風の影響もあってか、登山道は随所で荒れて、道が分かりにくくなっていました。

電気柵を見たとき、どうなるかと思いましたが、登ることができました。
(電気柵は波豆川側にもあります)。

蒸し暑く、パンツまで汗がしみ通るほどで、結構、汗をかきました。
2018.09.17 / Top↑
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