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晴天なら湖北の山でも歩こうと準備していたものの、イマイチの天気。
さて、どうしようかなと思っているうちに、時間だけ過ぎ、身近な奈良奥山へ。

滝坂の道から奈良・芳山(ほやま)をめざしたのですが、途中で道が寸断され、峠の茶屋までも行けず、引き返さざるを得なくなってしまいました。

行程
近鉄奈良駅10:27ー11:03滝坂の道入口ー11:15寝仏ー11:16夕日観音ー11:27朝日観音ー11:35首切り地蔵ー11:52春日山石窟仏ー12:14地獄谷石窟仏ー13:00首切り地蔵ー13:16三本杉跡休憩所(昼食休憩)13:26ー13:33妙見宮ー13:59春日大社ー14:23近鉄奈良駅 距離約14.5km 所要時間(休憩含む)3時間56分 累計高度(+)約548m


ルート


お弁当とお茶程度のものをリュックに入れ、我が家を出たときには、午前9時半をとっくにまわっていました。
最寄り駅から奈良駅まで20分弱。
東向通り、三条通りと…歩き慣れた道をすすみます。

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近鉄奈良駅から東向通りへ

修学旅行中(遠足かな?)の小学生さんが、グループで、奈良の町中をまわっています。
手には、タブレット。
画面を見ながら、行き先を確認しているようです。
修学旅行も様変わりです。

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この時間、まだ人は少ない東向商店街

猿沢池を右に見て、奈良ホテルの横から、大乗院庭園文化館の前へ抜けます。

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鹿さん、のんびり。猿沢池

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大乗院庭園文化館

文化館前の道を真っ直ぐ東へ緩やかな道をすすむと、奥山遊歩道と滝坂の道との分岐です。
右に曲がり、すぐに左に折れます。

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奥山遊歩道と滝坂の道との分岐、標示あり

「親ろく地蔵尊」を右に見てすすむと、柳生(滝坂の道)の標識。
その先を右に曲がれば、白毫寺、高円山登山口の方向です。

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親ろく地蔵尊が祀られている

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直進し滝坂の道に

住宅街を抜けると、春日の森で、舗装路から地道と変わり、滝坂の道入口です。

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滝坂の道に向かう途中で、振り返る

入口は倒木、落石、崩落により通行禁止になっています。
ここは、自己責任で、横から入りました。

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入口は通行禁止

まわりに注意をしながら、すすみます。

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荒れ気味だが、しばらくは支障の無い道

左に妙見堂五丁の石標を見ると、石畳の道に変わります。

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左にいくと、妙見堂

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石畳が続く、妙見堂分岐を過ぎた辺り

沢(能登川)に沿う道です。

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ほどよい傾斜の石畳道

石畳の左に、小さな岩のような石が一つ。
後ろ側へまわると、頭を左にして合掌する仏さまが刻まれています。
寝仏の標示が無ければ、見過ごしてしまいそう。

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仏さまが刻まれている(寝仏)

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振り返って見る(右に寝仏)

そこから、少しすすんだところに、夕日観音。
左斜め上、視線を向けた大きな岩に、仏さまが刻まれています。

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滝坂の道から見る夕日観音

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アップして見る

この辺りから、かなり道が荒れていました。
倒木が石畳を覆っています。
処理されて、なんとか人は通れるようになってはいますが、岩肌に亀裂が入り、大きな台風や大雨が降ったら崩れそうなところがあります。

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倒木、崩落した道

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くぐって通り抜ける

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通行注意の張り紙、注意して渡る

緩やかな勾配で、沢に沿う道は、ハイキングにはうってつけ。
通行止めになっていなければ、多くのハイカーさんが行き交う道です。

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荒れていなければ、いい雰囲気の道

沢を挟んで、三体の仏さまが刻まれた朝日観音を見ます。
高円山の頂きからさしのぼる朝日に、真っ先に照らされるところから、名前が付けられたそうです。
実際には、観音さまではなく、弥勒仏、左右は地蔵仏だと、案内板に記されていました。

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鎌倉時代の代表的な石仏で、作者は夕日観音と同じ

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750年ほど経つのに、はっきりと残っている

夕日観音からほどなくして、首切り地蔵のある休憩所に着きます。
東屋とトイレがあります。
東屋は昨年の台風で、崩壊し、新しく造られていました。

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大きな樹木を見て通る

休憩所のところにも、通行禁止のテープと注意書きが、されていました。

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通行止めになっている

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休憩所側から見る

東屋で、一人の外人さんが、休憩中でした。

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いつもなら、何人かの人が休憩しているのですが…今日はお一人だけ

首切り地蔵の前を通り、地獄谷新池の畔へと足をすすみます。

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荒木又右衛門が試し切りしたと伝えられる首切り地蔵

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とても静かな地獄谷新池

池のところで、春日山石窟仏と地獄谷石窟仏の道に分かれます。
大回りになりますが、春日山石窟を見て、地獄谷石窟へ向かうことにしました。

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地獄谷園地の道標

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地獄谷園地の遊歩道も荒れている。春日山石窟へ向かう途中で振り返る

