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山歩きの教室で、大峰山系の行者還岳(ぎょうじゃかえりだけ)へ行ってきました。
行者還岳は、奈良県の天川村と上北山村の境に位置し、その険しさにより、役行者がこの山を見て、引き返したというところから、名前がついたと言われています。

行程
橿原神宮前駅8:00〜(バス・道の駅黒滝で小休憩)〜9:52登山口(国道309号線No90標識)10:02ー11:11大峯奥駈道出合ー12:00行者還避難小屋(昼食休憩)12:26ー12:59行者還山頂(標高1546.2m)13:10ー13:42行者還避難小屋13:48ー15:22登山口15:30〜(バス・駅の駅黒滝で小休憩)〜17:32橿原神宮前駅 距離約7km 所要時間(休憩時間含む)5時間30分 累計高度(+)約691m


ルート
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ルート図詳細(画像クリックで拡大)
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橿原神宮前駅からバスで、天川川合を通り(途中、道の駅・黒滝で小休憩)、国道309号線を川に沿い登山口へ。
清流が美しい川迫(こうせい)川に沿う道は、国道と言いながら、すれ違うことが困難なほどの道幅。
そんなところをマイクロバスは、すいすい上っていきます。

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国道309号線から川迫川の渓谷を見る

山間深く、白子谷付近へ来ると、車窓からこれから登る鋭鋒の行者還岳が見えてきます。

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車窓から見る行者還岳

トンネル西口の広い駐車場を過ぎ、トンネルを通り抜け、しばらく下ったところが、今回の登山口。
国道309・90のプレートのあるところです。

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ここで下車

マイクロバスが、方向転換できるほどの道幅があり、少し後方に、登山口のとりつき。
鉄製の階段を登っていきます。

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鉄製の階段を上る

急な階段を登り終えると、ジグザグの山道です。
結構、急坂。

道標はなく、赤テープが頼りです。
しばらく登ると、支尾根の道。
ブナやヒメシャラなど落葉広葉樹の道で、大きくて、ユニークな形をした木が多く、うれしくなります。

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かなりの急坂

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階段道を交え登る

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どうして、こんな形になるのだろう

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知恵の輪のような木

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でっかいなぁ

きのこ類も多く見ます。

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きれいなきのこ

急坂ですが、癒やされる道です。

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大峯の奥深さを感じる

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景色を味わいながら、ゆっくり登る

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大きなヒノキ

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岩に張りつくたくさんの根

山の稜線が見えるようになり、樹木の色づきが濃くなってきます。
今年は、大きな台風の襲来で、多くの樹木が被害に遭い、紅葉にも影響しているように感じます。

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色づく樹木

右に、大普賢岳から和佐又山。
薄雲がかかり、色彩が不鮮明なところは残念ですが、視界は良好。

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左に大普賢岳、右は和佐又山

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和佐又山アップ

やがて、清明の尾から続く稜線に出ます。
とても、明るい尾根です。
ここで小休憩。

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尾根出合で小休憩

かなり古い頃ですが、ここまで車で上がることができたそうです。
その残骸が残されていました。

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長い年月、放置された車両

ここで左に方向をとり、しばらくは平坦で歩きやすい道。

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尾根とは思えない道

笹の覆う急坂に変わり、右に奥駈道の稜線が見えてくると、ほどなくして奥駈道との出合です。
 
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一面、笹が覆う

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  奥駈道の稜線が見えてくる

ここから行者還岳に続く稜線は、とても、眺めの良い道。
間近に、弥山、八経ヶ岳、右には鉄山が見えています。
いい眺め。

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奥駈道出合

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出合から見る八経ヶ岳(左)弥山(中央)、鉄山(右端の木に隠れている)

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鉄山(中央右下、三角に尖った山)

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奥駈道、出合から弥山の方側を見る

出合で右折し、行者還岳へ向かいます。
小さな上り下りを繰り返す道です。

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奥駈道を北へすすむ

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左・行者還岳、右に大普賢岳

両サイドに視界が広がる開放的な景色。
飽きがくることのない展望の良い道です。

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行の道というより癒やしの道

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奥駈道から見る弥山

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奥深さを感じさせる風景

石標が立っています。
お馴染みの奥駈道石標。
行者還岳まで1.8km。

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弥山まで5.1km、山上ヶ岳までは9.9km

ここから左に巻くようにすすみます。
苔むした景観が広がっています。

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苔むす景観

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マムシ草もある
 
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巻いてすすむ

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幹にも苔が

そこを過ぎると、石灰岩が点在する景色となります。
枯れてしまっていますが、バイケイソウも多いところです。

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ゴツゴツとした石灰岩が露出

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夏にはバイケイソウが咲く道

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まだ残るトリカブト

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可愛いキノコ

さらにすすむと、倒木が目立ってきます。
ここまでにも、倒木はありました。
でも、ここは、大木が多く、ところどころで道を塞いでいます。

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倒木が多くなる            
     
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何本もの木が、根こそぎ倒れる

台風が直撃したとは言え、ひどい被害です。
いたるところに、爪痕が残っていました。

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これは古い倒木、奥に大普賢岳、和佐又山

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幹に付けられた道標

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無残な姿の樹木

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倒れた木の傍らで、新たな芽も出ている

正面に行者還岳の大きな姿が見えてきます。

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行者還岳が目前

天川辻の石標を過ぎると、行者還避難小屋です。

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天川辻の石標

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天川辻のお地蔵さま、通行人安全の文字が読める

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お地蔵さまが見守る道

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黄葉がきれい

行者還岳避難小屋は、山頂直下にあります。
ここから山頂まで30分余り。
昼食休憩をとり、その後、山頂へ。

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山頂直下の行者還避難小屋

山頂へは、右から巻いて登ります。
しばらくすすむと、荒々しい岩場。

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岩場の道に変わる

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行者還岳の山肌

厳しい上りとなり、階段やロープが設置された急坂をすすみます。
役行者が引き返したことが肯けます。

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今は階段、ロープがあり、安全に登ることができる

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慎重に登る

階段を終えても、急登は続き、それを乗り越えると稜線で、左に折れて山頂です。

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階段を終えて、ササの急登をすすむ

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稜線に出て、左に登っていく

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大普賢岳が間近に

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山頂までもうすぐ

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幹についているのは、きのこ?
                                 
周りに、シャクナゲが多く自生する山頂です。
錫杖が立ち、標識の根元には、小さな仏さまが、見守ってくれています。

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行者還岳山頂

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三等三角点と仏さま

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山頂で記念撮影

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三角点から見る八経ヶ岳、弥山

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山頂は樹木に囲まれている

少し南へ移動したところに、展望の良いところがあります。

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この岩の下は断崖絶壁、絶壁の上から恐る恐る撮る

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眺めは絶景

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弥山に続く稜線を見る

展望を楽しんで、往路と同じ道を下ります。

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山頂から下る

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稜線から右に下る。直進すると七曜岳、大普賢岳

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ササ道から階段に下る

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下りは、より慎重に

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たくさんのお札、往路では気付かなかった

ケガもなく、無事、下山しました。
整備体操をして、山歩き終了です。

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事故なく下山

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整備体操で終了

歩いた道は、行者還岳への最短コースです。
登山口で、すでに標高1000mを超え、大峰の山にしては比較的、楽に登ることができます。
変化に富み、展望がよく、飽きることのない道です。
とても、気持ち良く歩くことができました。


2018.10.16 / Top↑
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