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3日ほど前に、テレビで能勢にある長谷(ながたに)の棚田のことが紹介されていました。
長谷の棚田は、「日本の棚田百選」の一つで、大阪府下で棚田百選に選ばれているのは、ここと千早赤阪村・下赤阪の棚田の二ヶ所です。
因みに奈良は、明日香・稲淵の棚田で一ヶ所。

台風接近で、明日から天気は、大荒れの予想。
晴天は今日一日だけ。
そこで、思い立って、長谷の棚田とその後方に控える三草山(みくさやま)に行ってみることにしました。

行程
8:30能勢電車・山下駅9:00~(阪急バス)~9:21森上(もりがみ)バス停ー9:25岐尼(きね)神社9:27ー9:30観音寺9:32ー9:47慈眼寺9:52ー10:07登山口ー10:17ゼフィルスの森ゲート10:18ー10:35三草山(標高564m・休憩)10:54ー11:06才の神峠(さいのかみとうげ)11:09ー(長谷の棚田・昼食休憩)ー12:21森上バス停13:15~(阪急バス)~13:35能勢電車・山下駅 距離約8.3km 所要時間(休憩含む)3時間00分 累計高度(+)372m


ルート
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 ルート詳細(画像をクリックすると拡大します)

6時半過ぎ、予定より早めに我が家を出ました。
乗り継ぎがスムーズにいき、山下駅に着くと8時30分。
駅前から出るバスは、9時発です。
改札口を出たところにはパン屋さん。

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いい感じの店内

いいところにあります。
誘惑に負けて、モーニングにしました。

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トースト、バター、イチゴジャム、温泉卵、コーヒーセットで500円

駅前から能勢の郷行きに乗り、20分余りで森上バス停に到着。
中高年の男性グループさん3名と、4名の女性グループさんが、一緒に降りました。

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阪急バス、森上バス停

帰りのバス時間を確認して、出発です。
前方、信号のあるT字路を左折してすすむと、すぐに岐尼(きね)神社。

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岐尼神社正面

しばしの時間、立ち寄って神社の前を左に折れてすすみます。
のどかな風景が広がっています。
右前方奥には、これから向かう三草山。

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田園風景の奥に、三草山(中央)

しばらくすすむと、左上に鐘楼が見え、観音寺の前にやってきます。

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案内板を見ると、真言宗のお寺

ここもちょっとだけ寄り道をして、道なりにすすみます。
道路脇に、古い石標が立っています。

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西徒坊妙見山参道の文字が読める

ススキや花を眺めながらすすむと、道はゆるやかな上りになって、収穫期を迎えた栗の木が見られるようになります。

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秋の花が咲く、黄色の花はキクイモモドキ?

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見事な栗がなっている

道は次第に傾斜を増し、周りの樹木も多くなってきます。
左に古墳の標示を見て、上っていくと慈眼寺です。

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岩坪古墳の標示

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これが古墳の一部?

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慈眼寺の角へやってくる

三草山は、慈眼寺の角を左折して、細い路地をすすみます。
その前に、慈眼寺へ。
手入れの行き届いた植栽、庭もきれいに整備されていて、気持ちよくなります。

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正面石段を上る。手入れされた生け垣、植栽

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本堂と松
       
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それほど広い境内ではないが、落ち着いた雰囲気。山門を見る

境内には、墓塔・供養塔などに使われる仏塔の宝篋印塔(ほうきょういんとう)があり、町の文化財となっています。
宝篋印塔は、観音寺にもあったのですが、確認し忘れました。

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高さ2m7cmで能勢町内でも最大規模

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境内で見た彼岸花、花期は終わりだが、すっきりとして惹かれる

バスで一緒だった男性グループさんが、後でやってこられました。
でも、これから先、三草山へ登って棚田へ下るまで誰一人として、人を見かけることはありませんでした。
女性グループさんは、直接、棚田の方へ行かれたのかな?。

慈眼寺から細い路地を抜けると、三草山が正面に見えてきます。
だんだんと傾斜が増してくる道をすすむと、道は二手に。

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路地をすすむ、傾斜のある屋根

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正面に三草山、先に見える民家の前を通り山へ

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民家近くのコスモス

方向からすると、ここは右へ上がっていきそうなところですが、左にすすみます。
よく見ると、「おおさか環状自然歩道」の標識が立ち、三草山の方向が矢印で示されています。

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ここは間違えそう、左です

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道標を確認

分岐のそばに、石で囲ったものがありました。
何かの跡、何に使われたものでしょうか?。

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これは一体、何。炭焼き窯?