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春日山石窟へ続く階段

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周りは、春日奥山古事の森となっている

春日山石窟の手前30mのところで、またもや、通行止め。
ここも、自己責任で、登りました。

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石窟まで30mなのに、通行止め

荒れてはいますが、問題なく通ることができました。
石窟の中に、いくつもの仏さまが彫られています。

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囲いがあり保護されている春日山石窟仏

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真新しい案内板がある

仏さまは、とても、安らかなお顔をしておられます。

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石窟の中の仏さま

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眺めていると、気持ちが落ち着いてきます

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壁面に刻まれた仏さま

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たくさんの仏さまが並ぶ

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別角度から石窟を見る

石窟の右の道を上って下ると、奈良奥山ドライブウェイです。
一度、ドライブウェイに出て、地獄谷石窟へと向かいます。

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ドライブウェイにある春日山原始林の注意書き

石切峠への分岐を左に見て、地獄谷石窟の登り口に着くと、ここも、通行禁止。
いたるところで、道がやられています。

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地獄谷石窟の登り口にある案内板

階段を上って、行けるところまで、行ってみることにしました。

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ドライブウェイから階段を登る

平坦な道になってしばらく行くと、左脇で大きな根の塊を遊歩道へ向け、大木が倒れていました。
さらにすすむと、何本もの倒木が道を塞いでいます。
手が入れられていて、何とか、通路は確保されています。

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倒木の下を通り抜ける

その先は、完全に道が塞がり、ここは巻いてすすみました。

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道が塞がれ、巻いてすすむ

地獄谷石窟手前が特に酷い状態でした。

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越えたところで振り返る

地獄谷石窟仏のところへやってきました。
石窟そのものは、囲い保護されています。

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地獄谷石窟仏

ここの石仏は、まだ、極彩色の名残があります。

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石窟の仏さま

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きれいな色が残されている

石窟の前に展望台があり、被害の状況がよく分かります。

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何本もの倒木に台風の凄まじさを感じる

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石窟と展望台を振り返る

柳生の方へすすみます。
風で吹き飛んだ、枝木が散乱しています。
くぐったり跨いだりして、すすみますが、右斜面の傾斜がきついところで、倒木が道を塞ぎ、それより向こうへはすすむのが困難になってしまいました。

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明るい展望のよいところを通過

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ここはくぐって通りましたが、この先が酷い状態で、引き返し

予定では12時半には、峠の茶屋へ着くはずだったのですが、石切峠を前にして、この時間をまわっています。
引き返して、別ルートはないかと探すも、見つからず、早々と諦めました。

首切り地蔵のところまで戻り、そこから広い奥山遊歩道に出て下ります。

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首切り地蔵・休憩所(往路で撮す)

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奥山遊歩道を下る

途中に三本杉跡の休憩所があり、ここで遅い昼食を摂りました。
滝坂の道に入り、ここまでに出会ったのは、外人さんと2組のハイカーさんだけ。
とっても、しずかなお昼ご飯。

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三本杉跡休憩舎

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相方さんお手製の海苔巻きと焼き芋、他にゼリーとアメ玉

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後ろの古株が三本杉かな?

傾斜のゆるやかな道です。
ジョグを交えて下りました。
とても、気持ちのよい下りです。

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ジョグで下るには、最適な道

途中に、妙見宮があり、寄ってみます。

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ちょっと長目の石段を上る

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奥山にひっそりと佇むお社

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ここが一番奥のお社

元の道に戻って、軽快に遊歩道を下ります。
滝坂の道に並行する道ですが、何度も曲がり下りする道なので、距離はこちらの方が長くなります。

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奥山遊歩道にある案内板

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滝坂の道との分岐に戻る、往路は左の道

帰りはささやきの小径を通り、春日大社から、新しくできた興福寺中金堂を眺めて駅へ戻りました。

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若宮神社から春日大社へ

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ここまで来ると観光客が多い

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再建された興福寺中金堂、一般拝観は、今月20日から

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落慶法要が終わったばかり

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興福寺中金堂と五重塔

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近鉄奈良駅とうちゃこ

滝谷の道は、ほぼ通行止の状態です。
特に、地獄谷石窟から石切峠へ向かう道が酷い状態で、通行できるまでには、日数がかかると思われます。
本来なら峠の茶屋の先から芳山へ登り、鶯の滝へ寄って帰ってくるつもりでした。

滝坂の道が通行不能のため、奈良から柳生には、奥山遊歩道から奥山ドライブウェイに出て右折し、しばらくすすむと、舗装道の道が左に見えてくるので、ここを左折して、石切峠、峠の茶屋のルートをとれば、行くことができます。

消化不良のような山歩きになってしまいました。
2018.10.12 / Top↑
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