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山と渓谷社刊の「関西周辺の山」に、ゴロゴロ岳という珍しい名前の山が載っています。
六甲山系の山で、名前の由来は、標高が565,6mで、ここから付けられたという説があります。
近場の山で、アクセスもよく、天気も一日良さそうで、ユニークな名前に惹かれて、相方さんと一緒に歩いてきました。

行程
阪神西宮駅9:10〜(阪急バス)〜9:50鷲林寺(じゅうりんじ)バス停ー10:04鷲林寺・若宮神社10:13ー10:28パノラマルート出合10:30ー10:48観音山(標高526m)11:01ー11:38奥池園地(昼食休憩)11:50ー12:38ゴロゴロ岳(標高565m)12:47ー(柿谷道)ー14:38前山公園ー15:12阪神芦屋駅 距離約10.1km 所要時間(休憩含む)5時間22分 累計高度(+)約500m(ー)約701m


ルート

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阪神西宮駅からバスで約40分。
バス停から坂道を少し上り左折。
角に、是レヨリ五丁・鷲林寺参道の石標が立っています。

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鷲林寺バス停、阪急、阪神バスが運行

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信号を渡り、鷲林寺へ向かう

そこそこの傾斜のある舗装道を上って行くと、参道の入口にやってきます。
ここから地道となり、樹林の中の道を上ります。

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車道から別れて、地道の参道に入る

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参道の途中には、石仏が祀られている

右に鐘楼を見て、モミジの多い石段を上ると、鷲林寺の本堂です。
鷲林寺は、高野山真言宗のお寺で、本堂の右には多宝塔があります。

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石段をモミジが覆う

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本堂

本堂にお参りして、多宝塔の横を上っていくと、右に若宮神社があります。

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若宮神社に向かうところで、振り返って多宝塔を見る

若宮神社の境内に入るところに、木製のハイキングルート図が掲げられています。
かなり古く、文字や線は消えかけていますが、パノラマルートとせせらぎルートの二つのコースが、図示されています。

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若宮神社の社をはさんで、二つのルートが通じる

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左のパノラマルート入口

今回は、お社の右からせせらぎルートへ入ります。

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せせらぎルートをすすむ

右側は谷になっていて、せせらぎの音が聞こえてきます。
目の前を小鳥が通り過ぎ、前方の枝に止まりました。
きれいな野鳥です。何の鳥なのかは分かりません。

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右下は谷で落ち込んでいる

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きれいな鳥、すぐに逃げられてしまいました

右に堰堤を見てすすむと、沢に沿う道となり、次第に傾斜が増してきます。

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堰堤がある

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沢に沿ってすすむ

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真っ白なキノコ

沢道から別れて、左方向へ登っていくと、パノラマルートと出合います。
ここから尾根道に入り、周りの視界が開けてきます。

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沢道から尾根道(出合)への上り

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パノラマルート出合

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出合にある標識

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出合から見る六甲の山並み

岩が目立つ道になってきます。
視界良好で心地よい風。
パノラマコースの名前通りです。

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岩場の道

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パノラマルートからの眺め、左・甲山、その手前に北山貯水池

