県庁前駅からモノレールに乗って終点首里駅で下車。
小雨が降っていたため、途中のコンビニで傘を購入。
沖縄芸術大学の前を通り、円鏡池に浮かぶ弁財天堂見ながら首里城に向かいました。
円鏡池では池端の石垣の上で、鶏のような鳥がリラックスした姿で寝そべっていました。
かっての琉球王国の象徴・首里城は、そのスケールの大きさに圧倒されます。
世界遺産に指定されている園比屋武御嶽石門のところに来ると観光客がどっと増えます。
有名な守礼門を写真に撮って、首里城の本殿へと上がっていきます。
琉装(沖縄民族衣装)姿のお嬢さんが雨の中で立っています。
歓会門をくぐると、その全容が目の前に飛び込んできます。
沖縄戦で首里城は焼失しましたが、その主要な建物や門は1992年11月に復元され、朱色の鮮やかな姿が甦っています。
そのもとは中国や日本の文化を融合した14世紀末に創建されたお城です。
正殿入口、ここから入城料が必要です
多くの中国人が観光で来ていました。
特に入城料を支払って入った正殿は、中国語が飛び交っていました。
あまりの人の多さに、ゆっくり見ている余裕もなく、人混みにもまれながら外へ出ました。
首里城から眼下に那覇の町並みが広がって見えています。
首里城を後にして、玉陵(たまうどぅん)に行ってみました。
首里城と距離はそれほど離れていないにもかかわらず、観光客はほとんどありません。
亜熱帯に育つ大きな樹木が目をひきます。
世界遺産に指定されていますが、首里城と違い、王陵は文字通り、王様一族のお墓です。
その勢力の大きさをまざまざと感じさせます。
モノレールを牧志駅で降り、昼間の国際通りを歩きました。
にぎやかで華やかな夜の印象が、日中は落ち着いた街の姿に戻っていました。
雨はすっかり上がり、青空が見えています。
お土産の紅イモタルトを買いました。
あたたかかった沖縄。
3日間の沖縄の旅も、もう終わりです。
楽しい時間は直ぐに過ぎてしまいました。