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奈良近辺の低山は、今が紅葉の真っ盛り。
安近短の紅葉狩りを兼ね、生駒山系の高安山から信貴山を歩いてきました。
2年前に一度歩いています。
今回は、相方さんと一緒に、ゆっくりのんびりペースのハイクです。

行程
近鉄服部川駅10:22ー10:44不動院ー11:15東屋のある休憩所11:27ー11:45信貴生駒スカイライントンネルー11:57高安山山頂(標高487m)11:58ー12:08高安城倉庫址(昼食休憩)12:30ー12:54信貴山城趾(標高437m)・空鉢護法堂(くうはつごほうどう)13:05ー13:17朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)本堂ー14:14信貴山バスターミナルー(ケーブルカー跡ハイキングコース)ー14:38近鉄信貴山下駅 歩行距離約8.3km、所要時間(休憩含む)4時間16分、累計高度(+)約586m(ー)約573m


ルート
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近鉄服部川の駅舎を出て、細い路地を左に少しすすみ、次の辻で右折。
角に道標が立っています。

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近鉄服部川駅

ゆるやかな住宅街の道を上っていきます。
右前方には、高安山のある山並み。

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住宅街を上っていく

道路脇には、要所に道標があり、確認しながらすすみます。

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新しい道標も設置されている

道は次第に傾斜を増し、身体が温もってきたところで、左に入る分岐があります。
高安山は、ここで左の細い道にすすみます。

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高安山への分岐、左に入る。右側に道標あり

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すすむと、この道標

住宅街を抜けると、静かな樹林の道になり、傾斜がさらにきつくなります。

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住宅街を抜けると、傾斜が急になる

眼下に市街地が広がって見えるようになります。

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イチョウが道を染める

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大阪市街地を眺める。靄っていて視界はイマイチ

急坂を上ると、不動院です。
舗装道は、ここまで。
右の登山口に入ると、山道となります。

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不動院、右手に登山口がある

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右の山道を登る

登山口に入ったところに、

イノブタに注意。
これより先通行止め。
ハイキングをされる場合は無理をせず、ケガ等に注意して安全に楽しみましょう。
枯れ枝が落ちてくる恐れがあるため、ご注意下さい。


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登山口の注意書き

イノシシではなくて、イノブタというのがちょっと気になりました。
注意してすすみます。
道はところどころで荒れています。
ササが生い茂り、枝が散乱。
枝木の処理は成されているので、通行することに、支障はありません。

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ササが茂る道をすすむ

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白い山茶花と紅のモミジが互いを引き立たせる

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枝木が散乱、足元に注意してすすむ

広葉樹主体の樹林は、カラフル。
それに常緑樹の緑が相まって、変化のある景色を創り出しています。

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個性のある樹形、様々な色が合わさって、目を楽しませる

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樹林の間に覗く景色。靄っていなければ、あべのハルカスや六甲が見えるのだが…