左に小さな池を見ると、ほどなく登山口です。
直進すると、府民牧場方面。
三草山は、右に登ります。
ゼフィルスの森0.3km、三草山山頂1.1km、才の神峠まで1.7kmです。

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登山口の道標

三草山ゼフィルスの森の案内板があります。

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詳しい案内板がある

「三草山ゼフィルスの森」
日本に生息するミドリシジミ類の蝶(ゼフィルスという愛称でよばれる小型の蝶)25種のうち、10もの種類が生息している貴重な蝶の楽園です。なかでもヒロオビミドリシジミは大阪府内でここにしか生息しておらず、日本の分布の東限にもなっています。(公益財団法人 大阪みどりのトラスト協会HPより)

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登山口を逆方向から見る、左に登る

ここから山道となります。
石がゴツゴツしているところがありますが、分かりやすい道です。

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登山口を過ぎると、本格的な山道

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石がゴロつき、やや歩きにくい

上るに従い、自然林の良い雰囲気の道となってきます。
急坂のようなところはなく、いかにもハイキング道という感じです。

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枝打ちした杉の小枝が目立つところもあるが…

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自然林のいい雰囲気

木製のゲートを抜けると、ゼフィルスの森です。
三差路になっていて、右に上ります。

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ゼフィルスの森入口

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ここにも案内板

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右に上る

整備された歩きやすい道です。
周りはナラガシワの林。
ミドリシジミは、これを食草としているそうですが、まわりでは、それらしき蝶を見ることはできませんでした。

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ゆるやかで歩きやすい

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この標識を何度か見る

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倒木が塞ぐ、避けて横を抜ける

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頭上はきれいな青空

階段道が現れ、道が急になってくると、ほどなくして山頂です。

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階段道に変わると、山頂は近い

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階段に小さな栗の実が…

山頂は、整備された広い広場になっています。
大勢の団体さんが来られても、十分なスペース。
寝転んでも、いいくらい。
でも、山頂の案内板には「マムシは三草山山頂にもいます!!。灌木、草むらの中に入る場合には充分に気を付けてください」。
ワァー、咬まれたら大変。

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パノラマ写真が掲示されている

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三草山の植物、生き物も紹介されている

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三等三角点がある山頂、東方向を見る

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山頂から南側を見る

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山頂中央にある大きな木

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太陽がまぶしい

東から南西側の展望が開け、パノラマ写真を見ながら場所確認。



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東南方向、右奥は大阪平野

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ズームアップ、背の高いビルは、あべのハルカス?、左後方には生駒山も

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南方向

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六甲山

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南西方向、左端・羽束山、中央・有馬富士、右・大船山

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西方向、大船山

広い山頂、天気も良いのに、誰一人として登ってくる人はいません。
トンボや、蝶々たちが季節を楽しんでやってきます。

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案内板に止まるトンボ

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明るい日差しを浴びて蝶々も楽しそう

しばらく山頂を独り占めした後、才の神峠へと下ります。
こちらも分かりやすい道です。

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山頂から才の神峠へ下る

登ってきた道より、こちらの方が傾斜がきつい感じですが、危険箇所はほとんどありません。

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傾斜のきつい階段道を下から見る

山頂から15分もかからずに、才の神峠。
かっての交通の要衝で、いくつかの道が交わる地点です。

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才の神峠

古い石標があり、石仏が祀られています。

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南無妙法蓮華経の文字

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峠で静かに佇む石仏さま

 一番右の道の舗装道を下ります。

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峠の道標

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峠から長谷の棚田へ続く道を見る

途中に石積みされたところを通ります。
何か、建物でもあった跡?、それとも棚田がここまであったんでしょうか。

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石垣がある

樹林帯の道が開けると、長谷の集落。
民家の間の道を下ります。

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樹林帯を抜ける

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下り道で、森上方向(中央右寄り奥)を見る

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三草山を振り返る

柿が手に届くところに。
美味しそうですが、これは撮るだけ。

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青空に柿が映える

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イヌショウマ?

棚田の稲は、大部分が刈り取られた後でした。
もう少し早ければ、たわわに稔る黄金色の景色が見られたのですが…。
藁葺きの屋根の家もあり、気持ちが落ち着きます。

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日本の原風景

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藁葺き屋根の民家

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歩いてきた道を振り返る

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刈り取り前の稲田と三草山

草むらの道に腰を下ろして、お昼ご飯にしました。
確か、バスの時間は12時35分発。
時計を確かめて、いただきま〜す。

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相方さん手作り弁当

彼岸花には、蝶が舞っています。
小さな花が、いくつもついて、きれい。
でも、花の名前が分からない。

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彼岸花に舞う

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雑草に混じってフジバカマ

棚田と三草山、のどかな田園風景を眺めながら、長谷川に沿ってバス停に向かいました。

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北側から見るとお椀を伏せたような三草山

バス停には12時21分に着きました。
次のバスまで14分。

いい時間に着きました。
しかし、定刻になってもバスが来ません。
いくら待っても来ないので、もう一度、時刻表を確認。

アレッ。見ていたのは10月1日からの新しい時刻表。
現行時刻表は、下に張り出されていました。
次は13時15分です。
その前は12時15分。
完全な見間違い。結局バス停で1時間近く待つ羽目になってしまいました。

ハプニングはありましたが、晴天に恵まれたハイキングでした。
分岐には道標があり、これを見落とさなければ迷うことはない道です。
息がきれるような急登もなく、全般に歩きやすい道で、誰でも安心して登れる山、コースです。
2018.09.28 / Top↑
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