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大阪湾が広がる

岩場にはロープが設置されているところもありますが、使わなくても上れます。

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ロープのある岩場

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岩場を越えたところから見る

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六甲山系の山並み

何ヶ所か倒木が見られます。
歩くには支障ありません。

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大きな木が、根こそぎやられている

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右の木がポッキリ折れている

石のゴツゴツした急坂を登ると、観音山です。

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観音山手前の急坂

大きな岩のある山頂です。
パノラマのような景色が広がり、いつまでも、見ていたい気分になります。

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よく見ると、岩に観音山の文字

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ワイドな景観、生駒山から二上山、和泉山系の山まで見える

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北摂方向、右に甲山

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六甲山の方向

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六甲山最高峰を見る

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山頂で見かけた黄色い実、名前知らず

観音山からしばらくは、平坦で歩きやすい道。
ルンルン気分です。

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倒木の横を通り過ぎる

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自然林が続く

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ちょっとした岩場を上る

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振り返って観音山を見る

道なりにすすめば、ゴロゴロ岳の方向ですが、途中で右に折れ、奥池方向へ下ります。
右折地点は分かりにくく、灌木に覆われた細い道を下ります。

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ここで右折、特に目印はなし

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細い道を下る

下り立ったところには水が流れ出ていて、湿地帯のような感じ。
草むらの中で咲いているウメバチソウを一つだけ見つけました。
ラッキー。

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一つだけ、ひっそりと

笹の茂る沢沿いの道に入ります。
せせらぎの音を聞きながら、ゆるやかな道を下ります。
雰囲気のよい道です。

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左に沢、笹道をすすむ

一ヶ所だけ、道が陥没していました。
ここは難なく通過。

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陥没箇所を振り返る

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相方さん曰く「奥入瀬渓谷を歩いているみたい」

渡渉して沢を右にして歩くようになると、ほどなくゴロゴロ岳の登り口に出合います。
ゴロゴロ岳は後で登ることにして、奥池園地へすすみます。

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渡渉して左岸をすすむ

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ゴロゴロ岳出合、逆方向から見る。左の道を歩いてきた

芦屋市のエリアに入り、道標が多く見られるようになります。
しかも、立派。
行政の財政力の違いなのかな?。

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奥池あそびの広場へ

フェンス沿いの道をすすむと、奥池に出ます。
周回路を左回りにすすみます。

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奥池に出合う。ここを右へ

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出合で振り返る

静かな池畔の風景。
あそびの広場には、色付いたモミジがありました。

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奥池、北側の池には、ゆったりと緋鯉が泳いでいました

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少しだけ色付いたモミジ

奥池を囲む広い園地は、市民の憩いのエリアという感じです。
平日とあって、訪れている人を見ることはありませんでした。

作業員の方が、園内の草刈り作業をしておられ、きれいに整備がされていました。
赤いモミジの見えるところで、石のイスとテーブル席で、昼食休憩にしました。
定番、手作りのおにぎり弁当です。

昼食を済ませ、ゴロゴロ岳へ向かいます。
池を回って、歩いてきた道をゴロゴロ岳出合まで戻ります。

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池畔、周回路脇に残るアジサイ

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周回路からの眺め

出合からいきなりの急坂。
西宮と芦屋市の市境尾根で、通称、飯盛尾根と呼ばれています。

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しばらく急坂が続く

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フェンス沿いを登る

急登が終わると、道は小さなアップダウンを繰り返します。
道標は随所にありますが、雑木が茂り、クモの巣が行く手を遮ります。
小枝を手に持ち、振り回しながらすすみます。

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随所に道標

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クモの巣が邪魔をする

四角い塔の横を通ります。
この塔、奥池からも見えていました。

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塔を右に見る

この辺りは、自然保護地域に指定されていて、その案内板も立っています。

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剣谷自然保護地区の案内板

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フェンスの横を抜ける

山頂に近づくに連れ、建物が見えてきます。
歩きやすい森の景色になります。

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建物が見えてくる

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六甲山系グリーンベルト整備事業の案内板がある

別荘や研修所風の建物を見ながらすすむと、ゴロゴロ岳です。

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三角点のあるゴロゴロ岳山頂

あっけない感じで、山頂に着きました。
隣は研修所のような建物と広い庭。
眺望は効かず、景色も、これと言って見るものもありません。
観音山や尾根道の景観が良かったものですから、ちょっと興ざめの感があります。

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山頂から六甲山の景色、目の前の庭は私有地で入場不可

すぐ傍を車道が通り、車で容易に上がってくることもできます。
早々と山頂を後にして、下山することにしました。

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山頂近くにあるコース案内板

下山道は、苦楽園尾根と柿谷道の二手に分かれます。
距離も時間も短いのは、苦楽園ルートですが、阪急芦屋川方面へ下れる柿谷道ルートをとりました。

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右折して柿谷道コースへ

しばらく歩きやすい道。
テレビ中継所の横を通り過ぎ、気持ち良く下っていきます。

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NHKの中継局

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大きなテレビアンテナ

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この辺りまでは歩きやすい道だったが…

やがて、沢道となり、水の流れる沢を何度か通ることになります。
道が分かりにくいところがあり、GPSを確かめながらの下り。

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水が流れる沢道を下る

鉄塔の下をくぐり、不明瞭な沢道を下ります。

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鉄塔の下を通る

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分かりにくい箇所、なんとか岩の矢印を見つけて下る

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荒れ気味の沢道

堰堤を右に見て、柵沿いを下ります。

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堰堤を右に見てすすむ

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しっかりとした柵がある

沢沿いは湿気が高い分、キノコ類を多く見ます。
水が流れる沢を足場を見定め、下ります。

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大きなキノコ

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雨だと苦労しそうな道

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足の置き所を見極めながら、慎重に下る

二つ目の堰堤に下ったところで、道間違いに気付きました。
本来ならば、(下の地図の)左破線を下り、黄色の車道に出るつもりでした。

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 道間違え箇所、赤線部分

南進して堰堤のところで道がなくなっています。
堰堤を渡り、向こう側に行こうとしましたが、鍵がかかって通行できず。
仕方なく、道なき道を左(地図では右)に登り、クモの巣に手こずりながら、尾根道に出ました。

尾根道に入り、ひと安心。
道なりに下るだけです。

浄水場のタンク横を抜けると前山公園。

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芦屋浄水場

公園内の階段を下り車道に出て、静かな高級住宅が建ち並ぶ家並みを眺めながら、駅へと下りました。

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前山公園入口、車道から撮す

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阪神芦屋駅から振り返る

道間違いもありましたが、変化のある歩きが楽しめました。
観音山のパノラマルートと、奥池に向かう沢沿いの沢道は、雰囲気がよい道です。
観音山とゴロゴロ岳だけなら、奥池を外し、苦楽園ルートを下ると、短時間で歩くことができます。

山で出会ったのは、観音山を越えた先、逆方向から来られた中高年の男性さん1人と、ゴロゴロ岳手前ですれ違った若いトレイルランナーさんの2人だけ。
六甲山系の奥深さを感じさせる山歩きでした。
2018.10.02 / Top↑
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