頭上は黄葉(紅葉)、足元は落葉が染めています。

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光で照らされる落葉の道

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紅葉とササの景色

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青い空に、黄葉が際だつ

 踏み跡のしっかりついた道ですが、ところどころで道が細くなっていたり、倒木でふさがれています。

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細い道を通る

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倒木、巻いて通る

東屋のある休憩所にやってきます。
周りは、焼けるような紅葉。
生駒山系の中でも、屈指の紅葉スポットです。

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左に休憩所

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モミジに包まれた東屋

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屋根の上に、落ち葉が積もる

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紅葉、真っ盛り

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下はササが覆う

これほどの紅葉スポットであるにもかかわらず、誰もいません。
2年前、来たときにも、この景色を独り占めでした。
駅からゆっくり歩いても1時間もかからないのに…。

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まさに、圧巻

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紅葉のグラデーション

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散ったモミジが窪みに降り積もる

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樹齢を重ねた木肌にモミジが引き立つ

高安山へは、ケーブルで登れても、ここへは歩いて来るしかありません。
それだけに、あまり知られていないようです。

ずっと見ていても飽きない景色ですが、先へとすすみます。
休憩所から10分ほどすすむと、道は左右に分かれます。
角にお地蔵さまが立っています。

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休憩所からお地蔵さまのある分岐に向かう

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道行く人を見守るお地蔵さま

右は高安方面。左は十三峠から生駒山の方向です。
どちらにすすんでも、生駒縦走路へ出ます。

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分岐から十三峠・生駒山方向の道を見る

右に折れ、高安山への道をすすみます。

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分岐から高安山方向の道

石垣が残り、ひんやりとした空気が感じられるところを通り過ぎます。

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苔が生え、ハーフトーンのような景色

ササのトンネルに差し掛かったところで、突然、鳥が飛び出してきました。
ビックリしました。
かなり、大きめ野鳥で、勢いよく飛び去って行ったので、姿も形も見えないほどでした。
誰も来ないと思っていたのに、変な大人がやってきたものですから、驚いて飛び出したのでしょう。

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ササのトンネル、突然、鳥が飛び立つ

その先では、桜の大木が根元から激しく折れていました。
道を塞いでいて、身体をくねらせながら、くぐり抜けます。

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ザックが木に当たって、通るのにひと苦労

ササの道を抜けると、信貴生駒スカイラインに出ます。
スカイラインは、交通止めになっていました。

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スカイライン出合

そばに、一元の宮の大きな看板が立っています。

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スカイラインは通行止め

スカイラインを横切り、生駒縦走路に入ります。
すぐにあるトンネルをくぐり、縦走路に従います。

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スカイラインの下を抜ける

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縦走路の道標に従いすすむ、ここから高安城址まで1km

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生駒縦走路は近畿自然歩道。道標、案内板が充実

イチョウの絨毯を踏み締めてすすむと、一元の宮高安山聖地を右に見て、上っていくと、信貴山(朝護孫子寺)とケーブル駅の分岐です。

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黄色く染まる道、まるでイチョウの絨毯

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朝護孫子寺と高安山駅分岐

分岐から駅側に少し歩いた右に、高安山の登り道があります。
山頂まで、距離はさほどありません。

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高安山とりつき、道標、電柱に標示あり

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山茶花が咲く

標高487.4m。三等三角点のある山頂です。
樹木に囲まれ、視界はききません。

山頂は、松永弾正久秀の出城が築かれた場所と言われています。
今では、これという特徴のない山頂です。
目立つのは、ここへやってきた人たちの登頂プレート。いくつもありました。

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中央に三等三角点がある

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山頂からわずかに垣間見える大阪の街

分岐へ戻り、信貴山へ向かいます。
スカイラインを横切り、樹林の道をすすみます。

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スカイラインを横切る

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スカイラインを横切り、登山道脇にある道標

前半の登り道とは違い、とても歩きやすい道です。

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やるやかで歩きやすい道が続く

高安山山頂から5分余りで、高安城倉庫址の分岐です。
道標があり、左に100mほどすすむと、礎石だけが残る倉庫址です。

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礎石が残る倉庫址

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倉庫址から生駒山を望む

陽の当たる礎石に腰掛け、昼食タイムにしました。

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整然と礎石が並ぶ。ササが刈り取られ、陽だまりのような広場になっている

手作りの海苔巻きです。
暑く無く、寒く無く、風も無く、とていい気分。

分岐に戻り、信貴山へ向かいます。
道標が要所にあり、分かりやすく、迷うことはありません。

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要所に道標がある

道脇の古くなったベンチは、処理された木材で補強されています。

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道脇の休憩ベンチ

緩やかな道を鞍部へ下り、登り返すようにすすみます。

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鞍部にある道標

途中に松永屋敷跡の分岐があります。
左に、しばらく下ってみましたが、距離が分からず、途中で引き返しました。
(帰ってから調べてみると、この分岐から歩いて5分のところにあるようです。次回、行ってみようと思います)

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松永屋敷跡に下る分岐

元の道に戻りすすむと、林道のような道に合流。
ここで右折し、登っていくと、信貴山城址です。

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林道らしき道に出合い、右に登る

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出合のところに置かれている標識

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広場のような信貴山城址

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石標が立つ

城址から朱色の鳥居をくぐった先に、空鉢護法堂があり、信貴山の最高点はここになります。
ここまでやってきて、やっと、人に出会いました。

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右に上ると空鉢護法堂、左は朝護孫子寺本堂への下り道

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空鉢護法堂、灯明が揺れている

空鉢護法堂(くうはつごほうどう)は、毘沙門天王のご眷属、八大龍王の上首・難陀竜王(なんだりゅうおう)を祀っております。

読んでも、よく分かりません。
参拝のときには、朝護孫子寺本堂そばの水屋に備え付けのポットに水を入れ、持参してお供えするようになっています。
逆コースに歩いているので、これはできません。
一願成就のご利益を得られるそうで、願いを書いたたくさんの絵馬がかけられていました。

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空鉢護法堂の舞台

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舞台の一角には方位盤もある

眺めのよい舞台ですが、靄っていてはっきりしないのが残念です。
目を凝らすと、なんとか信貴のどか村の広い斜面が見えます。

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舞台から見る景色(南側)

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お堂の北側は紅葉一色

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きれいです

お堂の周りには、寄進された人の名前が書かれた鳥居や石碑が並んでいます。

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織田信長・お市の名前もある

空鉢護法堂から九十九折りの長い参道を下ります。
多宝塔まで下りてくると、参拝客が目立ってきます。
紅葉には一番いい時期ですが、思っていたほど人は多くありません。

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多宝塔、左の参道が空鉢護法堂に続く

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紅葉と十三塔

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本堂

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境内の紅葉は今が盛り

本堂にお参りして、舞台から景色を眺めます。

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本堂と舞台

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舞台から見る眺め

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舞台から下の参道を見る。大寅や鳥居が見える

参道を下ります。

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本堂階段上から参道を見る

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灯籠と紅葉

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境内の見事な紅葉

千手院の前では、明日行われる大根だき会(え)の準備中でした。
明日だったら、厄除長寿祈願の大根が食べられたのに…。

代わりに、千手院のお堂前に吊り下げられていた作り物の大根に抱きついて御利益を願いました。
愛嬌のある大寅の前を通り、仁王門から門前通りへすすみ、展望台に立ち寄り。

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大寅と本堂

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仁王門近くから見る本堂と信貴山

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仁王門

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門前通りのお地蔵さまと紅葉

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静かな門前通り

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展望台に続く遊歩道

東屋のある休憩所で小休憩。
紅葉の景色を眺めながら、インスタントコーヒーで、ティタイム。
休憩中に、高齢のご夫婦さんが、通り過ぎていきました。
ご夫婦さんは、一番高い展望台で、お弁当タイムでした。

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展望休憩所

信貴山は、雌山と雄山からなる双耳峰です。
展望所から見ると、そのことがよく分かります。

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展望所から雌山(左)と雄山(右)を見る

かって栄えた旅館街の通りに、立派な石の祠の中に、観音さまが祀られています。
空洞になった桜の古木の中で、合掌されています。

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空洞になった中に祀られているさくら観音

門前通りを抜けると、バス停で、ここは旧ケーブル駅があったところです。
その先に、ケーブル跡のハイキング道が通じています。

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ここから直線のハイキング道を下る

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ケーブルが通っていたかっての面影が残る

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下り道から南側に、葛城山が見える

階段を上ると、舗装道に出ます。
右に信号があり、通りを渡り、真っ直ぐ下れば近鉄信貴山下駅です。

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階段を上って、舗装道へ

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直線の舗装道を下れば、突き当たりが駅

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信貴山下駅、ここでフィニッシュ

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駅構内には、ケーブルカー(1983年廃止)の一部が保存展示されている
                                      
ゆっくり歩き、休憩を入れて4時間と15分ほど。
距離は8km余りで、ほどよいハイキングコースです。
不動院からスカイラインに出るまでの登りは、荒れているところが多い道ですが、道標、踏み跡はしっかりしています。
歩き始めから終わりまで、紅葉の景色を眺めながらの楽しいハイクでした。
2018.12.01 / Top↑
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